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プロローグ

頑張って書いていきます。宜しくお願いします。

年齢34歳、バカ、ブサイク、デブ、若ハゲ、ニートの俺こと神谷光一は今日も深夜ポテチとコーラをつまみにオンラインゲームをしていた。


 「くっそーまた負けた。このゲームクソゲーじゃねーか、やめだやめ」


 俺はゲームのコントローラーを壁に投げつける。思わず癖で床ドンも行っていた。


 「うるさいぞ出来損ないが、深夜だぞ。お前はニートの生活だからいいかもしれないが、周囲は社会の一員なんだ。ニートならニートらしく大人しくしていろ」


 俺は父親にドア越しに怒鳴られる。俺は思わず瞳から涙が流れていた。


 「全部親の責任じゃねーか。遺伝子、環境のせいだろうが。俺の責任じゃねーよ。ったく好きでブサイクやバカになりたかったわけじゃねーよ。ブサイクでバカだからデブになってニートになったんだろうが」


 一人小声で愚痴を言いながらベッドに横たわる。俺はそのまま睡眠に入ってしまった。


 俺は朝方急に息が苦しくなり、目が覚める。するとそこには涙を流しながら俺の首を絞める母親の姿がそこにはあった。


 「た、助け……ぐあっ、し、死ぬ」


 「死ね親不孝者が。お前のせいで母さんはどれだけ苦しんだと思っている、お前なんか産まなければよかったんだ」


 「ま、待てよ。……さ、殺人犯に……な、なる気なのか」


 「その覚悟だよ」


 俺は母さんの腕を必死にほどき、ベッドから起き上がる。すると俺の腹部に何かが突き刺さる音と痛みがした。


 「がはっ、ははっ、何だこれ」


 俺は腹部に目をやると、腹部には包丁が突き刺さっていた。服に血が滲む。余りの痛みに俺は意識が遠のく。母さんは俺の腹部から包丁を抜き今度は目に突き刺す。

 

 「うわああああああああああああああ。やめろおおおおおおおおおおおお、死にたくないいいいい」


 その後も複数箇所刺され部屋は血だらけになっていた。


 俺は34歳の若さで絶命した。


 

 俺は再び目覚めると真っ白な空間に立っていた。

 

 何だここ? 俺は……そうだ。あのババアに刺されて死んだんだ。何で俺がこんな目に。学校では苛められて暴力を振るわれるし、何度も交通事故に合い死にかけるし、おまけに実の母親に殺されるのかよ。


 努力すら許されなかった哀れな人生だ。


 「大変おめでとうございます。貴方は哀れでクズでどうしようもない人生を送った第1号として選ばれました。よって女神であるこの私が慈悲としてチートスキルを授け異世界転生させましょう。本当におめでとうございます」


 「は⁉ 意味不明なんですが」


 「あなたの人生見ていて不快指数が高すぎたので、異世界転生させてあげます。そしてチートスキルを差し上げます。では頑張って下さいね。来世は幸運ある人生を歩めるといいですね(笑)」


 俺は意味不明のまま女神とやらに異世界転生させられました。そしてチートスキルを手に入れました。

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