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第4話 美女で野獣との遭遇

もう何なんだ…

まだこの世界のこととかすら全然分かってないというのに、服が着れない僕に痺れを切らした"エリート"の男に服を着せられているのを猛獣の様に怒り狂っている女に見られてしまった…

「ああ!?テメエなあ、こんな美少女がショタコンの男と付き合ってたとかありえねえんだぞお!!いますぐその変態な性癖直して来やがれクソったれ!!!!」

「まっ、待ってくれ!これは誤解なんだよ〜!」

どうやら何かを誤解している猛獣女とエリート男は付き合っていたらしい。ところでこの女も自分のことを美少女、などと褒めている。エリート男も自分を賛辞する言葉ばかりいっていたし、この世界の人々の特徴なのだろうか?

「ゴチャゴチャうっせーんだよ!クズがああああ!!」

うわっ!あの猛獣女、こっちに100kgはありそうな石像を飛ばしてきやがった!!

「ギャー!180万円の石像がああああ!」

エリート男は自分の方に石像が飛んできた訳でもないのに猛獣女のように叫び始めた。いったい何を恐れているのだろう?まああの女は叫んでるだけでも魔王四天王の斧使い(ウオーリア)より怖いが…

「なあにが180万じゃあ!私にはエリート官僚候補とか言ってたんだからそのくらい払えんだろうがああああ!!」

「ひい!すみませんでしたー!!」

さすがのエリート男もさすがに謝り始めた。…うん。僕もそれがいいとおもうぞ。

「そんなセリフいらねえんだよ!お前をもうどんな女とも付き合えない体にしてやろおかああ!?」

「ひいいいいいいい!!」

猛獣女がエリート男の股間を踏みつけようとしたとき、変な音がする扉から人が入ってきた。

何だか大人しそうな女だったが僕はかなり不安だった。

なぜならその女の顔を見た猛獣女の顔がみるみる青ざめていったからだ。

(注)人間は皆ナルシストではありません。しかし王子が言った通りこのマンションの関係者はナルシ多めです。

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