表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
せっかく異世界来たんだしのんびり日記でも書こっかなぁ  作者: 豚煮豚


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/14

15年 10月18日

 

 街を歩いていると路上パフォーマンスみたいなのがやってた。


 なんかキレイな女性が歌ってましたよ。


 ギター?ではないけどアコギみたいなやつもって。


 いかにも中世ヨーロッパ!って感じの音色でふんすいのとこで歌ってました。


 ふんすいってどう書くんだ?


 割りと弱いんですよねぇ、こういうよねぇ。


 ふんかのふんってことはわかってるんだけど。


 まぁ、別にいいや。


 めちゃくちゃいいもの見た気持ちだ。


 もう聞いてた途中から絶対に日記に書こうって思ってたもんね。


 大人しそうな女性だったけどステキでした。


 ノビノビした感じの歌でよかったぁ。


 またやってくれないかな?


 これから散歩するときはあのふんすいのとこをルートにしよ。


 また聞きたいなぁ。


 ついつい立ち止まってしまいましてね。


 しまいにはお金までアレしちゃってね。


 なんかこういうのいいよなぁ。


 元の世界だと路上パフォーマンスとかみてもなんとも思わんかった。


 てかむしろ迷惑くらいに思ってた。


 だってどうせ有名になるためにやってるわけだしさ。


 有名になるためになんか街でアレコレされても困るというかね。


 でも、あの人はそういうの多分ないはず。


 歌うのが好きだから歌ってる感じがしてよかったなぁ。


 ぼくも好きなことを好きな風にやりたいわぁ。


 まぁ、好きなことなんてないけどさ。


 この世界ではまだ好きなこともやりたいこともないお。


 だから、どうしよっかな。


 都会に行ったらなんか面白い物でも見つかるのかな? 


 みんなそれで都会に行くの?


 ぼくはここで生きていたいけど、どうなるんでしょうか?


 それ以外には特になんにもなかったね。


 なんかもうニートみたいな生活なんだけど。


 まぁ、ニートなんだけど。


 なんか働きたいなぁ。


 働きたい願望がわいてきている。


 でも、働いたら働いたで休みたいってなるよねー。


 ないものねだりなんですよ、結局は。


 ちょうどいい仕事ないかな?


 一週間に一回だけみたいなそういう生活がしたい。


 フリーター的な生活をしたいおー。


 なんか聞いたことあるけど江戸時代の人ってフリーターみたいに生きてたらしい。


 やっぱり働きすぎるのって資本主義のアレですか?


 普通に生きてたらそうなるんですかね?人って。


 ぼくも歌が歌えたら路上で歌うんだけどー。


 まぁ、はずいからそんなことするわけがないけど。


 あの人の場合はほとんどみんな顔見知りだろうしね。


 はずかしいとかそういうのはあんまりないんじゃないですかね?


 ぼくがいきなり歌い出したらなんだアイツですよ。


 周りの人からもう変な目で見られること間違いなし。


 それこそ元の世界みたいな目で見られてしまう。


 なーーんかないかなぁ。


 モンスターを倒すっていうのもやってみたいと思ってるだけでなんにもないし。


 動いてみる?


 どうにかしてやってみようかなぁ。


 そういう積極性みたいなものとかないんですけど。


 明日はなんかしないといけないな。


 このままなんにもしない日常が続くとそれがクセになっちゃう。


 どうにかして早いとこここから抜け出さなければ。


 なにしよっかなぁーーーー。


 なーーーんもやることないよーーー。


 役所にでも行ってみる?


 行ってなにするんだよって話だけどさ。


 街のみんなに仕事なにしてるのかとか聞いてみようかな。


 いや、ダメか。


 そういうのあんまり聞かない方がいいか。


 ワンチャン向こうもニートの可能性あるし。


 この世界ってなにがタブーなんだろうね。


 話していい話題と話しちゃいけない話題がわからない。


 なんか馴染んでから失敗するよりも今失敗した方がいいかな?


 みんながぼくのことを異世界から来た人って覚えてる間にしようかな?


 でも、逆に関係ができてないときに失敗したらおしまいですよ。


 て、なんにも決まってないじゃん!!


 明日になにをするのかとかなんにも決まらなかったじゃん!!


 ホントに明日なにすればいいの?


 本当に退屈だけが敵だ。


 退屈さえなければ天国みたいな世界なんだけどなぁ。


 ご飯とかも美味しい物は美味しいし。


 てか、もうお肉を塩コショウで焼いたそれでいいし。


 料理人にでもなりてぇ。


 でも、料理人になるにはなんか資格が必要だったりしないかな。


 そういうのない?


 ないと助かるんだけど、終わり!!



他にもたくさん同時連載してます!

もしよかったらみてみてね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ