出会った姉御肌の女性の幹部候補として働くお話。(第8話)
第8話です。
今回は、襲撃後のお話です。
襲撃された場所から500mほど離れたとこに来て。
「…あぁ。殺しは出来なかったが、怪我させることが出来た。明らか新人らしそうなやつが庇ったが。カチャ…(電話を切り)ところであんたは…よく来れたなこの場所に。」
「手当てしたからねぇ…あんたかい。私を殺そうとしたのは。」
そこにいたのはあたしのチームにいた元仲間だった。
「すっかり落ちぶれたものだねぇ。此方にいたときでも中々だったが。」
「あぁ。あんたのとこじゃ上手くやれなかったし、いきなりクビにされるもんだからな。だけど今のチームはいいところだ。こんな俺でも優しく匿ってくれるし。最初の仕事はあんたを殺すことだったからな。しかも報酬も出るときた。まぁ…タダでも喜んでやったがな。」
「あらそうかい。中々憎まれてたようだ。さて…あたしの新人を怪我さした報いを受けてもらおうか。先ずはその銃を地面に置きな。」
「そんなこと言って置くやつがあるか?」
「まぁそうだろうねぇ。なら勝負をしよう。負けた方はここから居なくなるけどね。」
「あぁ。分かった。さっきは出来なかったからなぁ。ここで存分に出来る。」
「じゃあ…ガンマン対決は分かるだろう?」
「あぁ。」
「それならいいさ。それの方が直ぐ決着付くからねぇ。」
「確かにな。あんたは格闘術得意なのに使わないのか?」
「あんたは銃使うの得意だろ?なら相手の得意分野でコテンパンにするのがいいと思ってねぇ。」
「あぁ…そうか。あんたはそんなやつだったな。」
「じゃあ…始めようか。」
「あぁ…。宜しく頼む。」
互いにライフルを構え…ほぼ同時に撃つ。
膝を付いたのは犯人側だった。
「あたしの勝ちだね。最後に言いたいこと有れば聞いてやるよ。」
「そうだなぁ…先ずは所属してた間の事はありがとう。」
「今それ言うかい…」
「後は…そうだなぁ…あの新人はやるな。多分ライフルとかのスコープ反射で気づいたんじゃないか?」
「そうさ。中々凄いとは思ったさ。」
「射撃を外したときに後々考えてみればそうだろうなぁとは思った。」
「あんたは最後にミスしたねぇ。」
「慣れてるのに不甲斐ないな。…言いたいことはこれぐらいか。一思いにやってくれ。犯罪者がいても意味ないしな。」
「いいさ。あたしからも有り難う。まぁ…クビにしたこと後悔してないがね。また来世で会う時有れば平和であればいいがねぇ…」
そのまま眉間に撃ち。最後を看取った後。
「すまないが後処理お願いできるかい?一般人に見られると不味いからね。ん?あたしは蓮の様子を見てくるさ。お願いするよ?カチャ(電話を切り)改めて、さようなら。伶。」




