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空を眺めて。

作者: 花奈ヶ咲

怖いと思う。


空を飛ぶ飛行機や飛行機の出す音が。

先人たちが命がけで作った「平和」が一瞬で消え去ってしまうのかと思うととても怖くなった。


爆弾が落ちてくるかもしれない。

家族が、大好きな人が空から降る爆弾で死んでしまうかもしれない。

明日は来ないのかもしれない。


あれだけ好きだった空を見るのをやめた。

飛行機の音がするだけでイヤホンで耳を塞ぐようになった。


誰もが武器を持たずペンやスマホを握ることができるのは今だけかもしれないと不安に思う。


終戦から百年経てば、その恐ろしい戦争について語ってくれる人がもう1人も居なくなってしまうかもしれない。


私たちが忘れてしまったときにまた始まると思う。


あの、恐ろしい戦争が。


私は体験してないから話を聞くことしかできない。

でも体験しなくてもわかる。


それは悲しみと憎しみ、後悔しか生まれないのだと。


忘れてはいけない。繰り返してはいけない。

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― 新着の感想 ―
[一言]  読ませていただきました。  今日は沖縄戦の終結の日だったんですね。  以前、沖縄旅行に行ったとき、旧海軍司令部壕やひめゆりの塔を見学したことを思い出しました。  今、平和でいられることは、…
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