表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
112/123

112話 貴船

 ちょっと引き返して元の道へ。そこからまたえっちらおっちら山行。これまでは少なくとも 左側……西側にはずーっと何かしらの建物があったけど、ここから先は割と木々が多め。あ。ここだけ開けてて両サイドに建物があるね。



 そういえば、ここって貴船だから川床やってるところじゃん。今までそんなの見なかったけど…、時期が時期ならこの辺りでもやってるのかな?



「みたいですよ。さすがにこの時期は寒いからかやってないみたいですが」

「やっぱり?」


 山奥だからか普通に寒いし。この状態で川の上なんて行ったら死にそう。



「で、ちょっとだけ早いけどここが目的地でもある」

「?すみません。流れが見えないんですけど」

「ん?……あ。そういえば言ってなかった」


 ぽんと手を叩く習先輩。そんなのやってる人、めったに見ないんですが。



「ここでご飯を食べます」

「ここで?」


 旅館っぽいのしかないですが。



「うん。そこ」

「めっちゃ高そうなんですけど」

「気にしない気にしない。12時には早いから少し待とう」

『儂らはここで待つぞ』


 そう言うと鴉さんと蛇さんは習先輩から離れ、山に姿を隠された。決断がお早い。



 12時までちょっとだけ待ったらお二人に連れられて旅館の中へ。さすが旅館。めっちゃ落ち着いた雰囲気。案内されたのは広々としたお座敷。館内からは燃えるような山並みが見えて超奇麗。



 お昼ごはんはお鍋かな? ガスコンロが既に準備されているし。あ。そうっぽい。11人いるから3, 4, 4 でいい感じに鍋を……あれぇ? なんかどう見ても1, 3, 3, 4になってんだけど。



まぁ、だよね。1は愛理(アイリ)ちゃん。無茶言ってごめんなさいって愛理ちゃんが言ってるから、量が足りないから予めお願いしておいたんだろうなぁ。



僕のところは小鳥と瑞樹(ミズキ)ちゃん。華蓮(カレン)ちゃんと瑠奈(ルナ)ちゃんコンビに幸樹(コウキ)が一緒で、残りが4人。



 待っていると女将さんが色々持って来て下さった。鍋で確定だね。こんな上品なところのお鍋だからか、具材の入った鍋だけじゃなくて他のも色々持って来て下さった。何が何かぜんっぜんわかんないけど、お造りがあることだけはわかる。そして、愛理ちゃんのところは1人しかいないのに4人前。そして、特別に用意してもらったのか、白米の量がおかしい。



「お鍋は味噌ベースの牡丹鍋となっております。火をかけさせていただきますね」


 点火! 火が通るまで待機! 出してもらってるの食べよう。これは……カブにとろっとした生姜餡がかかってるのかな? マジでおしゃれ。豪華なお造りもあるし。



「全部、旬ですね。カツオ、ハゼ、キンメダイ、クルマエビ、カキっぽいので」

「わーお、豪華」


 聞いただけで高いってわかるの目白押し! 他にも色々のってるお皿があるし……。



「八寸ですかね?季節の山海の品をちょっとずつのせたもののようです」


 なるほど。だからシイタケを贅沢に焼いたのとか、ブロッコリーにツナをあえたのとか、ほうれん草の煮びたしとか…後は、イモと牛肉の煮物とかがあるのね。他はわかんないけど。



 当然ながら、ご飯も美味しいしお造りも八寸も美味しい。見た感じ、苦手な食べ物が混ざってないから、安心して食べられる。キノコうまー。



料理の感想を言いながら、食べてると火が通った。さっそく、牡丹……イノシシ肉をパクリ。お肉には弾力がしっかりあって、豚の仲間なだけあって豚に似た濃厚な赤身の味がする。それでいて、トロっとした脂のうまみが味噌にうまいことガイドされて割り込んできて、マジで美味しい。



 野菜も食べよう。白菜の葉や春菊はしゃきっとしていて美味しい。白菜の白いところと大根はもうちょっと煮たいけど……。



「わたしらもよく煮るほうが好きなので安心してください」

「やったぜ」

「あぁ、でも、お肉は硬くならないうちにあげちゃわない?」

「だね!あげましょあげましょ」


 瑞樹ちゃんと小鳥にまけじとえっさほいさとお肉を取る。お肉と葉野菜は習先輩達が追加をお願いしてくださったのか、まだあるしね! 後で白菜大根だけ食べるなんて悲しいことは起きない! あー、美味しい。



 他のやつにもあちこち手を伸ばしていると、白菜と大根がいい感じ! あぁ~~やっぱ白菜と大根はしなしなの味が染みてるのが至高! うっま。



 食べきったら葉野菜とお肉を再度投入! 火が通るまで喋りながらまったり食べる。やっぱ愛理ちゃん、食べる速度早いなー。何で一人なのに3人の僕らとそんな変わんないのさ。



 食べきったころにデザート到着。めっちゃおいしいマロングラッセを食べてご馳走様。ふぅ。美味しかった。



 全員が食べ終わって一息ついたら移動開始。名残惜しいけどいつまでもいちゃ迷惑だからね。



「女将さん。今回は色々とわがままを聞いてくださってありがとうございました」

「提供順など色々あったでしょうに…」

「いえいえ。お客様のご要望が第一ですから。お支払いはカードで?」

「はい。お願いします」


 ブラックカードだぁ。お値段は一体いくらなんだろう。



「はい。ありがとうございました」

「こちらこそ。っと、中にいたのね。先に出ててくれてもよかったのに」

「お金は要らないですよー」

「すみません。いつもありがとうございます」


 先手を打たれてしまった。いや、こんなところだし「しまった」じゃないけど。ありがたく甘えさせてもらおう。ん?どしたの、小鳥。なんかかがんでほしそうだけど。



「ちらっと見えましたが、40万だそうです」

「うわぉ」


 マジで高級だった。ほんと、ありがとうございます……。



『絶品であったか?』

『はい』


 ぬるっと鴉さんと蛇さんが合流してる。先に進もう。ちょっと進んだら分岐。奥宮に続く道を進む。まぁ、そう言っても普通に道と並行してるし、仕切りっぽいのは低すぎるから普通に乗り越えられるけど。さすがに鳥居もあるし、順路っぽいのには従おう。



 トイレはスルーして、1-2分くらい歩けば、手水舎。いつものように手を洗って……門をくぐって神域へ。



 やっぱり門をくぐる前と後では雰囲気が違うね! 山の奥の方だからか、こんな言い方をしたらあれだけど、建物はどちらかと言えば、こじんまりしてる。でも、木々に囲まれているからか独特の雰囲気がある。



「あの建物の下に日本三大龍穴の一つがありますからね。神職の方でも見れないそうですよ?」

「力のあるものって見れないってよくあるよね」

「ですね。他に有名なものと言えば、三種の神器ですか」


 だねぇ。あれって天皇陛下でさえ実物見れないんでしょ? マジで誰も見れねぇ。



 そして、お賽銭箱がない。奥の建物の前にはあるけど…。神様が鎮座されているのはこの社の下の穴の中では? まぁいいか。奥の建物の前にはあるし。



 本宮と同じく真横に蛇さんがおられるけどお祈り。ご加護がありますように!



「あ。ごめん。そういえば、ノリで参詣しちゃったけど、正式な参拝順路は本宮-奥宮-結社(ゆいのやしろ)の順だった」


 !? ま、まぁ大丈夫でしょう。蛇さんもおられるし…。あ。ほら、何か石がありますよ! 御舟型石って言うらしいですよ! 何かが吊るされた縄でくるっと囲まれてますよ。



「この石は神社創立の話に出てくる石ですね。この神社を作った神武天皇のお母様、玉依姫(たまよりひめ)がここに来るために使った舟じゃないか?と言われていますね」


 歴史が古すぎるでしょ……。



「創立は5世紀ごろらしいですから、かなりのものですね」

「わぁ。……ん?あれ、そうだとすると小鳥がさっき言ってくれた、この石の来歴と矛盾するような。神武天皇の即位を元年とする暦……皇紀が西暦より古いのだけは知ってる。神武天皇のお母様が5世紀に生きておられるのはおかしいのでは?」

「神武天皇は兎も角、そのお母様ですし。神様ですよ?生きておられても不思議ではないでしょう」


 それもそっか。まぁ、古すぎると気にしても仕方なくなってくるよねぇ。古い……伝統があるってのは確かだし。



『蛇さん。案件はいつものでよろしいですか?』

『えぇ。お頼みします』

『承知しました』


 何をするんだろう?



「浄化をする。んだけど、前もしてんだよね」

「ですねー。とはいえ、位置が位置なので元を断つことも出来ないんですよね」


 まぁ、立地は悪そうですもんね。京都の後背の山ですし。風水なんざ知らないですけど、京都盆地の悪いものが来そう。……川あるから流れていきそうな感じもするけど。



「…馬鹿も来るから」


 ぼそっと小声で何言ってんの。愛理(アイリ)ちゃん。



「…事実」


 そういうことじゃないんだわ。この天然さんめ。



「んー。いっそ穢れを広範囲から集めてしばいちゃうか」

「のがいいですかねぇ」

「自動浄化装置とか作らないんです?」

「残念ながら無理……ではないけど、作らない方がいいんだよね」

「そんなもの作ろうものなら、まーた別のところに集まっちゃいます」


 ? あぁ、それでどこに集まってるのかわからなくなって、酷いものが出てくる……そんなシナリオが起きることを嫌ってんですね。



「「そそ(ですです)」」


 なるほど。……うん? あれ、そういえば何で蛇さんはわざわざ習先輩達に頼まれてるんだろう。普通に神職の方もおられるのに。……まさか、「会う口実に使ってるだけ」?



『否とは言えません。しかし、この山は広い。色々と手を打ってなお、足りません』


 広さの問題でしたか。確かにきつそうですね。創作の陰陽師さんとかなら道なき道も突っ込んでいきそうですが、一般人とあまり変わらないなら……ね。



「さっきの案通り、集めて処分してしまおうか」

「のがいいですね。とりあえず、場所を移動しますか」


 はーい。まぁ、魔法とかでなんとかも出来るんでしょうけど、ここじゃ人目がありすぎますものね。順路を通って神域を出て、奥宮よりさらに奥へ。ここら辺も人がちらほらいる。



 紅葉……は周りの木の種類が杉に偏って来てるからかあんまりカラフルさはなくなってきてるけれど、それでも、ハイキングしたい人がいるっぽいかな? とはいえ、ここから先は言っちゃ悪いけど山しかないところ。貴船神社さん級の有名観光地があるわけでなく。京都市からどこか他の都市……|舞鶴《京都にある日本海の港湾都市》だとか|小浜《福井県の尻尾っぽいところの真ん中》に行きたいのなら他のとこ通った方が速い。



「まぁ、そんなところでも僅かに平地があればそこに住んで、何か育てている方はいらっしゃるわけですけど」

「なんも言ってないのに補足されたし」


 いつものことだけどさぁ! てか、小鳥はもっと奥に行ったことあるの?



「現代は便利ですよね。航空写真見ればなんとなーく察せます。それに、空気感はわからずとも写真で沿道を見ることさえできるんですから」


 あぁ、地図サービスかぁ。



「です。この先に水道関係の施設があって、そこを抜けるとしばらくはほんとに山しかないみたいです」

「なる」


先輩達にとって都合はとてもよさそうね。



 まぁ、ここまで来たからか、ほぼ人はいないのだけど。てってこ歩いていくと急に開けたところに何台か車が集まっているところに出た。それなりに広い空間はあるけど……、ここだと車を巻き込みそうな。



「いや、奥にちょっと何もない平地があるし。ここを勝手に借りよう」

「それはいいんです!?」


 何DQNみたいなこと言ってんですか!?



「いいか悪いかで言えば悪いけど」

「霊的なことやりまーすなんて言ったって、まともに取り合ってもらえませんしねぇ」

「何かあってもいつも通り魔法で何とかするし」

「それは知ってます」


 だと言って……と言ったところで適切な広い空間なんてないですもんね。山の中の木を切り倒せば行けなくもないだろうけど、そっちのがやばいし。



「さて、魔法は作ろうか。手持ちにいいのはないし」

「ですねー。とりあえず、変に暴れられてもめんどくさいので、ウナギを捕まえるための仕掛けっぽい形のものの底に集めればいいですよね?」

「だね。そうすれば、集まってから何か形をとったとしても予想できる……あー。ウナギじゃなくて、魚にしとかない?」

「……ですね。それなら、念には念を入れてもっと遠くしますか。いっそネズミにしますかね」

「うん。そうしよっか」


 ??? 何でウナギじゃダメなんだろう?



「蛇さんがいらっしゃるからですよ。蛇さんは蛇ですから細長い生き物ってことで、同一視されて変にパワー持ったらめんどくさいです。それに蛇さんは水に関係していますから、魚だと水を介して関係を持ちかねません。ネズミは蛇を天敵としますので、万一もないだろうって選定だと思います」

「把握した。ありがと、小鳥」

「いえいえ」


 先輩方も頷いてるし、合ってるみたい。……さすが霊的なやつ。そういう関連性とか大事ですよね。



 いつものように習先輩が紙に字を書きはじめられた。でも、全力ではなさそう。紙の形が四角だし。全力でやったらえげつない範囲から悪いのが来かねないからかな。



「…そう」

「ありがと。愛理(アイリ)ちゃん」

「…ん」


会話終わったし。短文で会話が終わると、愛理ちゃんが飴をずーっと舐めてることを実感するね。太らないのかしら。



「…ん。大丈夫。…ぜんぜん体重変わらない。…成長もしてないけど」

「あ、うん」


 下を見ながら言わないで? 反応に困るから。っと、じゃれてる間に書き終わったみたい。いつものように習先輩と清水先輩が手を繋ぎ、『瘴気捕獲』と言った途端、紙が光る。



 目の前の広い空間に光り輝く筒が出て来た。ウナギの捕獲器にしか見えない容器に、じわじわと黒いものが集まってくる。そして、その黒いものは徐々にネズミの形をとっていき、完全にネズミの形になるとどんどんと体積が増えていく。



 出入口は小さいから既にこの捕獲器の入り口抜けてくること自体が不可能。でも、どんどん瘴気は集まるから、そもそも罠として機能しないよね? ってサイズになった。でも、中で成長してるから逃げれないって要件は問題なく満たしてる。ちょっと可哀想。



「…可哀想も何もないけどね。…害悪だし」

「それはそうなんだけど」


 ネズミみたいな動きしてるよ? あれ。まさか、生命誕生の瞬間なのでは。



「…ある意味生命ではあるけども。…まぁ、生物ではないよ」

「お。生物の定義知ってるのね」

「…そりゃね。もう高校1年生だよ?…生物基礎でやったよ。…あれは自己複製してないからね」

「だね」


 原初の生き物はどうか知らないけど、今の生き物は基本、有性生殖なり無性生殖なりで増える。無からは増えない。けど、あれは無から生まれたしなぁ。



「なぁ、父ちゃん。母ちゃん。あのネズミどんだけでかくなんだ?なんか既にあの容器いっぱいいっぱいになりそうな気配があんだが」

「結構な範囲から集めることにはしたけど、容器は壊れないはず」

「ですね。壊れないようにしてるので……とか言ってる間にあれですね」

「だね」


 でかくなりすぎて容器にネズミが接触しましたね。あー。まだでかくなるから容器内がどんどんきつきつになってくし。入口部分の返しの機構がぶち壊れそう。



 と思ったけど、んなことないわ。肉がそこから溢れ出て来てるけど、壊れる感じがない。むしろ肉だけどんどん出て行って酷いことになる?



「ん?あぁ。四季」

「はーい」


 おや? 何か魔法を発動された。今のは何だったんだろう?



「呪い耐性つけた。あいつ、でかくなっても容器破壊できなさそうだからって、鳴いて呪いをぶちまけようとしやがった」

「呪歌とかそういう類のものですねー。ぶちまけて大きくならないようにしようとしたのでしょう。無駄なあがきですが」

「なるほどです」


 鳴いているっておっしゃっていたけど、鳴き声は聞こえてないんだけどね。まぁ、呪歌って言うくらいだし、聞こえること自体が駄目とかそういうのなんでしょ。



「私はそろそろだと思うのですが、どうです?」

「んー。だね。集められる範囲は集めきったかな。それじゃ」

『『爆』』


 手を繋いだままのお二人が言うと容器がぎゅっと押し潰れるようにひしゃげ、中のネズミもろとも砕け散った。なんとまぁあっけない。



「集められる範囲は取ったってことは、今のこの辺りって瘴気濃度0ってことです?」

「限りなく0に近くはあるよ。でもまぁ、残念ながらじわじわとまた勝手に来るから。鼬ごっこだねぇ」

「限りなく0に近いとはいえ、周囲が瘴気だらけというわけはなし。一気に瘴気が押し寄せることはないですよ」

「ですか」

『感謝します』

『『いえいえ。お役に立てて何よりです』』


 あ。蛇さん喋られてなかった。先にお話ししていただくべきだったなぁ…。



『気にしませんよ』


 ありがとうございます。



「さて、戻ろうか」

「ですねー。帰るまでがお出かけですしね。今度は貴船口駅まで行きますよー」


 はーい。来た道を引き返して、奥宮、結社(ゆいのやしろ)、本宮まで戻ってきた。どこにも寄り道してないからか、12分くらいで戻ってこれた。人が多すぎてちょっと時間かかってる気がしないでもないけれど。



 ほんと川沿いの道だから紅葉が映えるなぁ。ちらほらと落葉した葉が川の端っことかに溜まってる。それがなんとも言えない風情を醸し出してる。



「お。バス停だね。どうする?疲れてたら乗ることも出来るよ」

「ここから歩くなら20分くらいかかります」


 お二人の目が僕と小鳥に降り注ぐ。何で……と思ったけど、異世界出身のお子さん達のが確実に僕らよりも体力あるよね。んーー。



「疲れてるのは嘘じゃないので、乗りたいです」

「ですか。では、そうしましょう。いいタイミングでバスも来ましたし」

『では、儂らはこの辺りで』

『またお会いましょう』


 はーい! バスに乗り込んで鴉さんと蛇さんとお別れ。紅葉を見ながらバスに揺られて貴船口駅前に到着。また電車に乗って同じように紅葉のトンネルを抜けて最寄り駅。皆さんに送ってもらって無事帰宅。



 あー。奇麗だった! でも、勉強はする気が起きないな。ちょっと疲れちゃった。一休みして、出来そうならしよう!

 お読みいただきありがとうございます。

 誤字脱字そのほか色々、もし何かありましたらお知らせいただけますと嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ