の
台湾旅行したときのこと。
台湾っていいね。近いし。日本人がよく行くエリアは大体なにがしかの日本語案内が用意されてるし。無くても漢字文化ですので、最低限必要な情報を見落とすこともない。
本屋も覗いてみた。当たり前ですが中国語がズラリ。
中国語は読めないけどニュアンス掴めるからいいですよね。
『榮養師の健貓飯』
栄養士監修のにゃんこ向けレシピ本なのね。
『新手主人の狗狗百科』
わんこ飼育初心者向けのハウツー本なのね。
『狗狗の立場』
直訳したら多分「いぬのきもち」
『最時尚ヽ搶眼の可愛造型』
この辺になってくると一瞬考えるけど、おさげにさせられたプードルの写真が添えてあったりしてさ。
「最も注目を集める可愛いトリミングはこれだ!」的な意味かなって想像はできる。
ここまで読み取れても理解不能な文字がある。一体この『の』はなんなんだ!
最初は何かの記号かと思ったんだが、どう見ても『の』にしか見えない。しかもその『の』を日本語と同じ用法で解釈したとしてもあまり違和感がない。なのであれは日本語の『の』なんだと思う。
ペット本に限らず唐突に割り込む『の』はあちこちで見かけました。
日本人向けに日本語の案内とかもあるけどさ、そういう感じじゃなくて。明らかに『の』だけが現地の言葉と同化している。もはや乱用レベルで『の』が台湾には溢れていた。
あの『の』は no と読むのだろうか。『の』なんだけど違う読み方なのか。それとも置き字の扱いなのだろうか。
それにしても何故に『の』なんだろうか。
言ってしまえば日本人だって ヾ(*`Д´*)ノ こんな感じでキリル文字を拝借しているわけで……。
でも流石に店の看板にまでは使わないよね。
ありがちなデタラメ日本語があるのは知ってた。『ツ』と『シ』が混同してるとかさ、おかしな翻訳してるとかさ。
メイドインジャパンと見せかけデタラメ日本語で説明文が書いてあるんだが、翻訳放棄で文章の途中から中国語に変わるとかさ。なんというか、中国語の中に無理やり日本語をねじ込んでみましたーみたいなのをよく見かけました。動詞だけ日本語とかね。
初めっから漢字オンリーにしてくれたらいいんですよ。そしたらこちらも中国語の心構えで読めますので。
それが簡体字で書かれていてポツポツ日本語変換されていてひらがなが混じってると、遠目では日本語に見えてしまう。でもよく読むと中国語よりだし。一番目立つタイトルや製品名は当たり前に『の』が鎮座してるし。
全部繁体字で明らかに中国語とか、デタラメでも全文日本語訳されてる方がまだ読める。でも日本語と中国語を謎ブレンドされるとたちまち読みずらくなる。台湾人だって中途半端に日本語混じってたら読みにくくないのかな?
要するにあれだろ、巷にルー語が氾濫してるような状態なんだよ。意味は分かるけどさ。でも読みにくいでしょ。せっかくの日本語訳部分は微妙にズレてるしさ。
ところで話は戻るがあの『の』は何なのか?




