設定 登場人物紹介(第二章終了時点)
橘虎徹(コテツ、14歳)
本作の主人公でヒロイン(になってる)。
地球で絞首刑に処され絶命して転生してから14年が経過し、サーティエとメイドさんたちの陰の努力でめきめきと女子力が向上しているのだが本人は完全に無自覚。
なお、理想の女性が地球で亡くした妹のシンディだったというシスコンで、シンディの生前の姿と生き写しな神族の方のシンディを「絶世の美女」と賞賛する一方で、自分のことを「ガリガリで不細工な女の姿」と卑下する強い思い込みを持っている(実際はレムネアと二人して街で噂になるほどの絶世の美少女姉妹)。
14年もの間、シンディが体内に宿して隠していた実妹シンディの魂の呪縛により、元々のシンディとの契約であるダンジョン探索に加えて、異形種族の保護を目的とした王国の建国を目指すこととなった。
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登録名:コテツ
種 族:神器 13歳
体 力:65,535
魔 力:0
筋 力:10,800
知 力:260
俊敏性:280
耐久性:65,535
抵抗力:65,535
言 語:共通語、魔法語、エルフ語、日本語
固 有:魅了眼、魔力探知、熱源探知、神速化、血の魔力、血液毒、霧化、接触麻痺、生命力吸収
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神刀と小太刀:
神刀がヒトツメ作、小太刀がムギリ作で、神刀が魔法を使用するための発振器の役割、小太刀がその増幅器の役割を持っている。
神刀がなくなると詠唱呪文しか使えなくなり、またその魔法効果も非常に弱いものとなる。
固有能力:
吸血鬼の遺伝子を元にした固有能力を多数持つが、前世での経験から嫌悪感を持っていることと、前世よりも威力が増大している分、血に酔って暴走しやすくなっているため積極的に使用しない。
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エルガー・アドン・サーティエ(14歳)
本作のもうひとりの主人公(たぶん、きっと)。
14歳で、成人して1年を経過したことから正式にカスパーンの軍に採用されることになり、貴族階級としては傭兵身分に留まっている父母のアドン、サーティエより格上となった。
どうやら固有技能である魅了眼の怖さを知らないらしく、シルフィンとシフォンに継続的に使用して虜にしている様子。
また、それを虎徹に指摘された際は嫉妬心と思い込むなど、順調に能力に酔った有頂天さを発露している。
先に北東の異変の調査に出かけていたアドンとサーティエに呼ばれ、虎徹たちと別れて旅立っていたが、最後まで戻らず、届いたのはエルガー親子脱走の知らせだった。
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登録名:エルガー
種 族:人間 14歳
体 力:420 / 420
魔 力:860 / 860
筋 力:335
知 力:260
俊敏性:180
耐久性:240
抵抗力:200
言 語:共通語、魔法語
固 有:魅了眼
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シンディ(オモイカネ)
本作黒幕。
虎徹に「世界に五百カ所存在する、自分が作り上げたダンジョンを攻略すること」を契約させた通り、この世界に存在する全てのダンジョンの作成者、ダンジョンマスター。
作ったダンジョンを人間がどのように攻略するのか、という好奇心が虎徹をこの世界にいざなった根本の動機だが、それ以外にも虎徹の実妹で故人であるシンディとも契約を結び、虎徹を王にすることが契約の条件であることが明らかになった。
初ダンジョン攻略では同行して攻略の様子を間近から観察したが、現在は別行動で虎徹をどこかの地で国王とする計略の準備を進めている。
なお、攻略パーティに同行せずとも全ダンジョン内に専用の監視装置があり、攻略の様子を伺うことが出来るらしい。
初ダンジョン攻略ではハインに「せっかちで直情的で単純で拙速的」とこき下ろされた結果、「虎徹の視線から目を逸らす」という今まで見せたことのない態度を取った。
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登録名:シンディ
種 族:神族 10代後半に見える
体 力:65,535
魔 力:0
筋 力:15
知 力:30,000
俊敏性:25
耐久性:65,535
抵抗力:65,535
言 語:全て
固 有:神力変換、血流術
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血流術:
虎徹(の神の肉体、神器)とシンディ(の体内の神の血の力)が次元を超えて距離を無関係に結びついていることを利用して使用する新開発の血の魔術。
中盤で『虎徹が体感する常人の数万倍に達する痛みを、与えた本人にそのまま受け渡す』という<呪痛>を開発し使用した。
どうでもいい裏話として、握力15kgでペットボトルの蓋を開けられないレベルの虚弱体質でもある(でも神族なので死なない)。
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レムネア・レイメリア(13歳)
本作ヒロイン(なんかほぼメインヒロイン化してる)。
虎徹とエルガーの妹を自負するようになったようで、二章から二人への呼称がそれぞれ「コテツ姉」「エルガー兄」に変わっている。
本人たちはそういう意識は全くないが、姉の虎徹と合わせて絶世の美少女姉妹と街で噂になっている。
なお、虎徹を姉と慕う影響のためか、虎徹と同じく常時ノーパン生活になっていることが判明している。しかし、めくれる衣装でそれは駄目だろうと虎徹に突っ込まれている。
二つ目の《虫の迷宮》で食べたアブラムシ由来のカルメ焼きが大好物になった様子。
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登録名:レムネア・ハイン=レイメリア
種 族:人間 13歳
体 力:153 / 153
魔 力:181 / 181
筋 力:185
知 力:120
俊敏性:355
耐久性:124
抵抗力: 70
言 語:共通語、エルフ語(初級)
固 有:なし
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複合精霊術:
シルフィンとシフォンに教わっていた精霊魔法は詠唱呪文を行使出来るまでに成長したようで、後半ではヒトツメとムギリに作って貰った神鉄製の弓に魔力を通した上で、雷神タケミカヅチ譲りの雷精を使役した<雷牙>の新呪文を開発していた。
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ムギリ(154歳)
シスの街で鍛冶師を営んでいたドワーフ。
いろいろあって(幕間4参照)ヒトツメに弟子入りすることになり、その後の成果として、蒼銀で作った小太刀を虎徹に献上することになったほか、虎徹の専属武具調整鍛冶師として虎徹の旅路に付き従うこととなった。
基本的には街の鍛冶屋は開店休業状態で、ヒトツメの居る神の鍛冶場に入り浸って鍛冶修行に明け暮れている。
謎の紆余曲折で、犬猿の仲だったはずのシルフィンとシフォンに鍛冶屋の二階を譲渡し同居する羽目に陥っていたらしい。
戦闘ではドワーフの戦士としてエルガーの代わりにパーティの最前面で盾役をこなすなどの活躍を見せたが、反面、エルフ姉妹と違って魔法戦闘は苦手である旨を告白していた。
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登録名:ムギリ
種 族:ドワーフ 154歳
体 力:360 / 360
魔 力:240 / 240
筋 力:230
知 力:100
俊敏性:150
耐久性:150
抵抗力:170
言 語:共通語、ドワーフ語、エルフ語
固 有:土の精霊術、炎の精霊術、冶金術、岩石ゲート
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シルフィン・フェイ(134歳)
シフォン・フェイ(133歳)
大陸南方にあるエルフ王国の双子の王女。それぞれ水と風の精霊使い。
どうやら第一章終盤でエルガーに魅了眼を使用されて以来、虎徹の死んだ妹と同じく魅了眼の虜になっているらしく、エルガーに魅了眼の使用をねだっている様子。
エルガーの北東調査に同行して以後、連絡がつかない状況が続いている。
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登録名:シルフィン・フェイ
種 族:エルフ 134歳
体 力:175 / 175
魔 力:260 / 260
筋 力:140
知 力:160
俊敏性:200
耐久性:140
抵抗力:210
言 語:共通語、ドワーフ語、エルフ語
固 有:風の精霊術、水の精霊術、植物育成促進、樹木/水面ゲート、双子念話
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タケミカヅチ(武御雷/めれんげおじさん)
なんかもうドジっ子属性全開になりつつあるおっさん。
武神なので制限が強すぎるせいだと思って、強く生きて下さい。不老不死なんだけど。
なお、娘または歳の離れた妹同然に育ったレムネアのお願いに逆らえないのは相変わらず。
また、忠誠の方向性で言うと、シンディよりも虎徹の方に向いていることを明らかにしている(幕間4参照)。
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アメノヒトツメ(天目一箇)
ムギリを弟子に取り、すぐに虎徹の元に赴けないことを嘆きつつも、ムギリを代わりに神刀と小太刀のメンテナンスに差し向けるなど、虎徹の行動に細心の注意を払っている様子が伺える。
親友のタケミカヅチと同じく、忠誠の方向性としてはシンディよりも虎徹に忠義を尽くしたいと思っている(幕間4参照)。
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アドン(39歳) / サーティエ(37歳)
それぞれエルガーの実父・実母だが、北東で起きた異変の調査に出向いたまま、街に戻らず脱走扱いで捕縛命令が発令されてしまった。
現時点では動向不明。
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カスパーン・クルマルス(60歳)
シスの街の守備隊を率いるシス守備隊長としての表の顔と、過去のカーン帝国東方軍将軍で『カーン帝国三本槍』の異名を取った帝国の重鎮で英雄の顔と、盗賊王ハインに協力して盗賊ギルドと裏で繋がっている顔を合わせ持つ老獪なご隠居さん。
実の息子、娘、孫同然に思っていたアドンとサーティエ、エルガーの突然の出奔に驚き心を痛めているほか、一存で事実上の脱走を脱走容疑に書き換えて、本格的に軍部がエルガーたちの捕縛に向けて動くことを遅らせている。
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盗賊王ハイン
本名はハイン・アーリュオス・カーン、カーン帝国皇帝の五男で皇位継承者だったが、皇位継承権を捨てて現皇帝の父親の息が掛かっていた先代の統主から盗賊ギルドの統主の座を引き継ぎ、二代目統主となり大陸全土に影響力を拡大させている(幕間5参照)。
どうもハーブティーに目がないらしく、生産拡大を画策したり売り物にしようとしたりとかなんかいろいろ執着してる様子(幕間5、48話参照)。
長年執着していたレムネアの母、レイメリアとはよりを戻したらしく、虎徹がレイメリアの裏の顔を知ったときはレイメリアは盗賊ギルド所属になっていた。
なお、レイメリアが現役の傭兵時代に知り合った際にレムネアの父親になっていたらしく、いつの間にか出来てたレイメリア譲りの美貌の美少女な娘にめろめろで「ほーら、レムネアちゃんっ、パパだよっ、おいでっ!!」みたいな軽いノリで父親役をこなそうとしてるらしいが、思春期全開なレムネアにすげえ勢いで嫌われている。
なお、生まれてこの方根っからの皇族だったせいで、ときどき「普通の男性の話し言葉」が解らなくなるようだ。
盗賊ギルドの統主、皇族としては虎徹たち神族の力を利用したい、利用出来なければ危険なものとして封印したいと画策している(幕間5参照)が、その反面、個人的には虎徹を非常に気に入っているらしい(31話参照)。
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レイメリア・ニル=ヴァーナ(39歳)
レムネアの実母で、現役時代は『神弓』の異名を取った森の戦士であり弓術士(38話参照)。
傭兵時代に皇族だったハインと出会ってレムネアを産んでいたが、父親である当のハインにもそれを隠していた(38話参照)。
心臓が悪く長く運動出来ない、という建前で傭兵業を引退していたが、実際は軍の密偵を引き受けていたらしい(48話参照)。
現在は所属を軍から盗賊ギルドに移している様子。
エルガーの実母であるサーティエの実姉でもある。
レムネアと同じく白を基調にした衣装を身に着けているにも関わらず全く目立たず、常人より遥かに感覚の鋭い虎徹に気配を感じさせないという超絶的な密偵技能を持つらしい。
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インダルト・イヒワン=インディラ(16歳)
親の借金を払う羽目に陥って涙目で盗賊ギルドに身売りして密偵をこなしたり新魔法の実験台になったりと、この世の不幸を一身に背負ってるような不幸の申し子。
しかしどこかの執事と違って超絶的な身体能力や経験を持ってないごく普通の男の子。
どうやら天性のいじられ体質らしく、至近距離で大魔法をばんばん使ってる虎徹の強さに全く気づかなかったり、それに関してハダト率いる新兵隊の全員に口裏合わされて誤魔化されてたりと、なかなかに全力でいじられまくっている。
現在のところ、一般人で唯一、虎徹とレムネアのことを特別視せず年下の女の子を扱うように接する少年。
シンディ開発の新魔法の実験台として、胸の中央に埋め込まれた『神核』が登録者であるハインに見聞情報を筒抜けにする術式を組まれているため、存在するだけで密偵の役割を果たす、という『生体盗聴器』でもある。
エルガーの出発と入れ替わりでシスの街に入ったよそ者でもあり、恐らくエルガーたちが脱走する原因となった北東の不審火騒ぎの発端となった寒村の出身でもあるという、第三章のキーパーソン。
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ハダト・ローデン=マハラーニ(34歳)
シスの街の守備隊の副隊長を務める軍人で、カスパーンの懐刀。
英雄であり本来なら雲の上の存在のはずのカスパーンの隠居後の仮の顔であるシス守備隊隊長という役割を補佐せざるを得ない中間管理職な立ち位置で、いろいろ苦労させられる運命にある不幸な人その2。
シスの街に妻と娘が居る既婚者でもあり、どうやら相当な愛妻家で仲睦まじい様子で、ダンジョン内での食事の際にはさり気なく奥方の手になるらしい刺繍入りのハンカチを肌身離さず持っていた。
自分が鍛えた新兵たちも息子同然に思っているらしく、ハダトに鍛えられた兵士たちの方でも、陰でハダトのことを『オヤジ』と呼んで慕っているらしい。
なお、実年齢は30代前半と若く、それで数万人都市のシスの守備隊副隊長職に就いているのはかなりの大抜擢をされている証左でもあり、年上の兵士からオヤジ呼ばわりされていることも少なくない様子。
ダンジョン探索用に盗賊ギルドで冒険者登録を済ませており、現在のところ虎徹たちのパーティに所属した初めての軍人、かつこの世界で初の軍人冒険者でもある。
ダンジョン探索終了後に軍から盗賊ギルドへの出向部隊として新兵隊が虎徹の指揮下に入り、その隊の副官としての役割を担うはずだったが、装備不足により疲労が蓄積したことと、エルガーらの脱走の知らせによりダンジョン探索が中断し有耶無耶になってしまっている。




