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疑問

クウと知り合い、誓いを交わしたキスカ。でが、クウの一言でキスカは疑問を持ってしまった。

 キスカは考えに耽っている。クウが言ったエターナル・アースとはいったい何なのか。そのため二人は、沈黙に陥っているのだ。クウは水飛沫をあげる海を見下ろし、キスカは空を眺め、何をするでもなく座っている。そんな沈黙をやぶったのは、森から飛び立った鳥の群れだった。鳥が羽ばたく音が、座り込んでいる二人を沈黙から呼びさます。

[クウ・・。お前さ、えたーなる・あーすって言っていたけどさ、それって何なの?島?街の名?いったい何なのかさっぱりわからない。教えてくれ。考えすぎて頭がパンクする。」

「えと・・。何て言えばいいのかな。えと、その、なんだ、えと、う〜ん。簡単に言うと、星の名前。かな?」

「かなって、おい。真面目に聞いているのに、星?あの、空に浮いてるものだよな?はぁ?え、どうゆうこと。クウ、お前何言ってる?さっぱりわからない。ちゃんと説明してもらおうか。君は何なのか、何処から来たのか、いったい何をしてあそこに倒れていたのか。はっきりとね。事と次第によっては、さっきの誓いはなかったことにしてもらうよ。」

キスカは、さすがにここは聞かねばならないということをクウの一言で思い知ったらしい。

クウは戸惑っている。何をどこから話せばいいのか、そこから戸惑っているのかもしれない。だが、クウは黙っているわけにもいかず、ゆっくりと、話しだした。

「う〜ん、話せって言われてもね。まぁ簡単に言うと、いつの間にかあそこに倒れてた。で、何で倒れていたかは、不明。何してたかは、急いでた。で、最初から複雑に言うと、俺は、エターナル・アースって言う星に住んでいて、あ、エターナル・アースの意味は・・永遠の大地だったかな。まぁいいや。それでその星で、いつものように、寝ていたら、待ち合わせしていたのに時間を過ぎてしまい、急いでそこに向かうために、近道をしたわけ。そしたら、なんと変な駄菓子屋が目の前に見えてきて、ほっといていこうとしたら、体が勝手に店の中に進んで言ってしまったの。信じられる?無理だね、俺も信じらんねぇし。で、話を戻すけど、その店のお菓子をさぁ、また体が勝手に動いて、とっちゃたの。そのお菓子口に入れてしまって、あれ、う〜〜ん。この後の記憶が・・・、ない。

まぁ、そのへんの記憶はないけど、気がついたらあそこで倒れてたってわけ。これでいい?あ、あと今空に浮いてる星は、ここみたいに、生き物がいる星と、いない星があるの。」

クウの長い話が終わる。それまで聴きに入っていたキスカは顔をしかめている。キスカは信じきれず、ある言葉が口からもれてしまった。

「・・・。信じられない。夢でも見ていたんじゃない?どこを信じればいいのかな?」

「・・だよね。普通そうだよね。でも、夢じゃない気がするんだよね。」

「気がするだけなんだ・・・。断言できないの?」

「・・うん。残念ながら、自分でもところどころ信じきれてないしね。それを、無理に人に信じろとは言えないし、断言もできないよ。」

キスカはかなり困り果てている。自分で言ったクウでさえ困っているのだ。困って当然ともいえる。

「・・でさぁ、どうなるの?今までのことは水に流して、さようなら?それとも、今後ともよろしく?」

「・・・・。」

キスカは答えない。

クウは、何故か暢気に空を見上げている。クウは不意に剣を持ち、立ち上がった。そして、森の方へ歩き出した。そんなクウに、キスカはやっと話しかけた。

「お前、行くとこあるのか?」

「ない。」

「わかった。なら・・一緒にきてもいい。だが、信じたわけじゃないからな。」

クウは、笑った。嬉しそうに。

「ねぇ。聞いてもいい?この星の人って、男の人でもそんなに髪長いの?ついでに歳いくつ?」

「・・・。聞いて良いとは一言も言っていないぞ。まぁいいが。髪は・・、長い奴は長い。で、私の歳か?歳は、今年で23になる。これで良いか?」

「そか、23かぁ。じゃあ、俺とは6つも違うのか、まぁ、関係ないけど。ではでは、今後、よろしくお願いしく。」

下手ですいません。努力して上手くなるよう心がけます。えと、悪い点がありましたら、よろしくお願いします。

 eternal→永遠の

 earth→地球、大地、地上

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