これから・・。
クウ、イーシンに引き続きキスカまで・・。キスカ大ピンチ。
暗闇に光がさす。
光は、夜明けを知らせ、一日の始まりを知らせるのだった・・・。
心地よい風が、鳥達の声を伝えている。
気持ちいい朝だ。皆、目を覚ます。
キスカもだ。
そう、彼は生きていたのだ。それは、彼が倒れたあと、クウが、一人の人物を担いで戻ってきたのだ。さすがにクウは、驚いた。それもそうだろう。着いた早々、キスカが殺されかけているのだから・・・・。
だが、見ているだけの時間がない。
ばれないようにちかずき、迷わず担いでいた人物で、おもいきり殴る! 殴るのに使われた人物も、殴られた人物も、その場に倒れた。
だが、そんなやからは、どうでもよく、気になる事は・・・・、キスカの事だけ。
少し、辺りに煙が残っている。何か嗅がされたのだろう。
だとすると、まだ起きないだろう。
それに、止めをさそうとしてあたのだ。
まだ、生きている。そんなこと、容易にわかることだ。今やるべき事は、このふとどき者達を動けないようにし、何を嗅がせたのか聞き出すこと。
そう思い、二人を太い木の枝に吊した。
さすがに、逆さには吊していない。
だが、どうすることもできないことは、確かだ! 吊し終わると、金髪の少女の顔をビンタする。
何度も・・・・。
数分経って、やっと反応が起きた。
それから、完全に目を覚ますのを待ってから、問いただした。
「何を嗅がせた・・!」
反応が無い。
何度聞いてもだ。
あきらめかけた頃、ようやく返事が返ってきた。
「ただの痺れ薬・・・。時間が経てば治ります。」
それを聞いて安心するのだった・・・・。それから、時間が経ち、朝に。と言うわけだ。
へんかも。