生か死か・・・
イーシンに続き、クウまで襲われることに・・・。
2人が襲われるほんの少し前のこと・・・・。
キスカは1人、大量に薪を集めて戻って来ていた。その薪をくべて、火をつけて、その場を照らしている。
「まだ・・・か。何してるんだ、あの2人は・・・。」
愚痴をこぼしつつも、二人を待つ。
少しずつ時は経つ。あたりは暗くなり、火のまわり以外は、闇が覆っている。
キスカ以外何も居ない空間。1人で居るのがいやになるような、そんな空間だ。
そこに誰かが居たらと、ただ1人で考えている。
後ろに人の気配が・・・。
クウかイーシンが、帰ってきたのかと思い、後ろを振り向く。
だが、違った。人ではあったが、知人ではない。
少女だ。年は15歳ぐらいだろう。髪は腰まであり、色は綺麗な金色。目の色は綺麗な海の色だ。
どうしたのだろうか。こんな時間にこの森の中に、何か用があるのだろうか。それとも、他に誰かと来ていて、逸れてしまったのだろうか。
分からないことだらけだ。
考えながら、少女を眺めている。と、異様な物を捉えた。仮面だ。それも、異様な模様の入った物だ。
そう、この仮面は、クウ達を襲ったもの達が身に着けていたものである。
だが、仮面なのになぜかぶらないのだろう。他の2人のようになぜ・・・。
そう考えていたが、やめた。
少女が近づいてきたのだ。
そして、お辞儀する。その瞬間・・・、目の前に煙が立ち昇る。
しまったと思ったが、もう遅い。体が一瞬で、完全に麻痺してしまった。
目が重くなる。意識が遠のき、最後に少女が刃を構えているところをみて、目を閉じるのだった。
ドス!?
辺りをその音が包み込むのであった・・・・。
このごろストレスが・・・・。どなたか助けてください^^