誰!誰!誰!?
イーシンは謎の男に襲われて体がしびれてしまう。それを作ったという人物「シュラ」。いったいどんな人物なのか。そして、いったいこの者達はいったい何のためにイーシンを襲ったのだろうか・・。その間の手が今度はクウに・・・。
イーシンが襲われたのと同時刻・・・。
クウはあの広場からかなり離れた場所に居た。今まで薪が”一本”たりとも見つかってい。そのため、探し回っているうちに、先の方へ行き過ぎてしまったのである。
「全然無いな。う〜〜・・。キスカに怒られるか・・・・。・・・。まぁ、正直に言うんだ。起こられる事は無いか。」
何も無いので戻ろうと、元来た道のほうを向く。
クウは後ずさりした・・。クウの目の前に人が居る。仮面で顔を隠している。だが、それだけだ。
イーシンを襲った男のように黒いマントのようなものは着ていない。動きやすい半袖、半ズボンと言う格好だ。
女の子だろうか。髪は煌く銀色。長さは腰まであるのか分からないが、後ろで髪をとめるポニーテール(?)にしている。
だがどう考えても、不気味で気味悪く思える。
クウと、この人物は、一時の間向かい合ったまま何もしないでいる。
何も無い。何も起こらない。そんなちっぽけに思える時間が過ぎていく。
いったいどのくらい経っただろうか。本当に何も起こらない。
動いた!それも、あの不気味な人物が・・・。木の多い茂った方へ・・・・・・。
その様子があまりにおかしい。
何事も無かったかのように、子供がゆっくり家に帰るかのように、移動する。
何故だろうか。呼び止めたくなってくる。何故だろう・・・。
「おい・・。」
不気味な人物は止まる。
首を傾げて、こっちを見つめる。正確には、見つめているように見える。
「何か用っすか?」
沈黙が続く。
「うん。」
そう言う声は高い。
「どんな?」
「君達三人の抹殺。」
この返答には、顔をしかめるクウである。
「なぜ?」
「仕事。」
こんな事を聞くのは初めてだろう。普通そう言うことを言う人間はいない。もしいたとしても、こういうことをぺラペラとしゃべって言いのだろうか。
「・・・。そんな事言って言いの?」
その言葉を聞いた瞬間、顔が下のほうに向いた・・。
なにやらショックを受けている。
「よくな」 「うるさい!」
さえぎられる。
次の瞬間には、隠していた短剣で襲ってきている。
普通の人間なら、人生の終わりを迎えている。だが、クウは一応普通ではない。もちろんこの攻撃をも、難なくかわした。
「なに!?」
かなり驚いているのか、声が引きつっている。
そこへ剣の柄で首筋に一撃入れる。
首に一撃あびたためか、その場に崩れこむ。
倒れこんだ人物は、顔立ちの良い女の子だった。
「あ!これで薪の事は言い訳がつける。」
そう言うと、担ぎ上げ引き返して行った・・・。
下手で申し訳ありません。
遅くなりましたが。コメントを書いてくれた方々にお礼を申しあげます。
50点くれた方、ありがとうございました。少しは良くなってきていますでしょうか?良くなっていたらうれしいです。
75点くれた方、本当にありがとうございます。まさかこんなに良い点がもらえるとは思ってもいませんでした。うれしすぎです。句読点気をつけていきます。
応援してくれる方々、もしいらしたら、今後もよろしくお願いします。