自分がするべき事・・
ジルから山賊のことについて聞く。
長いですね・・・・。
クウは自分がやりたい事がわかった。旅人がしなかった事を、できなかった事をやるのだ。それはもちろん山賊退治。この村を山賊から開放する事。心の中にそう誓う・・。
ジルから山賊の話を聞いた後、もう一つ、クウはお願いをした。
その日から4日後、クウの受けた傷は塞ぎきった。普通に外を歩けるようになり、激しい運動もできるようになった。ドルもジルも驚いた事は言うまでもない。傷が治りきった日の夜、ジルは一人の青年をクウの部屋につれて来たのである。
青年はクウと同年代のようだ。その青年の名は、シーヤ・アクト。なぜクウのところに来たかというと、クウがジルに頼んだ事に関係する。クウがジルに頼んだのだ。地理に詳しい人を、連れてきてくれと。だが、小さな村なのにその日には見つからなかった。見つからないと言うより、居ないのだ。クウはしかたがないと、あきらめていたのだが、今日見つかりつれて来たのだとジルが言うのである。今日やっと見つける事ができたのはアクトが全国を旅してくると、5年前にこの村を出たため、昨日まで居なかったからである。アクトは、今日帰って来たのだが、家に来たジルにいきなり来てくれと言われ、仕方なく来たのだという。何のためかと言うと、何もこの世界の地方を知らないクウが、地理について学ぶため。クウも少しでも知っておかないといけないと、分かったらしい。
その日からクウは朝と夜に地理のことについてアクトから学び、昼間は村の外で狩りをしながら、体術や剣術の練習に励んでいくことになる。
今回は他のより短いですね。ちゃんと書けるようにします。
〜今回初登の場人物紹介〜
シーヤ・アクト:5年前に全国を旅するために村を出る。