俺の一目惚れは、ただの気まぐれで、 愛が憧れに変わってしまった俺の恋は、 永遠に始まりを迎えることはない。
作者は尖角です。
題は無駄に長いですが、気にしないでください^^
君を見た瞬間、俺は君に惹かれた。
それは“好き”という感情で、同時に君のことを護ろうと思った。
それがたとえ正面からじゃなく、陰からであったとしても・・・。
君が俺の存在にいつ気付いたのかはわからない。
けれど、 多分、俺は君より先に気が付いていた。
多分、きっと、そうだったと思う。
だけどね、
最初はドキドキしていた君との会話も、いつからかドキドキしなくなってしまった。
それはなんでだと思う?
それはきっと、 LOVE[愛] が ADORATION[憧れ] に変わったから。
変わってしまったからなんだ・・・。
付き合って欲しくても、君と俺は不釣り合いで、
護りたいと思っても、距離的に君を護ることは出来なくて。
大好きだったんだよ? 夜も眠れないほどに。
事実なんだよ? 君は知らないかもしれないけれど。
俺の“好き”は“一目惚れ”じゃなく、ただの“気まぐれ”だったんだ。
そう思わないと、俺は君を忘れられないから・・・。