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第3話 アルセリア王国
僕は目が覚めると煌びやかな場所に横になっていた。ここは……一体?
???『おやおや、困惑しているね?』
日向「だ、誰?」
知らない青年が出てきた。
???『目覚めたかい?僕の名前は裕二・平野・フォン・アルセリアだ。そしてこっちは妻の……』
サラ『サラ・フォン・アルセリアよ。私はアルセリア王国の女王をしているわ。これからはうちの養子として過ごしてもらうからね?こっちの世界では住む家はないでしょ?だったらうちに住みなさい。』
日向「あ、あの裕二さんは日本人ですか……?」
裕二「そうだ、ちなみに君の日本での身分については把握しているよ。」
日向「う、うちの身分……?」
サラ『もしかして記憶がないの……?』
日向『うちはただの平民だよ……?」
サラ『あなた』
裕二「もしかしたら天皇家の隠し子かもしれんな」