第三十話 再戦
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光希達のいる街へと降り立ったアスモデウスは天使の気配を頼りに来たものの、光希達を見つけられずにいた。
「あ〜も〜、あいつらはどこにいるのよ!気配はここら辺だと分かるのに!」
アスモデウスは成長した姿になっても中身はあまり変わらず、少しは大人しくできるようになっただけであり以前と同じで感情の起伏が激しいのは代わりないのであった。そのため光希達を探しても、すぐに見つからないことにイライラし始めたのだった。
「あーもう良いわ。この辺りぶっ飛ばせば出てくるに決まってる。初めからこうすれば良かったのよ!めんどくさいから、全部吹っ飛んじゃえ!」
アスモデウスの力強く握られた右の拳に黒いオーラが纏まり始めもう少しでエネルギーが満ちて放たれると思われたギリギリに朱美とはるがアスモデウスの元へと到着したのであった。アスモデウスが何かしようとしているのに気づいた朱美はアスモデウスへと叫んだ。
「ちょっと、なにしようとしてんのよ!」
「あら、そっちからきたのね。手間が省けて良かったわ。ちょうどいいからこの辺りごとあんた達も吹っ飛ばしてあげる。」
アスモデウスはニヤリとした笑いをし、朱美とはるをも巻き込んでこの辺りを吹っ飛ばそうとその拳を地面へと振り落とすのであった。
「「我が誓い、果たさんが為に!」」
ゴウッ!!
「「ハァッ!!」」
2人が言葉を発すると瞬間的に変身し魔法少女ジエル、魔法少女リエルとなりアスモデウスの振り落とす拳の矛先に自らの魔法で作り上げたシールドを遠隔で張るのであった。
ガギィィィィィィン!!ピシッ
ジエルとリエルの張るシールドによってアスモデウスの黒いオーラを纏った拳は受け止められるがすぐにヒビが入りその後突破されるのであった。
ドーーーン!
アスモデウスの拳が地面へと叩きつけられ砂煙が舞う。本来なら当たりが吹き飛ぶほどのエネルギーを纏っていた拳だったが、ジエルとリエルのシールドによってあたりに砂煙が舞う程度までに抑えられたのであった。そんな砂煙が舞う中、この現象を引き起こした本人はゆっくりと魔法少女2人の方へと体を向けるのだった。
「ふーん、なんか前よりも少しだけ強くなったようね。前のままだったらあなた達ごと吹っ飛ばしてあげたのに。まぁけど楽しめそうで何よりだわ。次はちゃんと相手してあげる。」
「あんたもしかして校舎で私達をボロボロにしてくれたあの女悪魔?気配がしたからきてみたけどあの時の…悪魔は成長が早いようね?見違えたわ。まぁ中身はそこまで成長してないようだけど。」
「またあんなひどいことをしようとしているなら、今度こそ私たちがあなたを止めます!」
「やれるものならやってみなさいよ!」
アスモデウス対ジエルとリエルの再戦がここに始まるのであった。
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