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7.帰宅

「そういえば夜ご飯どうしよう」

俺はそう思うと冷蔵庫の中を見る


「暇だし俺が作るか」

俺と冬喜達で4人分か、久々にたくさん作るな。となると食材が足りない、近くのスーパーに買いに行くか。




ガチャ


「ただいま〜」


どうやら誰かが帰ってきたみたいだ。

玄関に行くとそこには、制服を着た銀髪のショートカットの女の子が立っていた。


「おかえり春希」


「ッ!?あ、兄さん!」


「よう、久しぶり」


「今日引っ越してきたの!?」

春希が物凄く嬉しいそうな表情になる。


「そうだよ、さっき荷解きが終わった所」


「そうなんだ、そういえばお母さんは?」


「葵さんならさっき、父さんと一緒に仕事に行ったよ、半年ほど帰らないらしい」

俺は葵さんが言ってたことを春希に説明する。


「へぇー、あっ!そういえば夜ご飯って、あっお母さんいないんだぁ…」

春希が何やら疲れた表情になる。


「そういえばそのことを聞こうとしたんだけど、葵さんがいない時って料理どうしてたの?」


「それはその…私たちは全員料理が苦手で…作り置きがあったんだけど、すぐに無くなっちゃって、私たちで料理作ったんだけどあんまり満足いく料理がつくれなくて………その、、出前を…」

春希がどんよりとした表情になる。


つまり全員料理が出来ず、毎日出前をとっていた、と言うことだ。


「じゃあ俺が作ろうか?」

俺は自分の考えを言う。


「兄さん料理できるんですか!」

春希が救いを求めるような表情になる。


この子コロコロ表情が変わるな。


「うん、俺は一人暮らしで、ずっと自分で料理してたからそれなりにはできると思うよ」


「ほんとう!?それじゃあお願いしてもいいですか?」


「いいよ。そういえば春希だけ先に帰ってきたのか?」

俺は春希に問う。


「私は部活に入ってないからいつもこの時間で、夏姉は今日は仕事無いはずだから、友達と寄り道しながら帰ってくると思うから、あと一時間くらいで帰ってくると思うね。冬姉はテニス部の練習でいつも遅く帰ってくるの」


「ん?夏樹はバイトでもしてるのか?」

「見たことない?夏姉はモデルをしてて結構有名なんだけど…」

「ちょっと俺はそいうの疎くて……っと話してたら時間が足りなくなってしまう。春希、俺は今から買い物に行ってくるから留守番お願いしてもいいか?」


俺は春希に聞いてみる。


「お兄さん買い物に行くの?私も着いて行っていい?」

春希が俺に手を合わせ頼んでくる。


「着いてくるのか?」


「うん!お兄さんここら辺の道知らないでしょ?私が道案内してあげる!あと一人は寂しいし…」

春希が寂しそうな表情になる、たしかに一人は心乏しいか。


「じゃあ一緒に行こうか」


「うん!」









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