4.これからの話
昨日は更新できずにすみません\( ˙ ᵌ ˙ )/
「あっ、あと僕と楓の名字変えるから」
「え?」
名字が変わるって?
「楓はこれから、【葉月楓】改め【四条楓】になるから」
父さんが重要な事を急にぶち込んできた。
「戸籍変えるの!?」
ただでさえ再婚やら義妹やら云々で頭がパンクしてるのに名字が変わるだと!?
「兄ちゃんと名字一緒になるの!?」
夏樹が驚きと喜びの混じった声で聞いてくる。
「その通り!僕も【四条明人】になるぞ!」
父さんがサムズアップしてくる。
そんな簡単に言われましても…
まぁ父さんが決めたことにはだ何か理由があるのだろう。
親の決めたことに子供は口は出さないからな。
「…わかったよ、俺はこれから【四条楓《しじょうかえで〉】だ」
俺は諦め半分納得半分な心境で返事をする。
「随分と簡単に受けいれるね」
父さんが以外な表情で聞いてくる
「俺はまだまだ子供だから難しいことは親に任せるよ」
父さんが決めたことだ反対はしない。
それを聞くと父さんはほっとしたような表情になる。
「そうか。あと楓、ここからが重要なんだけど、楓が今住んでる部屋があるでしょ?そこを引き払って、冬喜ちゃん達の住んでる家に引っ越すことになったから」
「引っ越すのか?まあいいんじゃない?あんまり思い入れのない部屋だし」
思い入れがないのは部屋に物をあんまり置かないからだ。
あんまり思い入れはないし、家でやることといえば基本的な家事と勉強ぐらいしかないからね。
「そうか、じゃあ明日、車で運ぶから」
「運ぶって、なんで車なんだよ引越し会社に頼んだらいいだろ普通に考えて…」
「楓の部屋荷物少ないだろ。それに冷蔵庫とかは引越し先にあるから処分するし、ベッドは新しく買うよ。それに楓は今鍛えてんだろ?筋トレの代わりに車まで運んだら?」
父さんが言うことは確かに正しい。俺の部屋は荷物が少ない、俺はミニマリスト(仮)だから!
…すみません趣味とか無いし外に出ないからです、、
「わかったよ運ぶから…」
だが、筋トレと言われちゃあしょうがない。
「説得完了と、そういえばあと一つ言いたいことがあったんだった」
父さんがひと段落したような表情になるとまた何か思い出したようだ。
「なんだ?」
俺は父さんにもう一度耳を傾げ話を聞く
「楓には高校に行ってもらうから」
「えっ、……はぁぁあああ!?」
なんでだよ!なんで俺が学校に行かなきゃ行けないんだ!。
「楓には護衛っぽいことをしてもらおうかなって。今在校してる学校を転校して冬喜ちゃん達が通ってる中高一貫校に転校するんだ」
父さんが急に真剣な顔で説明してきた。
「え!?兄様が私達の学校に!?」
「ほんと!?」
「welcome!兄さん!」
3人が驚き半分喜び半分で声を上げる。
「ふふっ♪3人ともすっかり懐いてる、私からもお願いします楓くん」
葵さんまで頼んでくる俺に頼んでくる。
「事情はわかるけど俺馴染めないよ?」
事情は大体わかる。冬喜たち美人三姉妹に何かあったら大変だから俺を側に居させようと言うことだろう。というか、そもそも女子校に行かせたらいいんじゃないの?
「それもあるけど、それに楓に青春を楽しんでもらいたいし、とりあえず学校に見学しに行ったら?」
父さんが提案してくる。
「見学?」
俺は首を傾げる。
「ああ、今度冬喜ちゃん達が通う高校で体育祭があるんだ、僕と葵さんは仕事で行けないから楓に見に行ってもらおうと思って」
父さんがそういうと三姉妹が反応する。
「兄様が来てくれれば嬉しいです!」
「そうだよ!お兄ちゃんが来てくれたら私達やる気がすごく出るよ!!」
「姉さん達のいう通りぜひ来てください!」
義妹たちが俺に頼んでくる。
「わかったよ。3人の学校を見に行ってみるよ」
3人の頼まれたら断れない。
「「「やったー♪」」」
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