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新NISAについて

今回は2024年からスタートする新NISAの話。


本編に行く前に注意事項を2つ!!

※※※※※

新NISAは現行のNISA制度とは『別物』です。

本編では比較などもしますが現行のNISAとは『名前が似ている別の制度』が始まるものとしてお考え下さい。

※※※※※

2023年6月初旬の情報です。

新NISAが開始するまでに改定される可能性があります。

最新の情報は新NISAが始まる頃に自身で確認してください。

※※※※※


って事で本編開始。


・新NISAとは?

新NISAとは2024年からスタートする新しい非課税制度の事。

新NISAは現行の一般NISA、つみたてNISAと異なり非課税枠が2階建て方式になっている。

また、新NISA登場に伴い、これまでのNISAの制度改正(主に期間延長)が行われた。

変更点は以下の通り。

挿絵(By みてみん)

少し分かり難い書き方になっているかもしれないので色々と補足。

一般NISAのロールオーバーの○○年投資分までと言う点についてだが、改正前は19年以降に投資した分は5年間の非課税期間があるので24年になってしまい、ロールオーバー可能な期間を過ぎてしまっていると言うだけの話だ。

勿論、改正後の23年までと言うのも同様の理由だ。

そして、つみたてNISAは期間延長により、改正前は19年以降に始めた方は37年までと言う縛りから20年間フルに運用出来なかったが、23年までに積立NISAを始めれば20年間の運用が可能になった。


・2階建て方式とは?

挿絵(By みてみん)

1階(つみたて投資枠)

年間投資枠:120万円


2階(成長投資枠)

年間投資枠:240万円


投資枠などに若干の違いはあるが1階がつみたてNISA、2階が一般NISAと言う認識で概ね問題はない。

但し、新NISAでは上場廃止になりそうな株式や高レバレッジの投信は除外する方向で検討されているので、条件によっては除外される商品もあるので注意が必要。


もう1つ注意点として、新NISAでは1階部分を利用しないと2階部分での投資が不可能になっている。

但し、投資経験者(NISA口座を利用した経験がある方など)は証券会社などに申請する事で2階部分のみの投資運用も可能になる。

自分が該当するか否か分からない場合はNISA口座のを開設した機関に問い合わせてみると良いだろう。


・一般NISA、つみたてNISAとの比較

挿絵(By みてみん)

少し分かり難いかもしれないが中央の赤い部分が新NISA。

1階部分と2階部分で比較し易いよう、両端に現行NISAを配置してある。


補足

新NISAの成長投資枠の非課税保有限度額部分で(うち成長投資枠1200万円)と表記してあるが、つみたて投資枠のみで非課税保有限度額の1800万円を使い切る事は可能だが、成長投資枠の非課税保有限度額は1200万円が限度額と言う意味である。

つまり

つみたて投資枠単体での非課税額は最大で1800万円。

成長投資枠単体での非課税額は最大で1200万円。

そして、つみたて投資枠と成長投資枠の合計の非課税額は最大で1800万円。

と言う事だ。


・簿価残高方式とは?(再利用が可能とはどういうことか?)

簿価残高方式はざっくり説明すると購入時の価格で残高を計算する方式。

100万円で購入し200万円で売却したとしても買付残高は100万円で計算。

勿論購入した商品の価格が下がったとしても購入時の価格で計算をする。

今回は非課税保有限度額の総額(一生涯に使用可能な限度額)の話なので、例えば残りの非課税保有限度額が1000万円、売却分500万円(購入時の価格300万円)だったとする。

すると、非課税保有限度額は1300万円になる計算だ。


つまり、一生涯に1800万円分の資金を運用する訳ではなく、1年間で運用可能な総額が最大で1800万円と言う計算になる。購入時の価格の合計で1800万円までと言うだけの話。

1年で投資出来る限度額は360万円(1階部分120万円、2階部分240万)と決まっているので最短5年で1800万円に到達する。

その時、他に運用益の良さそうな商品を見つけたなど乗り換えをする際は売却して枠をあける事が可能になる。

言うまでもなく、限度額に到達する前に売却した分も再利用が可能になる。


図にするとこんな感じのイメージ。

挿絵(By みてみん)

あくまでも一例。

上図では4~6年目としているが何年目でも関係はく翌年再利用が可能になる。


・新NISAへの移行の仕方について

現行のNISAを利用している方は自動的に現在利用している金融機関などに自動的に口座が設定される。

まあ、平たく言うと、既に現行のNISA口座を開設している人は何もしなくても勝手に新NISAの口座が同様の機関に開設されるよって話。

また、現行のNISAと同様に年単位で金融機関の変更は可能。


・ロールオーバーについて

そもそも新NISAでは非課税期間が無期限に設定されている。

現行NISAと違い、満了と言う概念がなくなるのでロールオーバーをする必要もロールオーバーと言う概念すらもなくなる。

不要な商品が出た場合は売却し非課税枠を再利用しよう。


また、現行のNISAから新NISAへのロールオーバーは出来ない。

冒頭に現行のNISAと新NISAは『別物』と記述した通り、現行のNISAと新NISAは分離されている。

よって、現行のNISAで運用している商品を新NISAへロールオーバーする事は出来ない。


・現行のNISA口座について

1)まだNISA口座を作っていない方

筆者的にはまだNISA口座を開設していない方は口座開設をするべきだと考える。

理由としては現行のNISAは来年以降も()()()()()()。(商品の購入は不可)

来年以降の投資は不可能だが、一般NISAの場合は今年中に最大120万円、つみたてNISAの場合は最大で40万円の非課税枠を使用する事が可能になる。

つまり

一般NISA口座を今年中に開設して投資をした場合

新NISA+一般NISA(最大1800万円+最大120万円)

つみたてNISAを今年中に開設して投資した場合

新NISA+一般NISA(最大1800万円+最大40万円)

と新NISAの非課税枠+αで底上げをする事が可能だ。


2)すでにNISA口座があり運用されている方

上記同様、今年中に購入をした商品までは一般NISAの場合は最大5年、つみたてNISAの場合は最大20年運用される。

慌てて売却する必要はなく、()()()()()()()現行の運用同様に保有し、期間終了間際に売却するのが無難だろう。



と言った感じで今回は終了。

本当は年末頃の改定の心配が無くなってから数回に分けて投稿する予定でしたが、諸事情により駆け足での解説になりました。

筆者の読解力の無さから認識の祖語や誤読などにより間違えた情報を記述している可能性もあります。

いつも通り話半分。正確な情報は各自検索って事でよろしくおねがいします。

一番手っ取り早い方法は金融庁のHPで確認する事ですね。


と今回は少し長くなってしまっているので、とっとと余談と言うか次回予告と言うか……。に移りましょう。

次回の投稿(6月25日20時予定)で最終回となります。

あまり大した内容ではないので見なくても良いかも(笑)

と言いつつ、勿体振って次回の内容はヒミツです。


次回

『最後に』

をお送りします。

乞うご期待!?

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