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株の買い時について

今回は株の買い時について記述していく。


当たり前の事だが、安いときに買うのが1番良い。

しかし、残念な事に筆者は未来予知能力者ではない。

よって、データや過去の実績などを元に予想をするしかないのだ。


各々の株には株価が上がりやすい時期と下がりにくい時期がある。


一般論になってしまうのだが、配当権利落日前の1カ月辺りから配当権利落ち日までは株価が上がりやすい傾向にある。

逆に配当権利落日後は株価が下がりやすい傾向にあるとも言える。


つまり、欲しいと思う株の株価をチェックする際、この法則に当てはまるのか否かを過去数年のチャートで確認すれば良い。

当てはまるなら配当権利落日後の株価の下がりそうなタイミングで株を購入すればよいのだ。


株価は買って初めて運用が開始される。よって、いち早く買いたいと思う気持ちも分かるのだが、高値で買い、その後、株価が落ちてしまうくらいなら、1年間配当を我慢してでも安値で買った方がお得だ。


例えば、配当欲しさに少し高めの株価で購入したとする。

その後、株価が3%落ちてしまったとする。それならば購入初年度の配当を諦めてでも配当権利落日後の安値で購入した方がお得だろう。

これは逆もまた然り。株価が上がり続け、株を買うタイミングを逃してしまう事もあるので注意は必要だ。


勿論、配当金額などによっては少しなら高値で買っても良い株などもあるかもしれない。

しかし、株価は常に変動するものだ。

数年運用してみたが、結果的に購入時より株価が落ちてしまうと言う事も有るだろう。

そう言った時に高値で掴んでいた場合よりはダメージが低いのだ。

逆もまた然り……。購入時よりも株価が上がる場合もあるだろう。

そんな時も、やはり安値で購入していた方が高値で購入した場合よりもお得だ。

ここからは気分の話になるのだが、購入初回の配当金などと言う物は数日、長くて数年で忘れてしまうだろう。

しかし、売った時の利益または損益は配当よりは忘れにくいと思う。何故ならばそれが一番最後の取引だからだ。

結果的に最終利益がいくらかが問題なのだ。

例え最終的な総合利益が同程度だった場合においても、最後の取引での額面上の利益が多い方が気持ち良く株取引を終了出来るのだ!(あくまでも個人的感想です)

そして、最終的に損益が出てしまうと数日ショックで落ち込んでしまう。(個人的感想です)

それならば1年間グッと堪え安値で購入した方が精神衛生上も良いだろう。


他にも下がる可能性のある時期として、配当金の減額や株式統合、業績悪化などのマイナスな情報が出た場合は株価が下がる傾向にある。

これは言わずもがな。わざわざ好き好んで現状よりもマイナスな材料のある株を欲しがる人間など少数派と言っても過言ではないだろう。居るとすれば空売り目的や何も知らない初心者などと言うのは想像に容易い。

よって、売りが優勢となり株価が下落するのだ。


また、GWなどの長期休暇前も下がる傾向が高い。これは長期休暇中に株を購入している会社が如何な不祥事を起こし、株価が暴落する可能性があったとしても株の売買が出来ないと言うリスクが生じてしまうので手放す投資家が多い為だ。日本の株式は外国人投資家が多いので海外の大型休暇の予定も多少はチェックしておいた方が良い。

追記すると、年末年始はご祝儀相場になると言う人も居るのだが、個人的にはその傾向はあまり感じる事が無い。


他にもNYダウが下落すると日経平均も下落しやすいなどもあるのだが、ダウ平均がいつ下がるかが予想しなくてはいけなく、時期として何時と断定することが出来ないので今回は割愛することにする。


個人的な感想だが、日経平均ベースで話をさせていただくと、9月から12月にかけては株価が上昇傾向にある気がする。

7~8月に購入し、株式貯金を終わろうかなと思うタイミングの時は11月か12月頃を目安にしても良いのではないだろうか。


ここからは少し余談になってしまうのだが、今年はオリンピックや流行り病の影響による巣籠もり需要の高まりから株式市場にお金が流れ込み、株価が過熱しすぎている様な気がする。

筆者自身の考えだが、日経平均は22000~27000、高くて28000程度が妥当な金額だと考えている。

今の時期は何も調べず盛り上がっているからと言う理由だけで参入するのは控えた方が良いだろう。

取り敢えずはオリンピック終了まで様子見をするか株式市場が盛り上がっているうちに売り抜ける事を考えるのが最良の選択だと考えている。

これはあくまでも個人的な感想なので、無視していただいて構わない。

これからも日本の株価は上がり続けると思うのならば、即座に行動に移し株を買った方がお得だ。


今回は話が少し脱線してしまった部分もあるので少し重要な点だけを書き出す。


株価が今後下がる可能性のあるタイミング(買うのをお勧めしない時期)

・配当前

・長期休暇前

・会社にとってマイナスなニュース後


株価が今後上がる可能性のあるタイミング(情報を精査しながら株の購入を考慮する時期)

・配当後(1週間程度の様子見をし、株価が落ち着いてから)

・長期休暇後

・9月から12月にかけて(個人的な感想。7~8月に株価チェック)


あくまでも可能性の話で、そう言う傾向に場合が多いと言う話なので、株を売買する場合はしっかりと情報収集をする事は必須事項なので忘れてはいけない。

その上で情報を精査する為の1つの指針として頭の片隅に留めておく程度で大丈夫だろう。


今回はこんな感じで終了する。

途中、日経平均に少し触れたのだが、日経平均について勘違いしている人も居るかもしれないので、次回はそんな箸休め程度の話。



次回予告……

『日経平均について』をお送りします。

こうご期待!?


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