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恐怖指数について

久しぶりに真面目じゃない(?)回。

今回は『恐怖指数』の話です。


恐怖指数についての結論を述べる前に、恐怖指数の簡単な説明……。

恐怖指数(VIX)とは?

Volatility Indexの略。

Volatility(ボラティリティー)=価格の変動性

Index(インデックス)=指数

株式投資家の心理状況を数値化したもので、VIXが低いほど相場が安定してる状況。

逆にVIXが高い値を示していると相場が不安定で株価の乱高下が起きやすいとされている。

VIXの値については

10~20の範囲……通常(安定)

30~40の範囲……警戒

40~……パニック状態

とされている。

────注意────

ただし、VIXは米国債(米国株価指数S&P500)を元に算出されている値。

──────────


因みに、日経平均ボラティリティー・インデックス(日経平均VI)もある。

日経平均(日経255オプション価格)を元に算出されている値。


チョットした豆知識

1993年~2003年までは米国株価指数S&P100を元に算出していたのだが、2003年9月22日以降はゴールドマンサックスと共同開発したより精度の高いVIXを使用している。

2003年以前のVIXをVXOと区別する事もある。



とまあ、簡単な説明も完了したので

『恐怖指数(VIX)』の結論を述べるのだが……。

結論としては『あまり気にする必要のない値』である。

筆者的には重要度が低いと思う。


以下、ダラダラと重要度が低いと思う理由を記述していく。


【過去の大きな変動のあった出来事】

・1998年10月 49.53 アジア通貨危機(1997年10月38.20)

・2001年09月 43.47 アメリカ同時多発テロ

・2002年07月 48.46 エンロン不正会計事件(エンロン・ショック)

・2003年03月 33.61 アメリカのイラク侵攻

・2008年10月 96.40 リーマンショック 世界金融危機

・2011年08月 48.00 S&Pが米国債を格下げ

・2011年10月 46.88 欧州債務危機 ギリシャ通貨危機

・2015年08月 53.29 チャイナショック 中国経済失速懸念

・2018年02月 50.30 米国金利急上昇

・2020年03月 85.47 コロナショック (18日高値)


記憶に新しい2021年9月中国恒大の経営危機では25~29程度。

2022年3月にFRBの利上げ発表では37.50の値を付けたのだが、2022年は2月からのロシアによるウクライナ侵攻の件もあり、2月から9月までのVIXは18~38の間を乱高下している。(2月最大38.94)


リーマンショックは 89.53だろとツッコミを入れられそうだが、筆者の参考にしているグラフは96.40が2008年の最高値になっているので勘弁していただきたい。

他の数値も色々と比較してみたのだが、数値についてはズレがあるものもある。

しかし、VIXが上昇した事に変わりはないので時期と数値が上昇した事に変わりはない。


とまあ、頑張って遡れるだけ遡ってVIXが30を超えた時を抽出してみたのだが、何か気が付くことが無いだろうか?

そう……。

普通にニュースなどで情報を入手出来るならVIXの値が上昇するのは理解出来るよね。と言うものばかり。

強いて使いどころがあるとすれば、FRBの利上げ発表時に思ったよりも動かなかったから市場は織り込み済みだったのか……。とか、恒大の件は数か月も前から噂にはなっていたので市場では情報を持っている人が多かったんだな。と感心する時くらい(笑)

……だがしかし!!

それはそれで市場の動向を確認すればある程度は理解可能で、わざわざVIXを確認するまででもない。


そして、筆者の様な長期保有することを前提としている投資家は長い目で見ているので、短期的な株価の動きを見る必要性は低い。

一瞬、外的要因で株価が下がったとしても上昇トレンドの株は基本的に回復するもの。

毎月。毎日。毎時。毎分。大なり小なり価格は上下するのが当然。

第三次世界大戦や世界の勢力分布が塗り替えられるような、常識が一変するような事態が起こらない限りは一定の方向へ進むことが多い。

まあ、常識が一変するような事態が起きるとするならば、株に限らず、そもそもの資産を保有する意味がなくなる可能性もある。気にするだけ無駄である。


更にデイトレや短期取引をするとしても、スピードがものをいう世界。

いちいちVIXを確認してから行動するようでは遅い。

……と思う。

筆者はデイトレなどには明るくないので、デイトレや短期取引に対する意見は的外れかもしれない。


他にも情報を入手するのが遅いのでVIXを参考にしたいと考える人がいるのならば、VIXの前にニュースなどを見ることをお勧めする。


まあ、そんなこんなで『恐怖指数(VIX)』はあまり気にする必要のない重要度の低い指数と考えてよいだろう。


【少しおまけ】

国債のETF VIX短期先物指数(1152)などのVIXに連動しているETF(上場投資信託)もあるので未来予測に自信のある人や情報収集に自信のある人は取引してみても良いかもしれません。


基本的にVIXの値が上昇する時、株価は下落します。

リスクヘッジの1つとして考えても良い商品だと思います。


【恐怖指数まとめ】

・重要度低め

・米国株価指数S&P500を元に算出

・日本版VIXもある

・世界情勢に大きな動きがある時はVIXに連動しているETFに投資しても良いかも



ってな感じで今回は終了。

で、余談に移りましょう。

筆者は意味のない話をするのが結構好きです。

今回の恐怖指数についての話もその類でしょう。

しかし、必要のない話が必ずしも必要がない訳ではありません。

必要がないという事を知ることも必要なのです。

今回、恐怖指数が必要のない指数だという事を知っているのと知らなかったのでは大きな違いがあります。

後々何かの拍子に恐怖指数の話が出た時も『あっ、これ必要のない話なんだ』と切り捨てるのと『恐怖指数?何それ。興味があるから調べてみよう』と色々検索してからの『必要なくない?』では無駄な時間を省略できるのです。

まあ、今回の話を読んでる時点で無駄な時間を使……。

おっと、これ以上はいけない(笑)

何が言いたいのかと言いますと……

おしゃべり好きの只の言い訳でした(笑)


無駄話も終わったので次回予告をして〆ましょう。

2022年10月1日は土曜日です。

つまり10月の取引は3日から。

株の世界では『二日新甫(しんぽ)は荒れる』という格言があります。

『二日新甫(しんぽ)』とは月初めの1日の取引が休みで2日目以降に取引が始まる月の事です。

という事で、次回……

『二日新甫(しんぽ)は本当に荒れるのか?』をお送りします。

乞うご期待!?

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