表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/64

BS(B/S)の説明

今回はBSの説明です。


早速本題。

『BS(B/S)』とは……

Balance Sheetの略で『貸借対照表』を指す言葉だ。


バランスシートとは『資産』『負債』『純資産』の状態を表したもの。

企業の財務状況を知る上で重要な書類になる。


『バランスシート』や『貸借対照表』と言う言葉だけなら聞いた事がある人も多いのではないだろうか。


※今回の説明では筆者が使い慣れている『バランスシート』で統一する。


【バランスシートの構成要素】

挿絵(By みてみん)


構成要素は大きく3つ

1つ目は左半分の資産の部

2つ目は右上部の負債の部

3つ目は右下部の純資産の部


以下、サクッとそれぞれの中身説明


1)資産の部

流動資産……1年以内に現金化できる資産

固定資産……1年を超えての使用や投資目的などで長期保有する資産

有形固定資産……固定資産のうち、物的な実体をもつ資産

無形固定資産……固定資産のうち、物的な形をもたない資産


2)負債の部

流動負債……1年以内に支払期限または給付引渡期限が到来する負債

固定負債……1年以内に支払い義務が発生しない負債


3)純資産の部

株主資本……資本のうち株主の持ち分のこと

資本金……会社設立時に事業主が準備した会社の運転資金

資本余剰金……会社設立時に出資を受けたお金や増資時に株主から集めた資金のうち、資本金とされなかった部分

利益余剰金……各期の累計された利益から使われずに残った金額


※軽く純資産の中身補足

挿絵(By みてみん)

補足と言ってもどうと言う事も無く……。


純資産は自己資本と他人資本(新株予約権分と少数株主持分)から成り

自己資本は株主資本とその他の(ry 

株主資本は資本金、資本余剰金(ry

ってだけの話。



【バランスシートの見るべきポイント】

1)流動比率

流動比率とは……流動資産と流動負債の比率したもの


比較理由:

流動資産と流動負債を比較する事で会社の資金繰りが確認可能。

基本的には『流動資産>流動負債』となっていればOK

流動資産の方が流動負債よりも多いと言う事は『1年以内に現金化できる資産』と『1年以内の支払い』を比較した場合、資産の方が多い事になる。

つまり、当面(最低でも1年間)の資金繰りは安全とも言い換えられる。


流動比率の計算法

流動比率=流動資産/流動負債×100

上記で『流動資産>流動負債』と記述したが、つまり流動比率が100%を超えた状態の事を指す。

そして、流動比率は高ければ高いほど流動負債を支払う能力が高いと言えるだろう。


とは言え、流動資産の中にも現金化し難いもの(棚卸資産)や貸付金などの貸倒れの可能性のある物がある。

そこで登場するのが『当座比率』だ。


当座資産とは……現預金、受取手形、売掛金、有価証券など流動資産の中でも現金化し易い部類の資産の事だ。

『当座比率』をザックリ説明すると、流動比率をより限定的にしたもの。


当座比率の計算法

当座比率=当座資産/流動負債×100


当座比率も流動比率同様、100%を超える状態が望ましい。

そして、流動比率と当座比率の値もついでに比較すると良いだろう。

流動比率と当座比率の差が大きいと在庫(売れ残り)が多いと判断される。

つまり、流動比率が100%を大きく超えていた場合でも当座比率が100%を切る事もあり、注意が必要なのだ。



2)自己資本比率

自己資本比率とは……総資本に対する自己資本の割合を示す値。

※総資本とはバランスシートの右側(負債の部と純資産の部の合計)の事。


比較理由:

総資本における自己資本の割合を比較する事で負債による倒産リスクが確認可能。

自己資本の割合が多い=負債の割合が少ないとなる。

よって、自己資本比率が小さければ小さいほど負債による倒産リスクが低いと判断出来る。

言うまでもなく、自己資本比率が大きくなると、負債の割合も大きくなり倒産リスクも高まることになる。

あくまでも『負債による』倒産リスクの判断なのでそれ以外の倒産については関与しない。


自己資本比率の計算法

自己資本比率=自己資本/総資本×100



3)負債比率

負債比率とは……負債と自己資本を比較したもの。

バランスシートの右側の比較。

右上(負債の部)と右下(純資産の部)の比較。厳密に言えば純資産から他人資本を引いたものとの比較。


比較理由:

負債と自己資本を比較する事で財務の安全性を計る事が可能。

負債=返済義務の『ある』資産

自己資本=返済義務の『ない』資産

普通に考えるなら『自己資本>負債』が安全である事は理解出来るだろう。

負債の割合が小さければ小さいほど安全性が高い事も説明する必要は無いと思う。


負債比率については職種により目安にばらつきがあるので一様に○○%以上と言う事は出来ない。

そして少し注意が必要なのは、負債比率は小さい=安全。

……なのだが、負債比率が小さい=事業に消極的な可能性もある。

事業を拡大する場合や設備投資をする際、どうしても必要になるものがある。

それは『資金』だ。

つまり、事業を行う上で絶対に必要になる物が資金。

だが、自己資本には限りがある。

そこで利用するのが借入などの負債なのだが、負債比率が低いと言う事は事業活動にあまり積極的ではない。

と言う印象を持たれてしまう事もある。

『場合によっては』なので負債が無いと絶対にダメという訳ではないし、負債が多いから積極的に事業展開している訳でもない。

業種や時期、経営状況など色々と考慮する必要はある。



他にもバランスシートは『自己資本利益率』や『固定比較』などをする事も可能だ。

毎度毎度言っている事だが

様々な情報を多角的な視点から判断をしt(ry


ってな感じでバランスシートの説明を終わりにします。


そして余談……。

最近、真面目(?)な回が続いた影響と、気温の所為で少し疲れ気味な筆者です。

30分に1回はボケないと気が狂う病の筆者にとっては結構な苦行(笑)

1話での本編の文字数を3000文字以内にしたいな。と毎回思いながら記述しているのですが、それでも全体のバランスなどを考えたりしながらだと下書きに1時間程度の時間が掛かります。

真面目な回の1話分の下書きを書き上げる頃にはボケ成分が足りなくて発狂しそうになっています(笑)

余談が無駄に長いのはその反動なのかもしれません……。

まあ、冗談はさておき。

次回でファンダメンタルズからの流れでの用語解説は終わる予定なので一安心です。

次々回は用語解説に入る前から予定していた『恐怖指数の話』をするつもりですが、用語解説と言う名の時間稼ぎでネタもある程度貯まり、真面目にやり過ぎて禁断症状(笑)が出た場合、ゆる~い感じのネタに変更すると思います。


ってな感じで余談も終了です。

筆者が無駄話を思いついてしまう前にサクッと次回予告に移りましょう。


次回……

『PCFRの解説』

をお送りします

乞うご期待!?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ