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ROEとROAの説明

前回に引き続き、今回も用語の説明です。

今回は『ROE』と『ROA』の説明なのですが……。

本編に入る前に少し弁解を……(笑)

筆者は11日~14日までお盆で実家に帰省していました。

前回投稿から約14日のうち、4日間が潰れています。

4/14つまり約29%の時間が足りなかった計算になります。

何が言いたいのかと言いますと……

文章の見直しにかける時間があまり取れなかったので、いつも以上に誤字脱字が多いかもしれません。

誤字脱字を見かけた場合、頑張って脳内変換を行い正しい文章に置換してください(笑)

筆者に報告していただいても良いのですが、筆者は基本的に他力本願な性格です。

『猿馬見れんだろ大会』のような変な文章を見かけた場合、可能な限り暗号解読を行っていただいた方が筆者としては楽なのです。

と言う事で、よろしくお願いします。


では、言い訳も終わったので本編を開始します。



『ROE』とは……

Return On Equityの略で『自己資本利益率』又は『株主資本利益率』の事を指す言葉だ。

つまり、()()()()(返済する必要のない資金)のうち当期純()()(企業が1年間で生み出した純利益)の割合(比())の事と言えば理解し易いのだろうか……?

と言う事で、計算式は

1)ROE=当期純利益/自己資本×100

となる。

そして、自己資本は純利益から新株予約権分と少数株主持分を引いた値で計算される。

つまり

2)自己資本=純資産-新株予約権分-少数株主持分

である。

そして(2)の式を(1)の式に代入をし

3)ROE=当期純利益/(純資産-新株予約権分-少数株主持分)×100

となる。

(1)の式で表記される事が多いが、(3)の式で表記される時も有る。

両方覚えておくと便利だが、理解し易い方を覚えるだけでも良いだろう。

まあ、ぶっちゃけた話、ネット証券などで調べたい株式の情報を開けばROEなどの情報は表示されている事も多いので計算式自体を覚える必要は無かったりも……(笑)


自己資本利益()なのでROEの表記単位は%だ。

最後に100を掛けている理由がコレ。

百分率表記にしているだけの話。


このROEを求めて何に使用するのか?と言うと

投資した資金に対し、企業がどれだけの利益をあげられるのかを計る『財務指標』として使用される。


ROEの値は高い方が良く、一般的には10%を超えると優良企業とされる。

しかし、日本企業の平均ROEは5%程度と言われている為、10%を超えていない企業は投資する価値が無い訳でもない。

あくまでも10%は目安を立てる時の判断基準の1つ。

絶対ではないと考えるのが良いだろう。


ROEが増減する理由について

ROE=当期純利益/自己資本×100

の式を見て何処の値が増減すればROEの値が増減するのかは理解出来ると思う。

当たり前の事だが、分子(当期純利益)が大きくなるとROEの値は増加し、分子の値が小さくなるとROEの値は減少する。

そして、分母(自己資本)の値が大きくなるとROEは減少し、分母の値が小さくなるとROEの値は増加する。


当期純利益と自己資本についても説明しようとしたのだが、長くなり過ぎてヤバかったので折を見てそのうち記述すると思います(笑)

と言う事で今回は割愛。


ザックリ説明すると

当期純利益……売上から売上原価や販管費、税金などを引いた残りの利益

自己資本……返済義務の無い資金(資本金や自己株式、余剰金など)


※説明する意思はあったが、時間が足りなかった事を主張したい図

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


自己弁護はこの程度にして、本題に戻ると……。

ROEの問題点

・負債は計算に含まれない

例)

A社 総資産100憶(負債80億円、自己資本20億円)、当期純利益10億円

B社 総資産100憶(負債50億円、自己資本50億円)、当期純利益10億円

C社 総資産100憶(負債20億円、自己資本80億円)、当期純利益10億円

の3社が存在すると仮定する。

A社のROEは10/20(億円)×100=50%

B社のROEは10/50(億円)×100=20%

C社のROEは10/80(億円)×100=12.5%

となり、同じ総資産、同じ当期純利益だとしても負債の多いA社のROEがの値が一番良い結果になってしまう。

このように、自己資本に対する他人資本の割合を示す負債比率を『財務レバレッジ』と言う。

ROE分析を行う場合はこの『財務レバレッジ』を考慮する必要がある。

財務レバレッジについてだが……。

FXなどで聞いた事がある人も居るかもしれない。

あのレバレッジと同じものと考えて問題は無い。

頭に『財務』と付いているので『財務』に関してレバレッジが利いているだけの話だ。

レバレッジ=てこの原理

つまり、自己資本と言う小さな力でも他人資本(借入金)を使用して大きな力を生み出すことが出来ると言う事だ。



って事で次、ROAの説明に移ります。


ROAとは……。

Return On Assetsの略で『総資産利益率』を指す言葉だ。

つまり()()()に対してどれだけの()()があるのかの割合(比())の事。

と言う事で計算式は

ROA=当期純利益/総資産×100

ROE同様、単位は%だ。

最後に100を掛けr(以下略


で、ROAを何に使用するのか?

総資産に対してどれだけの利益が生み出されたかを計る『財務指標』として使用される。


ROAの値も高い方が良い。

一般的には10%以上が優(優良企業)。

5%以上で良。2%以上が可。

毎年1%以下の企業は不可。経営の見直しが必要とされている。

……が、残念な事に日本企業の平均ROAは3~5%程度。

(外的要因でも数値が大きく前後するので幅がある)

米国や欧州の平均ROAがそれぞれ5~7%程度ある事を考えると低いと言わざるを得ない。

よって、日本企業のROAの目安は5%に設定される事が多い。


とは言え、ROAは業種や景気、社会情勢など色々な要因で変化するもの。

例えば、設備投資に費用が掛かる業種と費用が掛からない業種を比較すると、設備費用が低い業種の方がROAは高くなる。

よって、他業種間での単純比較は難しい。


ROAが増減する理由について

コチラも計算式を見ていただければ理解出来るともうのだが……。

ROA=当期純利益/総資産×100

分子部分の当期純利益の値が大きくなるとROAは増加。小さくなると減少。

分母部分の総資産の値が大きくなるとROAは減少。小さくなると増加。


総資産の詳しい説明も割愛。

ザックリ説明すると

総資産……資産合計の事。資産と負債の合計。


ROAの問題点

・先行投資、事業拡大などによる借入などに注意

総資産とは『資本と負債の合計』と記述した通り、事業を拡大する時や設備投資などの先行投資で借金をした場合でも必然的に総資産は増えてしまう。

総資産=資本+負債

よって、負債の部分が増えるので総資産が増えるのは当たり前だ。

しかし、借金をして投資をしても元を取る(返済し終わる)までには時間が掛かる。

このような場合、ROAの値が悪化したとしても一時的なもの。(事業拡大や設備投資などが正常なものだと仮定するなら)

よって、ROAの数値に大きな変化があった場合、何の影響で変化があったのあkを理解する必要がある。


・本業とは別の部分にも注目

ROAは色々な要因で変化すると上で記述したのだが……。

企業が保有している株、外貨、土地などの価格が変動すると総資産も変動する。

例えば

企業が保有している株(100億円分)の価値が200憶円分にまで上昇した場合、企業の資産が100億円分増える事になる。

外貨なども同様で、円安、円高の影響を受ける。

その結果、総資産が増減するので本業とは全く関係のない部分でROAの値が変化することになってしまう。



ROEとROAの違いについて

ROEもROAも企業の『財務指標』を示す数値。

しかし

ROEは『自己資本』

ROAは『総資産』

に対する当期純利益の割合を見ている。

自己資本と総資産(自己資本+他人資本)の違いだ。

まあ、簡潔に2つの違いを説明しろと言われれば

『負債』を計算に含めるか否か。

それだけの話。



毎度毎度の事で耳に胼胝が出来てしまっている方も居るかもしれないが、ROEもROAも判断材料の1つにすぎません。

様々な情報を多角的な視点から判断をして投資先を選びましょう。


ってな感じで今回は終了。

……と言いたい所ですが、前回説明しようとして抜けていた部分を軽く補足説明。

前回のPERやPBR。そして今回のROEなどの用語に(連)や(単)、(予)、(実)などが付随する事がある。

コレの説明。

(連)……連結子会社を含めた数値。

(単)……親会社単体(子会社を含めない)での数値。

(予)……次期決算の予想値。

(実)……過去の実績。


って事で抜けていた部分の捕捉も終了したので今回は終了です。



微妙に長くなってしまったので余談は短くしましょう。

本編に入る前に言い分けがてら余談していますしね(笑)

と言う事で、筆者は帰省していました。

筆者はデスクトップPCしか所持していないので執筆は完全にストップ。

25年のwin10サポート終了までに買い替えをしないとな……。などと考えながら何もしていない状況です(笑)

10→11へのアップデートに出来れば良いのですが……。

現在使用しているPCは、学生時代に『株やってみたいんよ』と闘病生活中&余命宣告も受けていた母に無理を言い、口座開設の許可と同時に購入してもらったwin10が登場した初期の頃のPCなので色々と足りなくてアップデートは不可能……。

約7年間、故障らしい故障も無く頑張って毎日稼働してくれています。(1~2年に1回ブルースクリーンで強制終了されます)

この調子で後2年頑張ってもらいたいものです。

次のPCは誰か超高性能自作PC作ってくれないかな……。我儘は言わないので富岳くらいの性能のPCか実用化した量子コンピュータを(笑)

などと妄想しながらwin11はBTOパソコンかなと思う筆者でした。


はい。余談も終了したので次回予告に移りましょう。

予定では『BS(バランスシート、貸借対照表)の説明』にしようかな。

と考えていたのですが、今回『当期純利益』『自己資本』『総資産』などの単語が出てきたので、そっちの説明をした方が良いのかな?と悩みどころ……。

BSの説明を記述する途中で出てくる可能性が有るような無いような……。(まだプロットすら書いてないので方向性が不明)

しかし、出てきたとしても詳しく書く余裕があるかどうか……。

と言う事で、皆様からのご要望が無い場合は予定通りBSの説明をします。

要望があれば当期純利益などに変更予定。(変更が間に合いそうな時期なら)


って事で、次回……

『BS(バランスシート、貸借対照表)の説明』(予定)

をお送りします。

乞うご期待!?


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