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株主優待について

今回は株主優待について少し話していこうと思う。

偏に株主優待と言っても、商品券やお米券、クオカードなどの金券や自社製品、カタログギフト、果ては宝くじまで色々な物が存在する。

今回、株主優待は継続保有の有無の観点から説明をしていこうと思う。

とは言っても読んで字の如くなので特に説明する必要は無いのかもしれない。


継続保有とは

株を売らずに継続して持ち続けている事だ。


取得した株には個々の番号が振り分けられている。

よって、継続保有が株主優待の条件に有る場合は1度購入した株を売ってしまうと継続保有の条件から外れてしまうので注意が必要だと言う事だ。

基本的に配当が出る時期にチェックが入る。

配当権利落日と中配当権利落日と言う物を目安にしてもらえば分かり易いだろう。

例外として抜き打ちでチェックが入る場合もあると言う話なので貸株をする場合には注意が必要だ。

貸株については次回お話しようと思う。


そして、中には配当だけもらえれば良い思う人も居るだろう。他にも株を買ったが近くに店が無かったと言う人も居るだろう。そう言う人は貸株と言う制度を使うと良い。次回少しだけ詳しく書くのだが貸株は株を貸して金利を貰おうと言う制度だ。

株主優待で商品券を貰ったけど毎回使いきれないなどと言う人は検討すると良いだろう。


とは言え、株主優待はあくまでもオマケだ。

商品券をすべて使いきれなかったからと言って損すると言う事ではない。

考え方次第だ。すべて使い切ることが出来れば凄くお得。少しでも使えればお得と言うものだ。

むしろ、手元に優待割引券が有るからと言って全額使いきるためだけに必要ではない買い物をしてしまい、出費が増えてしまう方が損してしまう事に繋がってしまう。それならばいっそのこと少しの金額が残っている時は使わないで有効期限が切れてしまった方が無駄な出費をせずに済む分お得なのだ。

本作での目的は株式で預金を作ると言う事だ。よって、極力無駄と言う物は省くべきなのだ。


例えば、道端に10円が落ちていて、それを拾い歩いていると、公衆電話の前で10円が無くて困っている子供が居て、その子に拾った10円をあげたとしても損はしていないだろう。……拾ったお金は交番に届けろなどと言う野暮なツッコミは無しにしてほしい。

しかし、金額が大きくなると人間は損をしたと言う気持ちになってしまう。タダで貰った物に価値を見出そうとするから損をした気分になるのだ。そんなものに価値を見出してはいけない。

そう言った心の貧しさこそが真の貧しさだと思うのだ。

……何が言いたいかと言うと、何かそれっぽい事が言いたかっただけだ。特に意味はない。そう言うお年頃なのだ。


これだけだと少し短いので、今回は世間一般で知られている。小技を2つほど記述しておく。


1つ目は株主優待と配当金だけを貰う方法だ。

ざっくり説明すると、権利落日に合わせて普通に買うのと空売りを同時にすると言う方法だ。

空売りも次回話をするが、簡単に言ってしまうと先に株を売り、後で株をい戻すと言う方法だ。

これは株価が下がれば儲かると言う仕組みだ。

つまり、普通に買えば上がると得をし、下がると損をする。

これと一緒に同数の株を空売りする。

そして、権利落日後に成行で売りに出せばよいのだ。成行は株価を指定せずに現在出ている指値で順番に売り買いすると言う物だ。指値は金額を指定して売り買いしている物の事だ。

そうすると、株価が上がっても下がっても、通常道り買った分と空売りをした分で相殺されプラマイゼロ(手数料は別)で配当と優待の権利が取得出来るという訳だ。

しかし、継続保有が必要な場合、この方法は使えないので注意が必要だ。

もう1つ注意して欲しい事として、空売り規制が掛かっている場合、この手法は使えないので必ず確認が必要だ。

これは個人的にはあまりオススメはしていない。

何故ならば、100万円分の株を使ったとして、配当利回り3%+優待と考えても月5万円程度だ。

そこから手数料、税金(20%)を考えると良くて月4万円。

成行で売るのだが、これは成行で注文を入れた順に処理されるので、注文タイミングが悪いと多少のマイナスが出てしまう。

個人的には労力と対価が見合っていないように思うのだ。

やりたい人は個人の自由と言う事でやってほしい。


そして2つ目の小技。

株主優待を効率良く取得する方法だ。

例えば、とある株の株主優待は100株以上で2000円分の商品券、500株以上で6000円分の商品券と言う条件だったと仮定しよう。

この場合、500株分買っても100株分の5倍にはなってはいない。

例え500株で5倍だったとしても、500株も買えないと言う人も居るだろう。

そんな時は家族の名義で(自分以外の家族が)株を買ったと言う体にするのだ。勿論、他の家族が本当に株を買い、優待券だけ貰うと言う方法でも大丈夫だ。

例を出すと、本人の株、両親の名義での株と言った感じだ。そうすると300株買うと6000円分の商品券をゲット出来るのだ。

言うまでもないと思うが、これは名義人の資産である。しっかりと使う名義人に了承を得て、少しばかりのお礼を忘れないようにしよう。勿論、架空の人物の口座を作るなどは違法なので言語道断だ。

友人の名前を借りるなども止めておこう。お金が絡む問題に発展する可能性を考慮するとリスクが高すぎるからだ。

これはあくまでも家族内限定で、尚且つ信頼できる相手限定で使える小技と言う事だ。


2週間に1回投稿を目標にしているので、このくらいの長さが負担にならずに書ける丁度良い長さだろう。

今回はこれで終了とさせていただく。

次回予告……

『貸株についてと空売りについて』の2本立てでお送りします。

こうご期待!?


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