ナンピン買いはするべきか!?
今回は『ナンピン買い』の話。
話を進める前に『ナンピン買い』とは?
株などの取引きで損失が出た場合、買い増しをする事で商品の平均単価を下げる行為の事。
例)
100円で100株購入。
株価が500円まで下落し、100株買い増し。
100円で100株。500円で100株。計200株(平均750円)
ってな感じ。
漢字では難平の語源。
難(『事態が上手く行かない事』『辛く苦しい事態』)を平(『偏りがない状態』『たいら(平均)』)にする事から来ている。
株価が下がってマイナス収支になったから一発逆転を掛け、平均単価を下げて反転した時にプラス収支にし易い状態で待とう!って作戦です。
では、本題の『ナンピン買い』はするべきか?
結論……『初心者は手を出すな!!』
理由はいくつかあるので記述していく。
1.そもそもで、『損切り』が出来ない時点で、その人は短期投資に向いていない。
(ナンピン買いを検討するまで株価が下がる前に損切りをすべき)
2.中長期投資にすると仮定した場合、右肩下がりの株に投資をするのはリスクしかない。
(ナンピン買いをして株価が回復するまで『塩漬け』するなら、他の優良株を探した方が有意義)
3.コンコルド効果
3のコンコルド効果は1の損切りが出来ないと言う事と少し関連がある。
コンコルド効果とは?
『投資を続けても損失が出る』と理解していても今までの投資分が惜しく、投資を継続してしまう心理状態の事。
つまり
1度ナンピン買いをすると、投資した分を取り返そうと更に下がれば、更にナンピン買いと沼にハマってしまうのだ。
結果として株価は下落を続け、株価が回復しても平均単価までは回復せず、大幅な損失を出してしまう事に繋がる。
そして、ナンピン買いに使う資金が多すぎて身動きが取れなくなってしまう……。
大きく、このような事情から『初心者のナンピン買い』はNG!!
どうしてもナンピン買いをしたい場合は
『なんとなく』『たぶん』『勘』などではなく、『しっかりとしたデータや情報に基づいて行う事!!!』
例えば
何らかの『風評被害』『誤情報』で一時的に落ちただけ。
『ある程度、株価が下がったとしても配当でカバーできる』
などなど
まあ、どちらにしても、情報を集めたり、データを分析したりで『初心者には難しい』と言うのが正直な意見。
失敗してナンピン買いを検討する時点で情報収集能力やデータ分析能力は初心者と言えるだろう。
素直に損切りするか、買い増しせずにそのまま塩漬けで持ち続けるかが無難な選択でしょう。
株価が下がった時にナンピン買いをするかどうか迷う事の無いよう、事前に損切りのタイミングを決めておく事も重要。
さらに重要なのは塩漬けにしても損切りにしても後悔の無いような株を厳選して購入する事が重要。
以前にも少し記述した記憶があるのだが、損切り価格を決める際も○○円になったら損切り。
ではなく
○○円まで下がったら、一旦考える。
(株価が下がった理由などの分析、どのような条件で損切りするかなどを考える)
□□円になったら上記データと照らし合わせて損切りをするか決定する。
とした方が良いだろう。
例えば1000円で購入した株を800円まで下がったら損切り!
とした場合
799円まで下がった後、900円まで戻す事や1000円以上に価格が回復する事もある。
そうならないように900円まで下がった時は下落した原因を考える。
この時
売却条件(どのような感じで○○円まで下がるようなら売る など)をいくつか設けると良いだろう。
そして、800円にまで下落する少し前のタイミングで条件と照らし合わせ決定する。
まあ、これは損切りの話なので今回の件とは別の話。
最後に今回のまとめ。
『ナンピン買い。ダメ。ゼッタイ。』
ってな感じで今回は終了。
余談と言う程ではないのですが……(と言いつつ余談)
今回のナンピン買いの記述をしていて、数年前に何かで読んだデータ分析の事が頭を過りました。
内容は日本人の個人投資家に関する分析。
肝心の中身は薄っすらと覚えてるような……うろ覚え状態なのですが、筆者が投資方法を見直すキッカケになった1つのデータでもあります。
不幸中の幸いだったのはビギナーズラックで早急に投資方法の変更を余儀なくされる程ではなく、プラス収支だった点です。
この時、大幅なマイナス収支を叩きだしていたら投資に回すお金が無くなっていた所です。
株を始めて間もない頃にこのデータに出会えたのも運が良かったと言えることでしょう。
なんせ書いてある内容が、当時の筆者にドンピシャで当てはまる内容だったのですから……。
青天の霹靂とは正にこの事。
まあ、数年前の物なので、今の投資家さん達には当てはまらない内容かもしれません。
って事で次回予告……
『日本人は投資が下手!?』をお送りします。
当時、筆者の過ちを正すキッカケの話。
現在の投資家には当てはまるのか!?
乞うご期待!?




