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積立NISAの基本

今回はつみたてNISAの話。

本編に入る前に少し言い訳を……。

正確には『つみたてNISA』なのですが、ついつい変換を押してしまう癖がありまして『積立NISA』と表記されています。

いちいち修正するのも面倒なので、基本的には『積立NISA』で今後も統一させていただきます。


って事で本編開始。


積立NISAとは?

非課税累進投資契約に係る少額投資非課税制度の事

なるほど……。分からん……。

何のこっちゃ?と言った感じだろう。


つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。購入できる金額は年間40万円まで、購入方法は累積投資契約に基づく買付けに限られており、非課税期間は20年間であるほか、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。(引用元:金融庁)


なるほど。

少し余談ですが……

いつも思うのですが、約款や文書って堅苦しく難しい物が多いですよね。

今回の説明は割と分かり易いですが、言葉とは伝える為にあるので、筆者の様なおバカさんでも理解出来るようにもっと簡単な文言で説明して欲しいものです……。

世の中には『ソーシャルディスタンス』だの『社会的距離』だのと難しい言葉を並べたがる輩が多すぎる。

言葉だけが独り歩きして、意味が伝わらないのであれば無意味!

そんなもん、『人と人との間隔』って説明しとけばええねん!

難しい言葉を使って賢そうにする人間ほど馬鹿だと思うのだが……と例の如くまた大きく脱線しそうなので早々に戻る。


まあ、公的文書や正式な文書などが小学生でも理解出来るような簡単な言葉ばかりだとそれはそれで笑ってしまいそうなので今回はスルーしよう。

ただ、甲だの乙だので説明されると読んでる途中であれ?誰がどっちだっけ?ってなるので改善して欲しい文書は沢山ありますね。


さて、少し脱線しましたが、本題に戻り……

累進投資契約とは自分が選んだ商品を毎月一定額ずつ購入する契約の事なので、この累進投資契約に当たる部分が積立と言う表現になっているのだろう。


つまり、積立NISAとは……

毎年40万円(月33000円程度)まで積立可能で運用益が最長20年間非課税になる制度の事。

購入可能な商品は一定条件を満たした株式投資信託とETF(上場投資信託)に限る。

と言った所だろう。


では次に積立NISA概要

運用可能期間:最長20年

年間投資限度額:40万円

非課税対象:運用益

投資可能期間:~2037年


【注意点】

ほぼ前回のNISAと変わりないので前回参照。

前回紹介したものは省略(年間投資額や運用年数などは変わるので注意)

その他として

・NISAとの併用不可

・取引商品は投資信託

・ロールオーバー不可

と言う3つが挙げられるだろう。


【NISAとの併用不可】

これは『NISA』も『積立NISA』もNISAと言う大枠で1つと言う考えだろう。

NISA、積立NISAのどちらかを1人1口座まで開設可能と言う事だ。

各1口座ずつではなく、どちらか1口座のみと言うのが注意点だろう。


【取引商品は投資信託】

信託なので運用は信託先にお任せ。

自分自身で運用したい人はNISA。

但し、NISAは2023年まで(非課税期間は2027年まで)となるので、今から口座開設する人はロールオーバーの旨味がほぼ無いと言う事は理解して欲しい。


【ロールオーバー不可】

積立NISAは20年の運用期間が終了すると一般口座または特定口座へ自動的に移管される仕組みだ。

そもそも運用期間が20年と長期運用なのでロールオーバーが必要ない気もする……。

まあ、仕組みとしてロールオーバーが出来ないので考える必要もない。

ダメだと思うなら売却!

ダメだと思うなら他の商品へ変更する!

満足出来るだけの利益が出たなら売る!

以上。


とは言え、20年の運用期間がある。始まりが2018年なので、最短でも残り16~7年は運用可能だ。

まだまだ遠い未来の事なので現段階では気にする必要が無いのだが、20年経過した場合、どのようにすればよいのかも紹介しておく。

1.売却

2.移管された商品をそのまま運用

3.もう一度積立NISA口座を作りなおす

と言った感じだろう。


1の売却後はiDeCoなど、他の非課税制度で運用するもよし、普通に現金化するもよし、元手に株式運用するもよしだ。

16~7年も経過すればiDeCo以外の非課税制度なども登場する可能性もある。

よって今の内に運用期間が切れた場合の事を考えても意味がない気もする。

状況は刻一刻と変わるものだ。期限が切れる2~3年前……少し余裕を見たとしても5年前くらいに考えれば良い事だろう。


2については特に補足事項は無い。移管されたまま運用するだけだ。

但し、運用益については税金を取られるの事を忘れてはいけない。


3は1とあまり変わらない気もするのだが、なんちゃってロールオーバーと言った所だろう。

再度積立NISA口座を開設し、20年間運用し直すと言う方法だ。

NISAのロールオーバーとは違い、なんちゃってロールオーバーなので年間40万円の範囲内での再投資となる。


と、今回はこんな感じでサラッと終了。

書いていて、ふと思ったことがあったので、今後の予定を少し変更。

iDeCoの事を書いた後、NISA、積立NISA、iDeCoの三者比較と言う流れにするつもりでした。

……が

iDeCoの後は『NISAと積立NISAの比較』、その後『積立NISA(一部NISA含む)とiDeCoの比較』と言う流れに変更します。

多分こっちの方がまとめやすいと言う判断です。


と言う事で次回予告……

『iDeCoの基本』をお送りします。

乞うご期待!?

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