外出自粛の中で今、自分にできる事
コロナの感染拡大を受けて、外出自粛が求められる中、自分ができる事は何か?
その答えを自分なりに考えてみる。
まず思いつくのは寄付だ。
しかし、マスコミは災害時はすぐに始まるテレビでの募金はやらないし、どこに寄付すればいいかという情報も出してくれない。
自分で検索するしかないだろう。
そこで目に止まったのは、国立国際医療センターというところ。
国立ということで国の機関であるだろうし、国際感染症などの研究も行っているらしい。寄付などは特殊詐欺の温床にもなりやすいので危険もあるが、それ以上に自分ができる事をやりたい。
なので寄付する事に決めた。
方法は簡単で、Webからクレジットカードで決済すれば終わり。後々、領収書が届くのでそれを確定申告すれば、所得控除が受けられるらしい。
自分で稼いだお金を公的機関に寄付すれば、それは税金の課税対象ではなくなるという事。
今、苦しい時に他人の為にお金を使えれば、それは後々に自分の助けにもなるという事です。
次に何ができるのか?
思いついたのは献血。
コロナ拡大で医療機関では、輸血する機会も増えているんじゃないか。外出自粛で献血に出かける人が減っているんじゃないか?
そう思って献血センターへ。
恥ずかしながらはじめての献血、勝手がわからないまま受付に行くと、丁寧に教えてくれて、1時間半ほどで採血まで終える事ができた。
他にできる事は無いか?
今はネット社会で個人の声も全国に届けることはできる。個人の投稿は数多の情報の中に埋もれてしまうかもしれない。
でもやれる事をやっていくしかない。
少しでも人の目に止まればと、マスコミや知事へと言葉を投げかける。今はソーシャルメディアへと投稿すれば、そこを目にする人は少なからずいるはず。
例えば、感染源となって休業を余儀なくされたライブハウスは、ミュージシャンの練習場として貸し出す事で援助してもらえないか?
動画配信のスタジオとして提供する事で、動画を見る人から援助を集める事はできないか?
中小企業でテレワークの実現が難しいなら、職場近くのホテルを利用することで、満員電車での通勤を減らすことはできないか?
大阪府知事が訴えた様に、スーパーが新たな感染源とならないように、出前サービスを積極的に利用していくべきではないか?
オーバーワークを強いられているのは医療従事者だけでなく、宅配やスーパーの店員達もそうだ。でも外食産業をはじめ、仕事ができない人も多くいる。
もっと臨時の従業員を雇っていく事はできないのか?
マスクや防護服の増産が進まないのはなぜか?
資金が足りないなら寄付を募れないか。人手が足りないなら服飾の縫製業者に頼めないのか?
個人で考えても色々と出てくる。
それが皆の知恵を出し合えば、様々な問題が解決できるんじゃないか?
政治家に責任を押し付けて文句を言うことが悪いとはいわないけど、その前に自分ができる事はないか。
幸いにも私自身は、まだ仕事を続けられている。
そのために身体を使った活動は中々できないが、言葉を紡ぐことはできる。
それで少しでも世の中に貢献できるなら、言葉を発し続けたいと思う。
早くコロナが収束できるように、祈るのではなく行動する。
そういう人が増えることを願います。