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5.二度目の出会いは突然に

「ロンダ?」

「ア、アルファ様!?」


 ――バサバサ


 たった今、図書館で借りた本を落としてしまいました。それはどうでもよくて……いえ、どうでもよくはないのですが……えっと、あの……


 アルファ様がなぜ、ここに。

 お仕事が忙しいのではなかったの!?


 私は月に一度、冒険の本を借りるため町の図書館へ出かけます。家の周りでは借りれる場所などありませんから。それと、今日はある目的があって買い物にきましたが、が、が……こんな風に説明をしている場合じゃありません!


 だって、だって、もうすぐ!


「ミランダ。 あら?」


 あああ!来てしまいましたー!


 そうです。私はロンダと共に町に来ていたのです。どうしましょう。身代わりのことがバレてしまいます。


 ロンダは泣きそうになっている私とアルファ様を交互に見た後、なにかを察し、にこりと微笑みました。


「もしかしたら、アルファ様でございますか? 私、()()()()()()です」

「妹……」

「はい。この間はご挨拶もせずに、申し訳ありませんでした」

「いや確か、病弱な妹がいると母上からも聞いている」

「そうなんです。今は元気ですが、時々、熱を出して寝込んでしまいますの。そんなわけで、お会いできる日は数少ないかもしれませんが、宜しくお願いいたします」

「こちらこそ」


 ロンダの機転のきいた言葉、何より堂々とした振る舞いに、私はあっけにとられてしまいました。二人が並ぶと、違和感がなく、とてもお似合いです。


 私はロンダと瓜二つだけど、ロンダは堂々と自信に満ちているのに、私はオドオドしてるばかり。きっと、アルファ様だって、ロンダのような子がいいに決まっていますよね。

 二人の会話を聞きながら、そっと後ろに下がります。落ちた本を拾おうと手を伸ばしました。すると、私より先に本を拾ってくれた男の人がいました。


「お嬢さんの落とし物?」

「はい。ありがとうございます」

「いえいえ。女性が困っていたら助けるのは当然だよ。ん? 君は……」


 男の人は前にいるアルファ様と、ロンダ、そして私を順番に見つめます。顎に手をつけて、考え込むしぐさをしました。


「君はもしかして……アルファ君の愛しの婚約者――の妹さん?」


 ひぇっ!

 当てられてしまいました!

 ど、どうしましょう!


 というか、あなたは誰ですかー!?


 動揺で固まる私をよそに、男の人は私の肩になれなれしく手を置いて、アルファ様を呼びます。


「おーい! アルファー君! そんなところでイチャついてないで、妹さんが困ってるぞー」


 声に気づいたアルファ様は、怪訝そうな顔でこちらを見ました。大股で歩いてくると、私の肩に置かれた男の人の手をひねりあげます。


「いででっ」

「気安いぞ、ヨーゼフ」

「なになに? なんで、そんなに怒ってんの?」

「ロンダに触るな」

「へ? ロンダ?」


 ヨーゼフと呼ばれた人の手を乱暴にはらって、アルファ様が私の方を向きました。


「すまない。ヨーゼフが失礼した」

「あ、いえ……」


 アルファ様は顔を険しくされて、ヨーゼフ様を睨んでいます。優しい顔ではなく、とても怒っています。険悪な雰囲気に私はおろおろと、二人の顔を交互に見ました。


「この子が、愛しの婚約者殿なの?」


 愛しのという言葉に頬に熱が帯びました。情熱的な手紙の内容を思い出してしまい、頭がのぼせます。


「ヨーゼフ……」

「あら、違うの?」

「違わなくはないが……」


 アルファ様は嘆息して、私の方を見ました。


「紹介する。私の仕事仲間のヨーゼフだ」


 仕事仲間。どうりで同じ格好をされていると思いました。

 今のアルファ様の格好は、一度見た正装姿ではなく、軍服です。

 首を包むほど高さのある折襟(おりえり)。上半身はタイトなジャケットで、アルファ様の逞しい体が強調されています。ウエストより高い位置にある太めのベルト。乗馬パンツを履いていて、太ももはふっくらとしていますが、ブーツのおかげで足がすらりと長く見えました。

 前に見た姿より、戦士の風格があります。素敵……


 すっかり魅了されていると、ヨーゼフ様が片手をあげて、明るく笑いました。


「アルファ君の仕事仲間のヨーゼフです。ミューゼル子爵の気ままな四男坊だから、結婚相手としてはお得だよ! あ、ちなみに恋人募集中なので、宜しく!」


 早口で言われてしまい、ぽかんとしてしまいました。私も慌ててご挨拶します。


「初めまして、ヨーゼフ様。私はミ――」

「お姉さま! 私もご挨拶したいですわ!」


 ロンダが私とヨーゼフ様の間に、体を割り込ませました。相手に聞こえないように、私に小声で話しかけてきます。


「だめよ、今のあなたはロンダ。ロンダよ」

「ご、ごめんなさい……」


 こそこそ話していると、ヨーゼフ様がこてんと首をひねります。


「どうかしたの? 今、ミって言った」

「ほほほほ! 空耳ですわ、ヨーゼフ様。私はロンダの妹、ミランダです。そして、こちらが姉のロンダですわ」


 ロンダに肘でこづかれて、私はこくこく頷きます。


「そっか~。そうだよね。君たちはなに? 買い物?」

「ええ。買い物と、本を借りに来たのです。ヨーゼフ様たちは、お仕事ですか?」

「うん、そう。今、休みでね。喫茶店にでも行こうかと思っていたところだよ。あ、君たちも一緒にどう?」

「まぁ、それは素敵なお誘いですわ。ね、お姉さま!」

「え? ええ……」

「アルファ君もいいよね?」

「あぁ……」


 こうして、私たちは偶然にも会えた場所でお茶をすることになってしまいました。


「この先に、とても美味しいスコーンを焼くお店があるんですよ」

「へぇ~、奇遇だね。俺たちの行きつけも美味しいスコーンを焼くんだ」

「まぁ、それじゃ、一緒のお店かもしれませんね」


 ロンダとヨーゼフ様が会話をしながら、先に歩き出してしまいます。残された私はぽかんとしてしまって、歩けずにいます。


「久しぶりだな……」


 アルファ様が声をかけてくれました。顔をみると、微笑されています。


「その……元気そうでよかった」


 アルファ様の声を聞くだけで、かっと頬に熱があつまりました。


「はい……アルファ様も……」


 私は恥ずかしくなってしまい、前に手を組んで、うつむきました。


「お花……ありがとうございます。お返事ができずに申し訳ありません」

「私の方こそ、いきなり送ってしまい、すまなかった」


 ぱっと顔をあげます。


「いえ! とても嬉しかったです!」


 送られてきたカーネーションの花は、とても鮮やかなオレンジ色をしていました。可愛らしい花束に驚いて、添えられていた手紙に赤面したものです。


 お返しをどうしようか迷っているうちに時が経ってしまい、町に出る日に贈り物を買おうと思って来たのです。私の鞄の中には、アルファ様への贈り物が入っています。


 まさか、そんな日に本人に会えるなんて。


「おーい! なにやってんのー!」


 先に行った二人がこっちを見て、呼びかけてきました。


「行こうか……」

「あ、はい……」


 並んで歩き出します。


「アルファ様」

「?」

「頂いたお花は、押し花にして、しおりを作りました」


 枯れるのがもったいなくて、鮮やかなうちに押し花にしてしまいました。


「アルファ様からの初めての贈り物ですもの……私、一生、大事にしますわ」


 ありったけの感謝の気持ちを込めて、アルファ様に微笑みかけます。すると、アルファ様はピタリと足を止めてしまいました。

 眉間が険しいわ。手で口元を押さえているし、耳もぴくぴく動いています。怖い顔をされていますが、これは、照れているのかしら。


「また贈る……」

「え?」

「また、君に似合う花を贈りたい」

「……はい! お待ちしてます!」


 微笑むとまた、アルファ様が口元をおさえます。くすぐったい気持ちになりながら、二人が待つお店へと向かいました。



 *


 アルファ様たちの行く予定だった喫茶店は、偶然にも、私たちの好きなお店でした。ここのスコーンは絶品なのです!焼きたてのスコーンに苺ジャムとクリームをつけて頬張ると、顔がにやけてしまいます。

 私とアルファ様はミルクティを頼み、ロンダとヨーゼフ様はコーヒーを頼みました。アルファ様、ミルクティを飲まれるのね。ちょっと可愛らしい。

 私たちは同じテーブルについて、お茶とスコーンを楽しみながら、お話をしました。会話は、アルファ様たちのお仕事の話です。


「え? じゃあ、あの桟橋、まだ直されませんの?」


 ロンダが声をだして、ヨーゼフ様が答えます。


「そうなんだよね~。このところ、隣の国に不穏な動きがあるからね。あの桟橋は隣の国と自国を繋ぐものだから、直さない方がいいという意見が出てきているんだよ」

「そんな……あの桟橋を渡った先に、怪我がよく治る薬草が手に入ると、町の人は言ってましてよ?」

「そうなんだよね。町の人には必要だけど、お偉いさんがたは、防衛のためによしとしないんだ」

「そんな、ひどいわ。町の人だって、生活がかかっているのに。そこらへんは、国の方がなんとかしてくださらないの? なんのための防衛ですの?」

「耳が痛いねー。俺達、一応、その民衆を守る立場の人だからなあ。まぁ、そんなゴタゴタに俺達も巻き込まれて、この町に足止めされているわけよ」

「なんとも頼りないことですね。もう、いっそのこと、可動式の橋でもかけてしまえばいいのではなくて?」

「可動式の橋……あぁ! それ、ナイスアイディアだよ! ね、アルファ君!」

「そうだな…」


 ロンダのアイデアに、解決の糸口が見つかったようです。ロンダはすごいわね。私はお話についていくだけで精一杯なのに。


「いやー、いいね。妹ちゃん。賢い子はとっても好み。嫁に来ない?」


 ヨーゼフ様の一言に、私はカップを落としそうになり、アルファ様は涼しい顔でお茶を飲み、ロンダはにっこりと笑いました。


「ご冗談を。こんな田舎娘、子爵様の妻など、務まりませんわ」

「そんなことないよ。現に、君のお姉さんは次期、伯爵夫人になろうとしているし。それに俺は気楽な四男だしね。家は兄が継ぐし、俺はこんな性格だから、好きにしろって言われているし。お得だよ」

「私、ペラペラしゃべる殿方は好みませんの」

「あら~、じゃあ、アルファ君みたいなのが好み? この色男! 姉妹を両天秤にかけるなんてやるじゃない!」


 ヨーゼフ様は、笑いながらバシバシと、アルファ様の背中を叩きます。あんなに叩かれても、微動だにしません。すごいわ。


「アルファ様に失礼ですよ。アルファ様にはお姉さまという、立派な婚約者がいるんです。お二人は、もうしっかりと愛で結ばれておりますの!」


 ぶっ。思わず口に含んだお茶を吹き出しそうになりました。

 ロンダったら、なにを言い出すの……!


「二人はラブラブだよね。それは認めるよ。あの仕事しか興味なかったアルファ君が、あのアルファ君が! 花なんか買っちゃったりしてさー」

「おい……」

「そうですのよ! お姉さまもその花をそれはそれは大事にされていて、毎日毎日眺めていますのよ! 『アルファ様にもらったものだから、つい見ちゃうの』とか言いながら!」


 も、も、も、もうやめてー!


 恥ずかしすぎて、くらくらしてきました。こんな所で、熱を出すわけにいきません。

 私はカップをソーサに置いて、熱くなった頬を両手ではさみました。


 ふいに大きな手が額にあたりました。優しくいたわるような手に驚いて顔をあげると、真剣な表情をしたアルファ様と目が合いました。


「熱いな。大丈夫か?」


 少し近づいた距離に驚いて、腰を引きます。ガタッと椅子から変な音がしました。


「だいじょうぶ、です」


 なんとか声をだすと、ロンダがヨーゼフ様に向かって大声をだしました。


「ほら、見まして! この二人の仲睦まじさを!」


 声に驚いて、アルファ様がぱっと手を引きます。


「そうだね。いいね。青春だね~。じゃあ、俺達も愛を育もうか、妹ちゃん」

「あなた……よく話をきかないって言われませんか」

「うん、言われる。よくわかったね」

「だから!」


 まだ言い合いを続ける二人を交互に見ていると、アルファ様が立ち上がりました。


「……ここはうるさい。少し外に出よう」

「え? あ、はい!」


 出て行ってしまうアルファ様を追いかけます。


「お姉さま!」


 ふいに、ロンダに呼び止められました。

 胸に押しつけられるように、鞄を渡されます。


「プレゼントを渡すチャンスよ」


 私は大きくうなずいて、アルファ様を追いかけました。



 *



 店の外にでると、アルファ様が立ち止まって、私を待っていました。遅れて出てきた私をじっと見たあと、そっけなく視線を外されました。


「ヨーゼフがうるさくて、すまない……あいつは………その、なんだ……」


 アルファ様は前髪を手でかきあげて、嘆息されました。


「色々と………………うるさい奴なんだ……気を悪くしてないか?」


 私は首をぶんぶん横にふります。


「いえ、ヨーゼフ様は楽しい方ですね」


 びっくりするようなことを言う方でしたが、嫌な気持ちになりませんでした。私が微笑むと、アルファ様はほっとしたような顔をされました。


「……熱は」


 ふいにアルファ様が、私の指先を掴まれました。労るように指をなぞられ、ドキンと、心臓が跳ねます。


「体調が悪いなら、送るが」

「い、いえ! 大丈夫です!」


 私は恥ずかしくて、さっと手を引いてしまいました。するりとアルファ様の手から指が抜けてしまい、引いたのは自分なのに、寂しさが込み上げてしまいました。


「そうか……」

「はい……」


 何も言えなくなってしまいました。沈黙が重たいです。鞄を抱きしめていると、アルファ様が、声をかけてくれました。


「あっちにベンチがあるな……座ろうか」

「は、はいっ」


 アルファ様が道沿いにあるベンチに向かいます。私も後をついていきました。


 煉瓦で整備された道には、ぽつりぽつり、木製のベンチが置いてあります。ここで一休みされる方が多いのです。


 三人は座れそうな長いベンチの端に、アルファ様が腰をおろします。私は反対側の端に腰を落ち着けました。一人分の隙間が私たちの間にできました。


 座ったものの会話はありませんでした。涼しい風が頬をなでていくのに、私の顔の火照りはいっこうにおさまりません。


 ちらちらと、横目でアルファ様の様子を伺っていると、目が合いました。どきりと、心臓が跳ねて、目がそらせなくなります。


「送った花、毎日見るほど、喜んでくれたんだな……」


 かっと、また顔が熱くなります。


「はい、とても嬉しかったので……あ、アルファ様も!お花を一生懸命、選んでくださったのですね!」


 言い終わったあと、はたと我に返りました。余計なことを口走ったかも!

 わあああっと、内心であたふたしていると、アルファ様の頬がほんのり赤くなりました。


「……君を喜ばせたくて、花屋に相談した……喜んでくれて、よかった……」


 かすかにアルファ様の口角があがりました。優しい微笑に、ドキン、ドキン。心臓が高鳴ります。


 私は鞄をぎゅっと握りしめました。


 チャンスよ、ミランダ。

 プレゼントを渡すのよ!


 意を決して、鞄の中から贈り物をとりだしました。


「これ!お花のお礼です! 受け取ってください!」


 両手に持って贈り物を差し出しました。恥ずかしくて顔が上げられません。手に汗がにじんで、指先は小刻みに震えてしまいました。


 しばらくした後、手の中の贈り物が消えました。それに気づいて顔をあげると、アルファ様が贈り物を手にとり、見つめていました。あ、笑ってらっしゃるわ。


「ありがとう……開けてもいいかな」

「はい! どうぞ!」


 包装紙が丁寧に開かれていきます。プレゼントの中身はハンカチでした。目を見開き、じっとハンカチを見つめるアルファ様にあたふたと説明します。


「あのっ……普段、使えるものがいいかと思って、ハンカチを選びました」

「…………」

「ハンカチに四つ葉のクローバーの刺繍があるのですが、アルファ様に幸運がくるようにと思いまして……そのっ……」

「…………」

「本当は自分で刺繍をしたかったのですが、私、お裁縫は不得意でして……買ったものですみません……」


 緊張しすぎて、余計なことまでべらべらと話してしまいました! ひかれてないでしょうか。ちょっと泣きそうになりながら、待っていると。


「ありがとう。大切にする」


 アルファ様が微笑まれました。


 うわっ……うわー……

 こんな優しい顔をされるのね……


 アルファ様はハンカチを箱にしまわれました。私は胸がいっぱいで、口元をゆるませました。



「……そろそろ戻りましょうか」


 お店で待っている二人を思いだし、ベンチから腰を持ち上げようとしました。


 しかし、私の腰はすとんと、ベンチに戻ってしまいました。それは、アルファ様が私の腕をとって、引き寄せてしまわれたから。一人分あった距離はつめられしまっています。目と鼻の先に、アルファ様の真剣な眼差しがありました。


「アルファ……様……?」


「次に会うとき、私と婚約式をしてほしい」


 え?


「神に、君と婚約したことを誓いたい」


 ええええええ!?


 思いがけない言葉に、私の頭は真っ白になりました。


 婚約式!?

 そんな、そんな……!どうしよう!


 神の前で、身代わりなんてできません!


 婚約式は教会で行うもの。身内は全員呼び、神の前で婚約すると誓うのです。


 お、おおおお、落ち着くのよ! ミランダ!


 と、ととと、とにかく、ロンダに相談しなくちゃ!


 私はアルファ様の手を振り払います。


「か、家族と相談してまいります!」


 そして、アルファ様から逃げ出してしまいました。

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