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四季彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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偽兄弟

翔一

「おい、謙二。嘘だろ、AIなんて嘘だよな。ずっと兄弟でやってきたじゃんか。お前が熱出して看病してやった日も、ジグソーパズル一緒に完成させたときも、ケーキを二つで分けあった日も、俺はお前が人間の弟だから、心底、心配したし、感動したし、楽しみも分かち合えた。なのに、お前は機械だったのか? ロボットだったのかよ。あのときの感情は嘘か? 作り物か? ずっと兄である俺を心の底で馬鹿にしてきてたのかよ? 謙二、お前は血の通った人間だよな? ロボットなんかじゃないよな? じゃなきゃ、今までのはなんだったんだ、こんなの偽兄弟じゃないか……おい、どうなんだ、答えてくれよ」









謙二

「……ずいぶんな、イミテーションだねぇ」

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