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四季彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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矛盾やり放題

はーい、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。安いよ安いよ。

まずこの矛。見て見て、こんなに尖ってる。素材が純の鉄だから、ホント硬いの。しかも持ちやすいし突きやすい。どんな盾でも貫いちゃうんだわ。それで何と一万円ぽっきり。一万円よ。

これだけじゃないの、この盾もいいの。鋼鉄で出来てるから全然ヘコまないし、錆び知らず。ほらほら瞬き厳禁。見て見て、思いっきり叩いてもこの通りビクともしない。全然違うでしょ。これなら、どんな矛でも凌げちゃう。これも一万円。

ん? なら、どんな盾でも貫く矛とどんな矛でも凌ぐ盾どちらが強いかだって?

お兄さん、頭いいねぇ。そんな知的なお兄さんには大サービス教えちゃう。

強いのはぶっちぎりで矛なんだわ。ただねぇ、このままの矛だと正直、互角。さらに先端を鋭利にし、持ち手を伸ばして槍にすれば、一気に威力倍増よ。

これでも何と五万円で提供してやんじゃないの。

ん? ホントに強いのかって? 奥さん疑り深いねぇ。それじゃあ、旦那も逃げちゃうよ。あ、それは願ったり叶ったりか。あはは。

でも今日はホント特別、さらにいいもん教えちゃる。持ってけ泥棒ぅ。

結局、細々したもんじゃ駄目なのよ。漢たるものもっと豪快にね。ん? 何を豪快にだって?


決まってるだろ。砲台だよ。


おっと、何帰ろうとしてんのお兄さん

とっとと、二千万払いやがれや。

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