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ホンネノクスリ
等々力博士
「これは凄い発明だ。相手のホンネがはかれるクスリだ」
ウィルソン助手
「本当ですか！」
等々力博士
「本当だ。キミも飲んでみるといい」
ウィルソン助手
「ありがとうございます。明日、丁度彼女とデートなんです」
翌日
ウィルソン助手
「博士、これ効き目がありませんでしたよ。飲んでも彼女の心の声、聞こえなかったです」
等々力博士
「そんなわけないぞ、すでに数人の実験で効果は検証済みだ」
ウィルソン助手
「え？」
等々力博士
「いい忘れてたが、クスリはイイホンネは聞こえるが、ワルイホンネは聞こえないようになってるんだ」
ウィルソン助手
「……オワタ」
