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四季彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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売り子

優子、お前を売ったことは今でも後悔している。


そっちは幸せか? 新しい人は優しいか? それだけが心配だ。

雀の涙ほどの金のために俺は何て馬鹿なことをしたんだろう。

あのころはどうかしてた。

七年もの間、注いでいた愛情を手放して、違うやつへ走っちまってさ。

今の子、美里っていうんだけど、正直、最悪だよ。

そりゃあ、優子よりスムーズで聞き分けのいい子だよ。容量もあって賢く、おまけにスタイル良しときたもんだ。

だから、すぐ店で買ったんだけど、駄目だな。

お高くとまってるし、とにかく飯が不味い。愛嬌に騙されたよホント。

やっぱ、お前が良かったよ。また、売らなきゃな。




また人身売買だ。

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