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四季彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
187/1059

記念日

午後十時、バーにて


マサヒコ

「あれ、ユウジんとこって何年目だっけ?」

ユウジ

「かれこれ13年かなぁ……」

マサヒコ

「もうそんなになんのか、よく持つなぁ。なんか秘訣とかあんのか?」

ユウジ

「お互い深く干渉しないとかだけど、やっぱり一番なのは記念日かな」

マサヒコ

「記念日?」

ユウジ

「女は記念日にうるさいだろ。だから、そこをしっかり祝うんだよ。そこで大事なのが相手の誕生日」

マサヒコ

「どういうことだ」

ユウジ

「俺の誕生日、2月14日で、嫁も同じ。これの意味することわかるか?」

マサヒコ

「いや」




ユウジ

「いっしょくた、に出来るんだよ。誕生日、初デート記念日。告白記念日、婚約記念日、結婚記念日……ついでにバレンタインがすべて一日で済む。今は長男をその日に産ませる予定だ。ほら、いっしょくた、にした方が楽だろ」


マサヒコ

「それ、今日だぜ」


ユウジ

「!!?」

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