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四季彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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リニアノカナタ

西暦2046年 東西両国独立法制定により、西日本と東日本が分かれ、二つの国となった。

これには国民全員、戸惑いを隠せなかったが、一番焦ったのは、他でもない鉄道会社だった。


「嘘だろ。せっかくリニアが全線開通したんだぞ。国が分かれたせいで、線路を分裂するだと!?」


「そのようです。東京ー大阪の中間の駅を新しくホームを設けて、乗客には乗り換えさせるようです」


「そんなの、まったくリニアの意味がないじゃないか! 1秒でも速くする、これを胸に我々は何十年も頑張ってきたんだぞ。そのために土地の権利のために土下座だってした。それが、水の泡じゃないか……」


「そんなこといわれても、もう決まったことなんで仕方ないでしょう。受け入れるしかありませんよ」


「……やりきれんな、で、どこなんだ新しくホームを設ける駅は……」




「……岐阜羽島です」


「岐阜羽島っ!?」

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