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始業式
《えぇー八時十五分より、始業式が始まります。まだ教室に残っている生徒は至急、講堂へ向かいなさい》
マキオ
「ったく、始業式っても、所詮校長の長話だろ」
フミカ
「え、でも前の校長はもう終わったじゃん。この春からは新しいやつでしょ」
マキオ
「誰だって同じだろ、校長は校長、どうせ下らないことを延々しゃべるんだって」
トウマ
「いや、今回の校長は一味違うかもしれない」
マキオ
「どーいうことだよ」
トウマ
「オカンが新しい校長の知り合いでさ、ここだけの話……」
フミカ
「何よ、もったいつけないでよ」
トウマ
「作詞がTAKUMIらしい」
マキオ・フミカ
「はぁ!?」