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四季彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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柿次郎

《昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。おばあさんが洗濯をしていると、川上の方からどんぶらこ、どんぶらこ、と大きな桃が流れてーー》


ってなんで、ここで桃なんですか


荒れとるな、柿次郎。


だって、そうでしょ梨塚先輩。なんでよりによって、桃太郎が抜擢されるんです? 僕なら家来要らずで鬼倒せますよ


まぁまぁ……


梨塚先輩だってそうでしょ。僕らの方が圧倒的に力あんのに、結局イケメンの桃太郎が主役。結局ね、世の中すべて顔なんですよ、顔。


おいおい、そこまでにしとけよ


なんでです? 今日はとことん呑みますよ。先輩も付き合ってくださいよ。


わかったわかった、で、何飲んでるんだ


鬼殺しです。


お前、未練が凄いな

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