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四季彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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贈る言葉

正野秀一

「お前ら、卒業おめでとう。今日まで色々あったな。暴力沙汰なんて日常茶飯事で、いつも警察の世話になったお前らもついに卒業だ。そんなお前らに贈る言葉がある。

それは<一本>を大事にしろ、だ。幸いと辛いは紙一重だ。一本あるとないでは意味合いが大きく違う。何でもいい、これだ、という<一本>を死ぬ気で守れ。

所詮、不良高校卒業したって意味がないと思っていると思うが、これからだ。その<一本>を見つけて守れないやつは善人であっても、落ちぶれる。だから、<一本>を勝ち取れ。以上だ。卒業おめでとう」









生徒

「あ、先生は<一本>守れなかったんですね」

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