表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

俺の妹が幼なじみで先輩で後輩な三面相女子

作者: こっこさん
掲載日:2017/09/29

初投稿です。

右も左も、書き方もわからないようなど素人が書いてみました……

こんなシチュエーションになって、妹とこんな生活を送ってみたいなぁなんていう欲望から書いてみました(笑)

欲望の塊ですが、よければお読みください!

「今日からまた学校生活が始まるのか……」

ベッドの上でポツリと呟いた。今日は始業式。新入生は花の高校生活に心をときめかせていることだろう。しかし、1年間高校生を送ってきた俺にはそうは思えない。どうせ何も変わらない平凡な日々が待っているからだ。よし決めた、二度寝しよう。そして何もかも夢だったと信じよう。

「夢だ。これは夢なんだ。起きたら美少女が降ってきて恋が始まる、そうに決まっている!よし、おやすmっっっ」

「なに意味わからないこと言って二度寝してんだぁ!?」

おい、俺の幼なじみよ。蹴るってなんだ蹴るって。いくら何でもやりすぎだろ……

「かずくんってばすぐにダラダラするんだから……そんなんだからモテないんだよ?」

「先輩ヅラするなよ、花恋だって彼氏出来たことないだろーが。」

「私はラブレター5通くらい貰ったことあるよ?」

嘘だろおい。俺の幼なじみはこんなにモテモテなのか。初めて聞いたぞ……ビックリしすぎて思わずフリーズしてしまった。

「なに固まってるのさ!早く行くよ〜!今日は新学期なんだからっ!」

仕方がない。蹴りを食らうのはもうゴメンだ。とりあえず制服に着替えて……

「あの、出ていってもらえます、花恋さん?」

「っ!私いるのになんで脱ぎ出すの!?変態っ!」

バタンっっ!!

おいおい勝手に変態扱いするなよ……入ってきたのはそっちだろ……

着替え終わった俺は、いつも通り朝食のパンを咥えて花恋の待つ玄関のドアを開けた。


俺が通っている、私立霊花高校は全生徒750名のありふれた高校である。進学先が豊富であるのが魅力の霊花高校は、毎年大勢の受験生が受けにやって来る。また制服も人気である。この2つが廃らない限り廃校には当分ならないだろう。

♪キーンコーンカーンコーン♪

教頭が立ち上がり、開式を告げる。朝の清々しい空気が、新入生達をよりいっそう凛々しく見せる。見ていて気持ちがいいくらいだ。

「おい一輝、どの子が一番タイプだ?」

この凛とした素晴らしい雰囲気をぶち壊す発言をしてくるのは、残念ながら俺の友達の村田 湊である。

「うるせぇ、今は黙ってろよ湊。雰囲気守れ、雰囲気。」

「ちいっ〜、そんなに言うなら廊下に出るまで待つよ。その代わりちゃんと言えよな!?」

なんで廊下なんだよ。どんだけ話したいんだよ……まぁ、黙ってくれたからいいか。

長い長い式が終わり、廊下で待ち伏せしていた湊と男子トークに花を咲かせた後、俺は自分の教室へ向かった。

案の定、いつも通りの学校生活だった。いつもと違うところと言えば、新しいクラスになったということもあり、少し騒がしいくらいの事だ。

憂鬱である。俺は、呆然と窓の外を眺めていた。あーあ、美少女転校生が来てくんねぇかなぁ……

急に視界がフッと変わり、目の前には女子の制服があった。

「まだ!?早く帰ろ〜よ〜」

花恋か。思わず美少女転校生かと期待したのに。

「待て待て、今支度してるところなんだよ。急かすな」

帰る支度をした俺は、花恋と一緒に俺の家に帰った。


「ただいま〜!」

花恋と俺は同棲している。幼なじみと同棲。こう聞くと、とても素晴らしい響きだこと。

「ごはん何がいい〜?」

「オムライスとかできるか?」

「できるよ〜、じゃ、オムライスにするね〜」

そう言って支度を始め〜

ドタっ…!

突如、花恋が倒れた。

たが俺は慌てない。これは頻繁に起こることなのだ。心澤一家は6年前の飛行機墜落事故により、崩壊した。両親共に未だ行方不明。一命を取り留めたのは、俺と妹だけである。俺は異常もなく、今ここに生きている。しかし、妹は記憶を失い、さらに一定の周期で性格が入れ替わってしまうという病気まで抱えてしまったのだ。そして、性格が入れ替わる時には必ず倒れる。理由はわかっていないが厄介である。

「花恋、大丈夫か?」

俺の声に反応するかのように、花恋はゆっくりと目を開けた。そして、いつもの花恋の声が放たれた。

「か、一輝先輩!私、なんで一輝先輩に倒されているんですか!?」

これは後輩バージョンの妹だ。幼なじみの時とは性格が違い、大人しめで、純粋で、可愛い性格である。

「先輩!そ、そのどいていただけませんか……」

おっと、可愛かったのでついうっかり押し倒したような体制のままで見とれてしまった。

「ごめんごめん、それより料理してくれるんでしょ?楽しみだなぁーオムライス!」

「そうでしたっけ……」

あっ、忘れてた。数分前の記憶は飛んでるんだったっけ……誤魔化さないと。

「そうだよ?オムライス作ってあげます!って言い出してくれたのは花恋だよ〜」

「そうでしたね!今から頑張って作るので待っててください!」

上手くいった。正直いって怖い。こうやって倒れられることさえ怖いのに、嘘をついてるような感覚になるのがもっと怖くて不安である。

「出来ましたよ〜♪美味しくできたかわかりませんが、食べましょう!」

「いただきます」「いただきます!」

卵はフワフワトロトロ、ケチャップライスも絶妙な甘酸っぱさで、オムライスとしては完璧である。性格は入れ替わっても、運動能力や家事などの上手下手は変わらないので、料理などに関しては安心である。

「ごちそうさまでした」「ごちそうさま」

食事が終わり、後片付けをしていると……

「先輩は好きな人とかっているんですか?……」

「どうして?」

「いえ!ただ聞いてみただけです!気にしないでください!」

片付けも終わり、お風呂も入り終わったので、お互いは自分の部屋へ向かう。

「先輩、おやすみなさい!」

パジャマ姿の後輩バージョン妹に一礼されるというのは、なかなかドキドキするものである。可愛すぎ。

「おやすみ、花恋」

そう言って俺たちは部屋に入る。

また平凡な日々が過ぎていく……


小鳥がさえずる清々しい朝。騒がしい花恋。

「起きてってば!また蹴られたいの?Mなの!?」

うるさい。なんだって休みの日の朝からぎゃあぎゃあ言ってんだ……

昨日の大人しい後輩を、幼なじみバージョンの可憐には見習って欲しいものだ。

「Mじゃねぇよ。はいはい起きます〜って蹴る準備するな!起きてます!起きてますから!」

「早くしてよ?映画行こうって誘ってくれたのはかずくんなんだからね?」

「わかってるよ、ごめんって。もう支度できるから玄関で待っててくれ」

身支度をし、俺たちはバスに乗り込んだ。

バスでの移動というものは暇である。外を眺めていると、ついウトウトしてしまう。

そんな俺の穏やかな気持ちとは裏腹に、この幼なじみ妹はルンルンハイテンションなのである。

「かずくんかずくん!見て!海が見える!」

知ってるよ!友達と何回も行ったからな……興奮はしない。

「かずくん!もう着くよ!楽しみだね!」

「そうだな〜」

バスを降り、俺たちは映画館へ向かった。ポップコーンを買うことになったし、とりあえず並ぶか。

「かずくん、なんか……フラフラする……」

まじか、ここで倒れられるのがいちばん困る……

「よし、わかった。フードコートの椅子に座ろう。」

おんぶして、フードコートへ来たところまでは良かったのだが……座って1分も経たないうちに気を失ってしまった。ここで入れ替わりが来たのである。

「花恋、起きろ。映画行くぞ」

「一輝?なんで私は一輝とこんな所にいるの?」

この呼び方は先輩バージョンだ。

「なんでって、俺が先輩を映画に誘ったら来てくれたんじゃないですか。」

「そうなの!?一輝が私を!?嬉しい……やっぱり一輝のこと好きになってよかった!」

そう。なにを隠そうこの先輩バージョン妹は、俺のことが好きなのだ。しかも少しばかりエッ〇な知識にも富んでいる……もし一線を超えるようなことがあれば、実の妹に手を出したことになる。この性格が1番注意しなければならない。

「行きますよ先輩。もう始まります。」

「ふふっ、行きましょうか」

なにもなければいいのだが……


映画館へ入った俺たちは、席へと座り、映画の宣伝を眺めていた。

「楽しみだね〜この映画私の好きな恋愛系でしょ?私好みを選んでくれるなんて、嬉しい!」

「先輩、始まりますよ!ほら、前、前」

☆ブー〜〜☆

開演の音とともに、いよいよ映画が始まった。

序盤はお互い、映画に見入っていた。中盤に差し掛かってきたところで、俺は少し眠ってしまったのだが、スグに起きる形となった。なぜかというと……先輩妹が感動するシーンで手を握ってきたからである。離してください!とも言いづらい。このままで行くことにした。

展開も変わり、少しエッ〇なシーンになってしまった。雰囲気もおのずと気まずくなってくる。

そこで、俺は違和感に気づいた。俺の太ももを撫で回すような感覚があることに。手の先はー 先輩妹がいる席だった。

「先輩!ダメです、こんな所でやめてください!」

「ふふっ、いやよ。一輝だってして欲しいんでしょ、本当は??」

流石にまずい。実の妹に手を出してしまうのは。とっさに俺はトイレに向かうことを考えた。

「俺、トイレ行ってきます!」

ギリギリ逃れられた……あのままだと間違いなく雰囲気に流されそうだった。

落ち着いたシーンになるのを見計らって、俺は席へと向かった。

「もうやめてください先輩、嫌いになりますよ?」

「ごめんなさい。悪ふざけがすぎたと反省しているわ。」

よかった、無事に映画が終わって。今日はダメだ。これ以上は危ない気がする。俺たちは映画館を出て、そのまま家に帰った。そのあと俺はスグに湊の家に向かったが。

こうして先輩妹との、日々が過ぎていく。


いかがだったでしょうか?

もっとこんな感じにしたらいいよ!や、ここが面白くない。などのアドバイス、読んだ感想などもお教えいただけるとありがたいです!

ないとは思いますが、もしご要望があれば続編、長編を書こうと思います。

最後に、読んで下さってありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ