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第1話:絆

***


あの、夏の日の思い出。

みんなで一緒に過ごした日々。

私達は、忘れない。


***


私達は、それぞれに将来の夢を持ち、そしてそれに向かってそれぞれがんばっている。


七月。なんだか暑く成りだしてきた頃。

放課後のすっごく暑い教室の中、私達五人は談笑を続けている。


私達は幼馴染で、誰よりも仲がいいと言ってもいいくらいだと思う。


「私、将来は拓也たくやのお嫁さんになるー!」


この子は葉月美緒はづきみおちゃん。

みおちゃんは、将来は幸せなお嫁さんになるのが夢の、可愛い女の子。


「は?何言ってるんだよ、美緒。俺はなぁ、世界一の警察官になるんだぜ!?お嫁さんなんかいらねぇ!!」


睦月拓也むつきたくや…拓ちゃんは、世界一の警察官になって、みんなを幸せにするのが夢なんだ。


「わぁ、たっくんひどいっ!せっかく美緒ちゃんが必死にアピールしてんのに!」


水無藍みずなしあいちゃん。

あいちゃんは、保育士になって、小さい子の可愛い顔を見て癒されながら幸せに暮らすのが夢なんだって。


「でも、そんな拓也が私はだいすきなの〜!」


ぎゅう、と拓ちゃんの腕にしがみつくみおちゃん。


「まぁ、誰がどんな夢を持ち続けても、応援し続けていこうぜ。」


笑って私達に呼びかけたのが、泉弘斗いずみひろと…ひろちゃん。

ひろちゃんは、将来野球選手になって、ずっと自分の好きなこと(野球)をして幸せに暮らしたいんだって。


私は相崎未来あいざきみらい

将来の夢はみんなが幸せになれるような曲を作ること。

最近楽しいことは、この蒸し暑い教室で放課後、みんなと楽しく過ごすこと。

私はこのためだけに学校に来ている!と言い張っても良いくらい、この時間は大好き。


どうして、こんなことになってしまったのだろう。

幸せな日常というのは、とてつもなく儚いもので。

このとても楽しかった日常が、非日常となるのに、そう時間はかからなかった。

はい、ということで。

まだ前の話が書き終わっていないというのに、連載開始です。

すみません。

感想をいただけるとうれしいです。

この作品の裏話などを返事に書こうかな、と考えております。

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