驚きの変化
おおおおお落ち着け、そうだ落ち着いて、ｃｏｏｌになろうぜ…………………………やっぱ無理だーーー!!
かかかかか、髪がっ目の色が、ぜんっっぜん違うよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！
ゼェ……ゼェ…… はぁ、はぁ、絶叫したら少し頭が冷えたよ。
顔は小さい時の自分そのまんまです。隠れ二重で平面的な顔立ち。子供特有のぷっくりほっぺ。自分評価はよくて中の下、悪くて下の上だと思います。
え〜〜言いたくないけど、髪と目についていってみようか。
髪は小さい時と同じ、某アニメの小学三年生のおかっぱを肩につくか、つかない位にした長さです。
問題の色が……………………………………………………………………………………………………………………………………………………銀、です。
銀だよ!? ぎ・ん!?しかもちょっと白が入ったような感じ、白髪よりも白銀がしっくりするかも。
次、目の色ですけど、青いです。碧眼って、緑色も含まれるけど、緑成分皆無です。
な、何でこんな風に………心当たりが全くないよ(泣)
某落ちものパズルゲームの闇の魔導師さんや、超有名ＲＰＧの六作品目のシスコン剣士みたいやんか……
二人とも、だい好きだけどね！
うぅ、顔は変わらないのに色だけ変わるなんて違和感しかないよ。
水辺で凹んでいたら、リツが側にきて体をすりすりさせてきた。なんか和むな。
「慰めてくれてるの？ありがとう」
お返しに首回りをわしゃわしゃする。胴よりも柔らかいね〜気持ち良さそうに目を伏せてるし、これからも撫でてあげよう。
さて、いつまでもふてくされていられない。これからのことを考えないと。
リツみたいに話が通じる動物がいるとは限らないし、水は泉のものを飲むとしても、ここに食糧がないからね。
水をペットボトルに汲んで……よし。とりあえず、食べて平気なものを見つけないと……
―――――― ガサッ、ガサッ
あれ？
今、葉っぱや枝の踏まれた音が…………
「リツ？どうしたの？」
リツが音の鳴っていた方を見て唸り声をあげ始めた。
なんか嫌な予感がする……
以上、主人公の外見でしたー。金、銀、黒髪が作者の好きな髪色ベスト３です。
次回、主人公に危機が迫るっ!?
