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【タ行】作家  詳細(一部)

 結び目はもう、太陽に届くまでになっていた。

 愛する骸の塔。

 ロープをにぎるたびにぼくは絶頂しながら、高さは増していく。地上はもう見えない。

 塔全体がおおきくふるえだして、おかあさんの声でささやく。


「幸福の自動的失敗、無形の落とし児」


(ああ)



「私のかわいい欠落者」



   ――高槻泉『黒山羊の卵』より

~【タ行】作家、人物・経歴など~



高槻(たかつき) (せん)(石田スイ『東京喰種(トーキョーグール)』)

  現代怪奇小説家、推理作家。女性、デビュー時には10代であった。

  1990年代の生まれか。

  著書に『拝啓カフカ』、『虹のモノクロ』、『黒山羊の卵』、

       『王のビレイグ』等がある。



小鳥遊(たかなし) (いずみ)(高津カリノ『WORKING!!』)

  女流恋愛小説家。1980年代の生まれと思われる。

  機械オンチで、現在でも原稿用紙に万年筆で小説を書いている。

  虚弱体質で、ペンより重いものを持つと3日後に筋肉痛になるらしい。



鷹峰(たかみね) ()(たこ)(本田透「ライトノベルの楽しい書き方」シリーズ)

  放談社MO文庫のライトノベル作家。

 『渚のヤマトナデシコ人魚』にて第1回MO文庫新人賞の大賞を受賞しデビュー。

  いきなり20万部を越すヒット作となる。以後家電コラムなどを執筆。

  京都出身?



多岐川(たきがわ) かほる(『金田一少年の事件簿』ファイル12)

  ミステリー作家。日本ミステリー界の女王と呼ばれる。

  著作に『双子姉妹探偵』など多数。



竹内(たけうち) かよこ(有川浩『別冊 図書館戦争II』)

  小説家。本名:竹内 加代子。

  地方銀行勤務との二足のわらじを履いている。



竹内(たけうち) 信一(しんいち)(瀧井孝作「無限抱擁」)

  小説家。

  川端康成に稀有の恋愛小説と称賛された。



竹中(たけなか) 古城(こじょう)(田山花袋「蒲団」)

  本名:竹中時雄。明治期の冴えない文学者だったようだが、

  「美文的小説」の作者であり、著作の崇拝者もそれなりにいたという。

  しかし書籍会社の嘱託を受け、

  地理書の編纂を手伝っていたりしていたそうである。



(たちばな) (あや)(蒼樹うめ『ひだまりスケッチ』)

  ティーンズものを執筆している作家。

  執筆は原稿用紙に手書きであるらしい。



(たちばな) 五柳(ごりゅう)(『金田一少年の事件簿』ファイル10)

  ノンフィクション作家。ヅラじゃない、カツラだ。

  なんか撲殺天使(ではない何者か)に撲殺された。

  エスカリボルグは不調だったみたいで永眠。



縦溝(たてみぞ) 清一(せいいち)(西岸良平『三丁目の夕日』)

  ミステリー作家。どうみても名前のモデルが横溝正史。



田淵(たぶち) コースケ(いしいひさいち『わたしはネコである』)

  二流のミステリー作家。

  似たような小説を乱作しており単行本は返本が相次いでいるとか。

  代表作は『FA殺人事件』。モデルは田淵幸一。



濁暑院(だくしょいん) 溜水(りゅうすい)(清涼院流水『ジョーカー:旧約探偵神話』)

  (工事中)ミステリー作家。



茶川(ちゃがわ) 竜之介(りゅうのすけ)(西岸良平『三丁目の夕日』)

  12月5日生、東京帝国大学文学部卒。芥川賞に29回連続落選。

  ○○県遠井郡蛇口村出身。著作に『悲恋東海道』、

  少年向け冒険小説『電人少年』、『少年冒険団』、『銀河少年ミノル』、

  『宇宙少年ヤマト』などがある。

  また、人形砂吉の別名義で、カストリ雑誌『猟奇エロス』で官能小説

  『女体曼陀羅』、『淫欲の獣人』などを執筆した。



津川(つかわ) 久緒(ひさお)(氷室冴子「少女小説家は死なない!」シリーズ)

  清純少女小説作家。女子高の寄宿舎を舞台にした百合ものなどを執筆。

  旧仮名遣いの大正趣味の文体で、マニアなファンがいるとかいないとか。



月群(つきむれ) カノン(原田宇陀児「サウスベリィの下で」)

  月群 観音という表記も。

  小説家。中学生のとき新人賞を受賞しデビューした。

  いつからか寡作に。



月原(つくはら) (あつし)(詩人、諏訪哲史『ロンバルディア遠景』)

  美貌と傲岸さを併せ持つ少年詩人。



土屋(つちや) (かおる)(平井和正『幻魔大戦』(小説決定版1979~83))

  売れない小説家。男性。

  『サタンの再臨』という本を自費出版したことがある。



津田(つだ) 恭吾(きょうご)(山田章博「素描集・みづは」)

   著書の経歴によると、つぎのようである。

  「……明治後期から大正初期にかけて、当時自然主義の台頭していた

   文壇に、極端な形式偏重と享楽、唯美的思潮をもって、

   その勢威に対抗した異端の文士である。」

  亡き妻と娘の相似を描いたドッペルゲンゲル譚「みづは」

  (原稿用紙で80枚の短編小説)が事実上の遺稿である。

  この作により背馳していた中央文壇より絶賛を受け、

  将来を嘱望されるも、その翌年の夏、郷里S市にて

  帰らぬ人となった。「みづは」は極度の神経衰弱の

  療養先で出会って駆け落ちした女性とのひとり娘の

  名であるという。彼女は19歳で亡くなり、津田は

  それをひどく悲しんだということである。

  



鶴明(つるあかり) みなみ(谷川史子『くじら日和』)

  少女小説家。男性。妻を病気で亡くしている。

  著書に、『きみのためいきがきこえる』『くじら日和』など多数。



津流谷(つるだに) (しき)(八海薫『新海綴の読解録』)

  小説家。男性、90年代後半の生まれ。

  作品に『金蘭の刻』、『竹馬』などがある。


(つぼね) たかし(福島正実「SFの夜」)

  SF作家。「SF文学マガジン」に寄稿。

  筒井康隆とは何の関係も無いのである。

  


天王寺(てんのうじ) 宗太郎(そうたろう)(森博嗣『笑わない数学者』)

  流行作家。

  ユーモア小説が得意であったらしい。



当麻(とうま) 蔵人(くらと)(有川浩『図書館革命』)

  小説家。1960年代生。「かなり堅い謀略物がメインの作家」。

  著書に『原発危機』などがある。



唐路島(とうろじま) 春菊(しゅんぎく)(天乃タカ『ましまろ文學ガール』)

  パラレルな大正()の時代に生きた小説家。

  "小説の神様"と呼ばれる事も。

  「文學は 業だ」という言葉をこぼす場面も。

  著作に、『寡の日』、『光』など多数。



東城(とうじょう) 雅哉(げんや)(三津田信三「刀城言耶」シリーズ)

  怪奇幻想小説家。本名:刀城言耶。

  各地の怪異譚を蒐集している、流浪の怪奇作家。

  いつもジーンズ姿。



徳丸(とくまる) 敬生(よしお)(門井慶喜『小説あります』)

  作家、小説家。



(とどろき) 渓谷(けいこく)(西岸良平『三丁目の夕日』)

  小説家。明治生まれと思われる。

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