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【サ行】作家  詳細(一部)

「この世界を愛してなんかいないの。

 それなのに私は、この世界に生まれさせられ生きることを強いられてる。

 これって、世界が 私のストーカーってこと?」

 ミカトは言った。

「世界は、私を愛しているの……?」

               ――佐々暗 龍『ガゼル①』147頁より

~【サ行】作家、人物・経歴など~



佐伯(さえき) 綾乃(あやの)(加納朋子『ななつのこ』)

  小説家。

  著作に、短編集『ななつのこ』など。



佐伯(さえき) 正雄(まさお)(西岸良平『三丁目の夕日』)

  本名:大蔵平之介。明治生まれ。

  かつて一世を風靡した推理小説家。



(さくら) あやね(ふじつか雪「花咲きカノン」)

  処女作『ブルースカイ・ブルース』で、女子高生恋愛小説家としてデビュー。

 『月刊悠久』にて小説を連載。



櫻井(さくらい) 叶子(かなこ)(野村美月「文学少女」シリーズ)

  実力派女流作家。攻撃的な姿勢で創作を続ける。

  著書に、『背徳の門』などがある。



左々暗(ささくら) (りゅう)(なるしまゆり『ライトノベル』)

  ライトノベル作家。

  本名:佐倉 龍。10月31日生まれ。さそり座、B型。

  18歳で「R小説大賞」に準入選。

  翌年にM大学文学部入学後デビュー。

  「1Pでも読み飛ばすと登場人物が3人も死んでいる」と揶揄される。

  1990年代前半の生まれか。

  著作に「ガゼル」シリーズがある。



佐々原(ささはら) 脩司(しゅうじ)(菱沢九月「小説家は懺悔する」シリーズ)

  小説家。作家。

  ハウスキーパーとして同居し始めた青年とイケナイ関係になる。



佐藤さとう しのぶ(大須賀めぐみ『VANILLA FICTION』)

  バッドエンドしか書けない小説家。1980年前後の生まれと思われる。

  代表作は、200万部を突破し、映画化も決まった『虫くい』。



醒井(さめがい) 弥生(やよい)(上遠野浩平『わたしは虚夢を月に聴く』)

  高校2年の時、『逢うのは月のむこうがわで』にて近代小説新人賞審査員特別賞を受賞。早熟の女流作家としてデビューする。



醒井(さめがい) 銀次(ぎんじ)(ゴツボ×リュウジ『もののけもの』)

  ケータイ小説作家。よくわからないが人気らしい。



産囃子(さんばやし) 信男(のぶお)(野﨑まど「ワイワイ書籍」)

  老齢のミステリ作家。

  「ワイワイ書籍」で電子書籍を配信するようになってから、

  なぜか引退した。



椎名(しいな) アユム(あさのハジメ『桃音しおんのラノベ日記』)

  中学生の時書いた小説でライトノベル新人賞の佳作を受賞。

  高校生作家としてデビューした。著作に「ライヴライヴ!」シリーズ(全3巻)

  などがある。



塩谷(しおたに) 絵里子(えりこ)(恩田陸『木曜組曲』)

  ノンフィクションライター。



島辺(しまべ) 博人(ひろと)(石黒正数『それでも町は廻っている』)

  ミステリー作家。ロサンゼルス在住。

  著書に『小夜侘助の事件簿 奈良ボマー』、『小夜侘助のワルツ』

     『1/4の殺意』、『脳回廊』、『神経街』、『HOMEOSTASIS』、

     『機械殺人事件』、『違法の武士』など多数。



下籠谷(しもこもりや) (あさざ)(林みかせ『青色図書館』)

  小説家。私設図書館を運営している。

  著書に『私小説』、『心のかけら』などがある。



白井(しらい) 道也(どうや)(夏目漱石『野分』)

  文学者。「三度教師となつて三度追ひ出された」という。

  


白木(しらき) 真澄(ますみ)(水無月さらら『恋愛小説家になれない』)

  人気の歴史ファンタジー作家。男性。

  ラブロマンスが超苦手。でも書かなくちゃいけない。

  そうだ疑似恋愛しよう ⇒ なぜか選んだ相手は美形の営業マン(男性)

  そして、イケナイ関係に。



時雨駅(しぐえき) 悪一(あくいち)(時雨沢恵一『キノの旅Ⅷ』-「あとがき」)

  ライトノベル作家的な人。

  著作に「キノの足袋」シリーズ、「アニソン」シリーズ、『ザ・あとがき』

  など多数。



重松(しげまつ) 時子(ときこ)(恩田陸『木曜組曲』)

  耽美派女流作家の巨匠。

  毒殺される。



(しず)(がたけ) 豊満(とよみつ)(ゴツボ×リュウジ『アニコイ』)

  女性向けライトノベル作家。

  代表作は吸血ロマンチックラブストーリーの「捕え騎士(トラエナイト)」シリーズ。



祀月(しづき) 令徒(れいと)(司月透『帝都月光伝』)

  東京が帝都と呼ばれていたころに活躍した、綺麗な顔の作家先生。



芝野(しばの) 新作(しんさく)(劇作家、五所平之助/監督『マダムと女房』(映画))

  作家、劇作家。「三文文士」などと呼ばれることもあるが

  妻と二児のためせっせと執筆に勤しみたいが、

  隣家のジャズがうるさいのであった……。



次郎丸(じろうまる) 太郎(たろう)(P.A.WORKS『花咲くいろは』)

  売れない小説家。

  石川県の湯乃鷺温泉街で、カンヅメになっているらしい。

  智を捨ててエロティシズムに流されようと考えを改め、

  “社会派官能小説”と(本人が呼ぶ)作品を書こうとしたのだとか。

  漫画原作者の経験もあるそうである。



諏訪すわ かける(日高万里『ひつじの涙』)

  ミステリー作家。紫ノ塚学園の卒業生。



杉田(すぎた) 古城(こじょう)(田山花袋「少女病」)

  文学者。少女小説家。

  文壇から呆れられるほど少女小説を書きまくった。



杉本(すぎもと) つかさ(恩田陸『木曜組曲』) 

  純文学作家。



鈴木(すずき) 美鈴(みすず)(愛川さくら「天才作家スズ 秘密ファイル」シリーズ)

  小学6年のとき作家デビュー。1997年ごろの生まれか。

  "天才作家"と呼ばれることもしばしばの様子。



雀宮(すずめのみや) 快斗(かいと)(野村美月『半熟作家と“文学少女”な編集者』)

  エンタメ小説家。井上ミウの再来と称される。



世紀末(せいきまつ) (ひかる)(西岸良平『三丁目の夕日』)

  高校では幻想文学同好会で活動していた。

  遅筆だがファンが多い。



関根(せきね) 由子(ゆうこ)(氷室冴子「少女小説家は死なない!」シリーズ)

  ジュニア版ハーレクイン・ロマンス作家と呼ばれている。

  ここぞという時にテンプレなセリフが陳腐さを演出してしまうのが難点。



関根(せきね) 潤三郎(じゅんざぶろう)(いしいひさいち『わたしはネコである』)

  純文学小説家。現在は現役を退き鎌倉で暮らす。

  モデルは関根潤三。



関口(せきぐち) (たつみ)(京極夏彦「百鬼夜行」シリーズ)

  小説家。太平洋戦争では徴兵され、将校として小隊を率いたという。

 「月刊實録犯罪」に寄稿するときのみ、別ペンネーム

 「楚木 逸己」を用いる。

  著書に、『嗤フ教師』、『イデオロギヰの馬』、『E. B. Hの肖像』

      『天女転生』、『蒼ざめたものを待つて』、『舞踏仙境』

      『温泉郷の老爺』、『眩暈』(いずれも稀譚舎刊)

  など多数。



瀬田(せた) 一木(かずき)(西形まい「リップ スモーク」)

  官能小説家。1980年代前半の生まれか。

  身長183cmのイケメン。

  著作に『胸の奥の秘め事』等がある。



前部(ぜんぶ) 桐作(とうさく)(筒井康隆「旗色不鮮明」)

  作家。大滋県助駒市の「助駒市政に発言する文化人の会」会員。

  全部盗作?



相馬(そうま) 邦生(くにお)(田中芳樹『夢幻都市』)

  SF作家。冴えない小説家。1950年代の生まれか。

  東京都小金井市に在住。

  妻に先立たれ、一人娘とのふたり暮らし。

  著書に、『木星(ジュピター)の戦士』等がある。



苑田(そのだ) 岳葉(がくよう)(歌人、連城三紀彦「戻り川心中」)

  大正期の歌人。1892(明治25)年、神奈川県に生まれ、

  1911(明治44)年に19歳で歌人の村上秋峯に師事。本名は岳夫。

  大正元年、村上主宰の短歌誌『くれなゐ』に最初の歌を発表。

  1913(大正2)年4月、代表作のひとつとなる百首連作「百花余情」を

  同誌に発表。しかし1918(大正7)年に師・村上秋峯と決別。

  1919(大正8)年、29歳で歌集『夢の跡』を上梓。

  以降、『桂川情歌』(大正14年6月)、『蘇生』(大正15年)

  など写実主義的な手法を取り入れた数々の歌集で名を遺した。

  大正14年4月と大正15年6月、別々の女性と心中未遂したとされる。

  1926(大正15)年6月、心中未遂から生還した2日後に自死(享年34歳)。


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