【カ行】作家 詳細(一部)
世界が神の定めで動いている歯車ならば、それは何者のために用意されているのだろうか ?
――霧間誠一〈ヴァーミリオン・キル〉より
~【カ行】作家、人物・経歴など~
・甲斐 抄子(入間人間『バカが全裸でやってくる。』)
女子高生作家としてデビューした天才小説家。
名古屋の某私立大学の経済学部に通う。
著書に、『虐殺シンフォニー』、『小太り最強伝説』など多数。
・柿内 十鉄(中島守男『先生!! 原稿下さい。』)
大物作家。1955年生まれ。東京都の出身。
なにわ産業大学経済学部中退。
アルバイト生活を経て、大学時代の友人の紹介で中堅製造業の
営業職を経験。得意先まわりの途中入ったラーメン屋でたまたま
読んだ『あしたのジョー』に感化され小説を執筆し、
投稿したその小説が認められ作家となったらしい。
・笠井 一(太宰治「八十八夜」「狂言の神」など)
作家/通俗小説家。本名:手沼謙蔵。
明治42年(1909年)6月19日生。青森県北津軽郡金木町出身。
「嘘の神様」「道化の達人」等と2,3の評論家から
尊敬や軽い戯れを以て呼ばれていたという。
・桂 真佐喜(辻真先『仮題・中学殺人事件』)
少年推理作家。
・樺山 ひろ江(桂望実『我慢ならない女』)
作家、小説家。女性。
苦悩しながらも書き続ける。
・守東 由美子(「桃華月憚」シリーズ)
人気小説家。
・神乃瀬 志帆(深沢美潮『猫は知っていたのかも』)
本名:飯倉里子。日本における女流ミステリーの大家。
テレビドラマや映画になった著作も多い。
・上條 栄介(坂上弘「故人」)
小説家。文筆家。
・茅野 幹友(向井湘吾『リケイ文芸同盟』)
小説家。本名:鴨宮富紀。
2011年3月11日、東日本大震災で死去。
著書に『雪と生きる』などがある。
・川上 哲学(いしいひさいち『わたしはネコである』)
文学者。かつては「文壇のドン」と呼ばれたほどだが最近はそうでもない。
モデルは川上哲治。
・河原 秀樹(有栖川有栖「サイン会の憂鬱」)
小説家。
サイン会で変な人が集まって困る。
・川村 耕太郎(有栖川有栖「締切二日前」)
小説家。
締切に追われてしまう日々を送る。
・川淵 康成(西岸良平『三丁目の夕日』)
文壇の大御所とされる小説家。モデルは川端康成で間違いない。
・神田 あわじ(有川浩×弓きいろ『図書館戦争 LOVE&WAR』)
女の子が大好きな小説家。売れている。
・香川 幻夢(加納一朗『浅草ロック殺人事件』)
探偵小説家である。
・門石 梅和(石黒正数『それでも町は廻っている』)
ミステリ作家。『雲丹飛行船』で第13回ファントム大賞を受賞しデビュー。
著書に、『異形回帰』、『異界村』などがある。
・北野 瞳(田中啓文『蹴りたい田中』)
小説家。1993年生まれ。
「亀にピアス」で2004年に第130回茶川賞を受賞。
同作は100万部突破。
・橘川 英次(入間人間の諸作品)
本名:橘エイジ。天才エンタメ作家。
愛猫家。レゴブロックが好き。
・霧間 誠一(上遠野浩平の諸作品)
文筆家であり小説家。彼自身は小説家でありたかったが、
読者にはノンフィクションやエッセーなどが主に受け入れられた。
自宅で変死。仕事のし過ぎで過労死した「伝説の作家」として裏で有名となる。PHP研究所の雑誌『Voice』2002年8月号に掲載の小文「どこかの誰かの未来のために」(特集「平成の麒麟 上遠野浩平」内に掲載)は、同業者の上遠野浩平についての、彼へのインタビューをもとにした論評である。
著作に、『心の中の叫び-多重人格について』、『人が人を殺すとき』
『退屈する悪夢』、『知らないの増殖』
『VS.イマジネーター』、『勝利者の礎 犠牲者の未来』
『天空にいたる病』、『孤独と信念』、『ヴァ―ミリオン・キル』
『乾いた真実、新鮮な虚偽』、『月と星のあいだ』
『頑丈な夢』、『天使の涙と悪魔の夢』、『虚空の帝国』など多数。
・桐生 青胡(林みかせ「青色図書館」)
小説家。男性。下籠谷 莕とはデビューが同期で、年齢も近いという。
著書に、『帰路』、『崩壊』、『道草街道』など多数。
・木島 ジン(有川浩『別冊 図書館戦争I』)
きわどい作品ばかりを書いて図書館員をひやひやさせる作家。
・木戸 孝之介(浅田次郎「プリズンホテル」シリーズ)
小説家。極道小説作家。
・草田 ハルカ(感傷ベクトル「ワンルームシックノーパンツ」)
デビューはしたものの企画が通らずへろへろな新人作家。男性。
文芸春秋でデビューか。
・串田 寥生(夜光花『ミステリー作家串田寥生の考察』)
人気のミステリー作家。男性。
担当編集の青年に、ひそかに想いを寄せられている。
・朽木 続(河野裕「つれづれ、北野坂探偵社」シリーズ)
小説家、男性。本名:雨坂 続。一部熱狂的なファンを持つ。
・邦光 志郎(新田一実『締切前はキスだけ!』)
人気ハードボイルド作家。
遅筆で編集者を困らせるらしい。
・紅井 悠一(水上ルイ『ミステリー作家の危うい誘惑』)
大学在学中に執筆した処女作で華々しくデビューした、
新進のミステリー作家。
自作のドラマ化が決まり、サイン会で全国を飛び回るうち、
同行している出版社営業部員・氷川(男)のことが気になり始める。
・紅林 宗雪(水上ルイ『ミステリー作家と危険な彼』)
「重厚な文体と緻密なトリックで知られる老齢のミステリー作家。」
しかしその、実体は……?
・黒井里 薫(菅野マナミ『ひまわりさん』
高校生のころから小説家として活動する。
元はライトノベルを書いていたが、現在は執筆の幅を広げている。
普段は着物で過ごすことが多い様子である。
・黒鬼 千尋(後藤晶『カノジョは官能小説家』)
女流官能小説家。美人らしい。
・久慈 嘉彦(藤崎都『官能小説家』)
売れっ子官能小説家。イケメンでホモ・セクシュアル。
○学生にキスは駄目です、先生! と誰か注意して差し上げてください。
・工藤 優作(青山剛昌『名探偵コナン』)
推理小説家。ロサンゼルス在住。
原稿執筆を放棄して勝手に海外旅行に出かけたりするらしい。
著書に「闇の男爵」シリーズなど多数。
世界的な大ヒット作品を数多く生み出している。
・久保 竣公(京極夏彦『魍魎の匣』)
戦後の幻想小説作家。稀譚舎が出版する「近代文藝」に寄稿。
『蒐集者の庭』で新人賞を獲得。
他の著作に、『匣の中の娘』などがある。
・元高 角三(藤子・F・不二雄『ドラえもん』)
小説家。東京都在住。
・甲野 八十助(海野十三「火葬国風景」)
昭和期に活動した探偵小説家。
戦前の生まれ。
・小峰 日出(谷川史子『P.S.アイラブユー』)
女流作家。1980年代生。ジャンルとして、「ほのぼの系ホラー」を手掛ける。
代表作に『犬ガム家の一族』がある。
・小宮 麟太郎(白石一文「砂の城」)
文学者。若かりし頃左翼運動にハマり、それがきっかけでソ連東欧諸国に名を売った過去がある。
・小宮山 泰三(折原一『天井裏の散歩者-幸福荘殺人日記』)
ミステリー作家。1960年代半ば、
『白いアリバイ』で彗星のごとく推理文壇に現れ、一躍ミステリー界の寵児に。
・是永 是之(宮木あや子『校閲ガール』)
小説家。独特の作風の覆面作家。
・紺原 玲(眉村卓「二十四時の侵入者」)
本名:岡本義助。SF作家。
サラリーマンだったが作家業がバレてやめて、
兄の家に居候していたことがある。