序
さぁいよいよ瞬の打席。どうなるのか
「めんどくさい事言っちまったよ任せろだなんて。けど、こればっかりはめんどくさくねぇよな」
ざざ
「しあ~す」
「あすっ」相手も返す
「プレイ」
ざぁ すぅ~ シュンッ
パン
「ストライ~ク」
-いい球だ。外角低めにストレートか。そう速かねぇが-
第2球 パン
「ストラ~イク」
-カーブか。なかなかいいカーブだしかも外角のあとの内角とは。よほどコントロールに自信ありってとこか。まぁ喰らいついてくらいできるか。次ストライク入ったら・・・打つ!!!-
第3球シュッ
パ~ン
「ちっカーブか」
4球シュッ
パンっ
「よっしゃ~」
パス
「アウト~」 ファーストライナーだ
「ありゃりゃ」
「吉田、コンビネーションはかなり良いあのキャッチャー出来るよ」
「おお。」
シュッ パン
「ボ~ル」
「あ、あぶねぇ。振るとこだったぜ」吉田がつぶやく
「けど、見極めることぐらいできらぁ~よ」
パン パン パン
「フォアボール」
「ナイセン!!」 「ナイ吉田ぁ~」
「アキラ~ランナー返せ!!」 声援が飛ぶ
カ~ン ト~ン レフトの前に落ちた左前安だ
「ナイスバッティング!!」 「アキラ~!」
声援が上がる
「かめ~つづけ~」
かめがこちらに指を立て、打つ!とつぶやいたあと打席に向かった。
カン 三遊間を破るレフト前ヒットで続く。
ダチョウが打席に向かい、にやつく
ブン ブン ブン
「ストラ~イク!バッターアウト~!!」
「え~」誰もが思ったあの笑いは何だったのか
「いや打てないからねうん」
「はい~?」
こんなので勝てるのか?続く