仲間っていい
ダッダッダッダッダッダ。がらがらバタン!!
「アキラ~」瞬が呼ぶ。
「おぉ。瞬かぁ~よく来た」アキラと呼ばれたその人は何と言っても、
でかい。大男と呼ぶのがふさわしいであろう。杉内晃という男だ。
「実はアキラ話が」瞬が言い終わる前に、
「おお分かっている。そう思ってノリも呼んでおいたぞほれそこにいるだろう。」
「ノリ、お前もやってくれるのか。」
「ああ」答えたそいつは、すらっとした体形に爽やかないでたちで、クールな顔立ちをしている
そいつの名前は伊藤紀正。(いとうのりまさ)通称のり。野球仲間1のクールな奴。
「実はよう今からこいつとかずきを呼びに行こうと思っていたとこなんだ一緒に来るか。瞬?」
「ああ!ってかみんなやろうと思ってくれてて良かったぁ~」
「ところでかずきって何組だ?」瞬が言うとさらっとのりが、
「1組だ。俺と同じクラスだからな。そしてもう1つ言うとかずきはもう帰った。」
「なぜ」
「いやなんか用事あるって言って。だから帰った。」やっぱりクールだなぁと思いつつ瞬は
「そいつは残念だ。なら明日だな。有難うアキラ、のり。仲間はいいな」
「おお」「ああ」二人は答える。
―翌日―
3組教室にて
「最初の授業って英語だろ、どんな先生なのカエル。」
「だからカエルって言うなって。だいたい入学式の時見てなかったのもう。」
「ああ」
「グッモ~二~ング」一筋にの咆哮が教室に響き渡る。
「やぁ皆さんこんにちは。英語担当の清原武ですっ。きよちゃんってよんでね。」
「ヤベぇテンション」瞬がぼそっと呟くしかしそれを逃さず
「やぁ~ボーイ俺がうるさいって?シャーラップ。君は?え~と」
「榎本ですけどなんかようっすか」
「やぁあの榎本君か」
「失礼ですけどあのってどういう意味ですか?」
「いやぁ~遅れてすまない。野球部を作るっていううわさを聞いてね。顧問をしたいな~と思って」
「え?でもまだ校長先生にも了解とってないし、部員だってまだ」瞬がうろたえていると、
「大丈夫だ。野球部を作ろうとしているボーイズ!俺が了解を得た。」
「へ?でも先生野球知ってるんですか?」瞬の問いに
「いや知らん。全然知らん。けど作戦立てるのはうまいぞ。それにやりたいからやる。」
―もういっそのこと野球知らなくても顧問やってくれるならいいか―
「先生、顧問になってくれてどうもっす。」
「きにするな。はーはっはっはっはっはー。ではまず自己紹介からこの授業を始める」
急にかよと突っ込みたくなるような先生だ
「それではまず最初は榎本以外に野球部をやりたい奴からだ。」
「はい」カエルが手を挙げる。
「んじゃそこの君」
「川藤です。ポジションは主に内野のサードとショートです。」
「おおわかった。まぁショートがどこだか知らないが」
―大丈夫かぁこの先生?― 瞬は不安になる
「そう言えば俺の紹介がまだだったなぁおれは」
そのあと淡々と先生の自己紹介は続いていき、
「そうして俺は」
キーンコーンカーンコーン終わりの鐘が鳴った
「ふぅおわった。よくあのテンションでやりぬけられるなぁ」
「まあまあ瞬。かずきって人誘いに行かなくていいの?」
「ああそれは放課後てると行くさ」
放課後
「かずき―」瞬が呼ぶ
「うんん?」そう言って振り向いた少年はがたいがいい。かずきと呼ばれているらしい。
本名は山本和輝野球仲間最大級の飛距離と三振数の男だ。
「話は聞いてるよ。のりと英語の先生から。このクラスにも勧誘があったもん。」
「そうか。なら」瞬が言う
「ああ。入るよ」
「良かった―」てるが喜ぶ
「あと二人どうしようか顧問と言う最大の壁は越えたけど人数がいないとね」冷静に瞬がそこえ和輝が
「それなら平気だと思う。あの先生が言いふらしていると思うから
明日くらいにはお前のとこに行くんじゃない瞬。」
「へ?なぜ俺のとこに」
「だって先生お前がリーダーだって言ってたもん」
「はぁ?あの先公~」
ひとまず顧問の先生がが決まり、部員も残すとこあと二人となった瞬たち。
これからどうなるのやら。では!!
今回は少し長くなってしまいました。
まだどこで切ったらいいのか解らないからですね。
もっとうまくなれたらと思うのですがそう簡単にはいきませんね。