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UP―アップ―  作者:
13/17

ゲームセット後篇

長らくやってきた試合もついに終わります。


最終回の裏。


スパートをかけたテルは、先頭バッターを三振に抑えた。しかし…


パンッ


「ボール、フォア」


「切り替えていくぞ」 「気にすんな」


仲間からテルに声援が送られる。


だが、続くランナーも出し1死1,2塁


「テル、勝負だね」江川が笑いかける。


しかし、それをテルは無視した。


「つれないな」


シュッ パン


「ストライク」


「う~速い、速い。」


シュッ


「まぁ、打てっけどね」


カーン!


打球はぐんぐんと伸びた。そのままサッカーゴールを超え、


トーン


審判が腕をまわしている。ホームランだ。逆転サヨナラスリーランとなった


向こうのベンチからは歓声が上がっている。


テルはマウンドで崩れた。


そして、


「2対4で山野中の勝ち。キャプテン握手」


「「あーしたっ!」」


「気をつけ、礼」


「「「有難うございました!」」」


「負けちまったから、もう野球出来ないのか」カメがつぶやく。


「くそったれがぁ」アキラが叫ぶ


そこへ


「お前ら、なに言ってるんだ?」監督が言う


「何って、負けたから、創部できないんじゃ・・・」


「なに、言ってんだ。俺はいい試合をしたらって言ったろ。だから、こんだけいい試合したんだから、

創部決定だ!!」


その言葉を聞いて皆は大喜びした。


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