可愛い女子ランキング
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
なんでも許せる方向けです。
特に男性の方はご注意下さい。
でも、コメントで二つほどお見かけしたので、地に足は着いていると思います。
放課後の補習授業終わりに、異性のクラスメイトがどろりとした眼のまま、静かに此方を見詰めてきた。此奴とは小学生からクラスが一緒で、でもそこまで深い関係では無い間柄だった。
「私は凄いブスなので、男子達が可愛い子ランキングとか、ドラフト会議とか見ると、凄い苦しくなるんですよ。あぁ、ただの負け惜しみなんで、深く考えないで下さいね」
其れを聞いた時、思わず背筋に冷たい汗が伝う。
クラスの男子で、『可愛い女子ランキング』について盛り上がったことがある。最終局面で紙に書いて、話題にしたのだ。『あの子可愛い』『毎日抜いてる』『彼奴はブスだ』『裸で迫られても、抜けない』そんな事を笑いながら話し合った。それなりに楽しい時間だった。そうして其れを紙に書いて、皆で密かに共有した。どうやら、其れを見られたらしい。
「私達をランキングする前に、貴方方のお顔を鏡で拝見して見ては? きっと新しい発見が御座いますよ」
ただそれだけを言い放つと、俺を一人残して去っていく。不興を買ったのは明白だった。
日が陰り出す頃、庭の花壇に水をやっていた。真夏日という事柄、朝だけの水では足りない様で、最近は専ら夕方にも水をやる。すると、お隣の女の子が学校から帰ってきた。そして開口一番、非常に硬い口調でそう言い放った。
「女子もマウントは取りますよ。でも……男子って結構露骨では御座いません? 彼奴に勝ちたい、彼奴を打ち負かしたい。その闘争心が、強いと思うのですよ。例えば『可愛い女子ランキング』とかね」
視線が冷たい。心底軽蔑する様な鋭さがあった。まるで『お前もそういう事をしただろう』と言うような。
「何か……あったのかい? 巻き込まれたのかい?」
「えぇ。私は凄いブスなので、負け惜しみですよ」
目を合わせる。それから逸らす。下唇を噛み締めて、頭を抱えた。彼女の言葉にならない複雑な、やるせない気持ちがその態度に全て含まれていた。
彼女は自分の事を『ブス』だと表現したが、そんな事はない。確かに絶世とは行かないまでも、仄暗く、奥ゆかしい顔立ちは、見る人が見れば絶対にブスとは表現しない筈だ。
「男子のそういうところ、嫌いです。そういうと『お前もランキング』見るだろ。と返すでしょう。知ってます? ランキングって、基本相手側が『ランキングして下さい』って願うんですよ。私はそんなの望んでません。私のクラスメートもそうでしょう」
何時も以上にキレのある一言を述べると、私が育てている花に目をやった。少しだけ憐れむような目をしているのは、この花々が少し草臥れているからだろう。
「君は此処にある花を綺麗だと思う?」
「ええ。上向いて無くても綺麗ですよ。そう言った感性が、彼奴らにはない」
彼女は膝を折って、萎んだ花弁を突く。悪戯するような、揶揄う様な、そんな仕草だった。
「上を向けばも一つ綺麗だと皆様仰るでしょう。でもこうして懸命に生きている時点で、不敬な言葉を吐くべきではありません。増してや願い出てもいないのに、比べるのは失礼というもの」
それからまた此方を見て、ため息を着いた。
「口がある分、人間は醜悪です」
オマケ 口よりも物を言う
「あの子が付箋塗れにしているのは、単純にファンだからではないと思いますよ。
売れるものというのは、名シーンが確かに多いと思います。が、文庫本一つにそこまであるとは思えません。序盤ならばなおの事。けれどもざっと三十を超える付箋がありました。
恐らく理由は、癖を読み解く為、書き方を習得する為。努力を……している。故、信頼に足ります。言葉だけじゃない」
「よく見ているね。付箋だけなのに」
「それくらい分かりますよ。何年人間見て来てると思うんですか」
以下何でも許せる方向け。
個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。
単純に鬱憤を晴らしたいだけなので、流していただけると。
本当に不快を買いますからね? 宜しいですね? 本当ですよ?
あのね、純粋に不愉快です。
可愛い女子をランキングにするの。
ドラフト会議に参加させられるの。
凄い不愉快です。
其れは私がブスだから。負け惜しみなんですけど。
お前が可愛い格好しないから、そうやって周りにバカにされんだろ? 悔しかったらお洒落しろよ。
と言われそうですが、ぶっちゃけ論点が違う。
ランキング自体が不愉快です。
願い出たらまだしも、勝手にランキングされて、勝手に馬鹿にされて、純粋に失礼かと。
生きてる人間に、不敬を感じさせるような物言いは気に入らない。
そういう話でした。
さて、難のある性格を晒して好感度下げるのは此処までにして。
オマケは今日のショート動画から。
でもパクリになってしまうので、少しアレンジ加えました。
口にしなくても何となく分かるんですよ。
付箋した書籍を持ってくると、相手が何を見ているか。
量が少なければ名シーンかな?って。
多ければきっと、勉強する為にやっているのかな?
小説だと上手く出来ない表現法を見る為かな?
漫画だと、表情、背景を見る為かな? って。
漫画って、似たような場面から描くことも多いそうなので。
とある先輩が一生懸命似たような場面探しまくってたのを見て、ふと思ったんです。
『あ゛ー!! このシーンあったかー?』って。
そういう人を見ると、千の言葉で何かを伝えられるよりも、『信頼出来る』って思うんですよ。