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転生で悪魔になった美少年の話し  作者: 正邪な聖者
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転生で悪魔になった美少年の話し

初めまして。聖者です。まだ若く、思慮が浅かったり、わからない部分等が必ず出てくると思います。

その際、こいつバカだなあ。でいいので、大目に見てくださると嬉しいです。又、助けるかヒントを下さると尚嬉しいです。

では、作品の方よろしくおねがいします。


 僕はいつも通り軽度のいじめを受けている。

 中学校が、始まって最初から受けた。

 最初はいじめてくるのは男子だけだったはずなのだが、女子までも途中参戦して増えた。それは多分クラスのマドンナ的存在の女子の告白を断ったからだろう。

 

 僕の顔は整っていて女顔らしい。それは父親に言われたことであって自分ではよくわからないことであった。

 だが、そのせいでいじめにあっている。それは確かだ。

 

 

 そして、それは突然起こった悲劇だった。

 僕は何気なく、本を読んでいると、いじめてくる連中でも一番過激な奴らがバケツを持って近づいてくるのだ。

 そして、彼らと目が合うと、彼らはニヤリとした顔で、バケツに入った水をこちらに投げたのだ。

 本と僕はいじめてくる連中によって濡らされた。ここまでの事は初めてだ。

 不快だ。物凄く不快だ。初めてここまで不快に感じた。

 それは、初めて親に貰った物を濡らされたからなのだろう。

 これはヤバイと自分でも思った。何を思ったのか、いじめてくる連中のリーダーの胸倉を掴んでしまったのだ。

 

 そして彼はこういったのだ。


「何もそんな怒ることないじゃないか」


 ニヤッと笑いながら。

 この言葉を聞いた後は何も覚えていなかった。

 


 気づいたら自分の家に居た。最悪な気分だ。手を見てわかった。理解してしまった。そんな中僕はこう思った。

 

 もう、これで学校に行けない。

 

 親に何と言えばいいのか、少ない金をやりくりして、行かせてもらったというのに。

 あぁ、これしかない。と思った僕の行動は早かった。

 ここは都会だ。高層ビルなんてどこにでもある。吹き抜けのショッピングモールへ行き、僕は落ちた。そして、落ちるときに感じたのは、親への感謝や、こんな自分でごめんなさいという、言葉にできない感情だった。


「やあ、目が覚めたかい?」

 

 目の前には、狐を人型にしたらこんな感じなのだろうといった感じの女の人がいた。そんなキツネっぽいのだが、何故か神聖な感じがするのだ。

 

「ここは…?」

「君たちがよくいう天国というやつだよ。それより、自分が誰だか思い出せる?」

 

 記憶を思い出そうとしても、残念ながら靄がかかる。


「その顔からして、思い出せなかったようだね。じゃあ、思い出させてあげよう。君は自殺したんだ。飛び降りて」


 そうだ、自分を全て思い出した。いじめられてて、仕返しをして、そんな自己満足で勝手に自殺したんだ。


「うんうん、思い出したみたいだね。」

「うん、思い出したよ。それで、あなた誰…?」

「私の名前は、教えれない。でもこれだけ教えてあげる。私は神様。そこそこ偉いんだ」

「神様!?」


 ビックリした。絶対これ以上に驚くこと人生にないよなぁ。まあ死んでるけども。


「そ、私は神様。それでね、君を輪廻の輪から多少外して他の世界に持ってくためにここに呼んだんだ」

「え、どういうこと?」

「君を他の世界に持って行くために、持って行くために多少順序がいるんだ。そしてそれには君の意思がいるんだ」


 聞いてて思ってたことが僕にはあった。まあ、聞いてみよう。


「それはわかりました。それで、何故僕なんでしょうか?」

「うーんとね、君はかわいいし、その世界に適応できる潜在能力が高いな、というかインフレしてると思ったからかな」

「へ?」

「まあ、そういう反応にはなるよね。それでどう? その世界に行ってみたい?」


 そんな問いが僕に来た。僕はもう、一度死んでいる。結局のところ、行ったってまた死ぬのだ。そして、またいじめられるのは嫌だ。だが…


「お断りはしたいのですが…。でも、どうにも楽しそうなんです」

「そっか。その気持ちは受け取らせて貰ったよ。てことで、転生決定で。まあそれで、君たちの世界にある小説とかである定番のスキルなんだけど、君は特別、最初からあるんだよね。それで、適正が闇魔法特化なんだけど異様にレベルが高いんだよね」


 勝手に話が進んでいる。よくわからなく思いもよらぬワードが出てきた。なんなんだろう、魔法って。多分、某映画とかである、杖から放つ何かみたいなやつなのかな。


「てことで、闇魔法が初期になるんだよね」

「そうなんですか……?よくわからないです」

「それにプラスで、5つまでスキルを付けられるんだけど、希望ある?」

「そもそも魔法ってよくわからないんですけど、できればまず他の世界に行くということなので、できれば自動翻訳みたいなのあれば…」

「OK、言語魔法ね。効果としては言語をすべて理解できるよ」

「すごいですね、じゃあそれでお願いします」

「他は何かある?」


 僕は、テンプレというのを知らない。そもそもあるのか知らないが……。まあ、この天国にいるという現状がテンプレから大分外れている気がするけど。


「テンプレはありますか? それとオススメを教えてほしいです」

「まるで、飲食店で物を頼む時みたいだね。 テンプレは、鑑定とかだね。 私個人としては、悪魔召喚とか君に似合っててオススメかな」

「じゃあ、オススメと、鑑定をお願いします」

「ほいほい、んじゃ、あと二つだねー」

「じゃあ、後はランダムにできますか?」

「別にいいけど、折角無双できるチャンスだよ? いいのかい?」

「分からないので、大丈夫です」


 正直悪魔召喚というのが、言葉のまんまの意味でしかわからないけど、平穏に生きていれば使う道が無いのだろう。と、今の僕はおもっていた。


「んじゃ、これを引いて」


 そういうと、抽選箱らしきものが、神様の手の上に出てきた。どうやったんだろ? やっぱ魔法なのかな?


「ビックリした顔してるね。これは収納魔法だよ。一般的には全くと言っていいほど使われてない魔法なんだ」

「そんな便利な魔法があるんですね」

「うん。んじゃ、これ引いて」

「はい。」


 丸いボールに、「時魔法」、「破壊魔法」と書いてあった。


「おぉ、中々面白い魔法だね。時魔法は、一定時間止める魔法だね。もう一つの方の破壊魔法は、物体を破壊する魔法だね」

「そんな強いそうな魔法引いたんですか?」

「ていっても当然、時魔法は止めれるのは精々3秒だね。それと、クールタイムは3時間かかるよ。破壊魔法は物体に限定されるってのは、代償がいるからなんだよね。」

「そうなんですか。魔法ってそこまで便利ではないのですかね?」

「時魔法の3秒でも結構戦闘時には強くはあるし、破壊魔法は代償は同価値のものがいるだけなんだ。で、人を破壊しようと思うと、代償が生物に限定されるのさ」


 戦闘なんてしたことなんて、一度もない。まず、喧嘩なんてもんもない。死ぬ前のあれ以外という話だが。


「転生すればきっとわかるさ。 あと君は私のお気に入りということでプレゼントを何個か用意しといたよ」

「そうですか。ありがとうございます」

「あと、必要そうな世界に関しての説明はガイドにあるから熟読とはいかなくても、軽く聞いといてね。そうでもしないと、詐欺とかいろんなことに巻き込まれると思うし」


 そう言われて僕は少し躊躇したがやはり一度死んだ身だ。次の世界が魔法を使う様な世界であっても、関係なく生きていこうなんて思えた。それと、説明を聞く? なんのことだろ。後、詐欺とか色々ってなんだろ。まあ、いっか。


「じゃ、レッツゴー!」


 そう言われた瞬間に僕の身体は綺麗な光に包まれて存在が薄くなっていった。


「神様、色々ありがとうございました。」

「気にしないで、私の気紛れだから。 それと、何か悩んだら教会へ来てくれれば、アドバイスできるかもしれないっていうの覚えといて」


 そう言い終わったと同時に身体はもうそこにはなくなっていた。


書かせていただきましたが、どうでしたでしょうか?

自分としては、結構頑張ったつもりです。

評価、コメントお待ちしてます。それと、誤字脱字、違和感など、ありましたら、一言お願いします。

よろしくおねがいします。

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