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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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お前は何も言わずに去って行く

作者: 笹門 優
掲載日:2026/10/09



 お前は去って行く


 無言のまま


 ワタシに背を向け 何も言わずに去って行く 


 颯爽(さっそう)と


 そう言うしかないのだろう


 立つ風は爽(さわ)やかに


 まるで一陣の風の様に その場に背を向け去って行く


 お前にはもう用はない


 そう言わんばかりに姿を消していくお前に ワタシはただ涙するしかない


 いや それも当然か


 ワタシはお前を労(いたわ)りもしなかった


 ただあるがままに受け入れ それが普通だと風雨(ふうう)に曝(さら)し続けた


 守ってやれば良かった


 労ってやれば良かった


 そんなもの先に立ちはしない ただ悔いるだけの今


 ああ 友よ


 我が友よ


 長い友と そう書くものよ


 お前はもう戻ってこない


 薄ら寒い頭皮には決して戻ってこないのだ



 心が寒いよ……

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― 新着の感想 ―
海繋がりで、次は防波堤の話かな?(テトラポットとか)と思いきや……。 髪の話でしたか……。 ああああああああ。( ノД`)… 切ない。
長き友との別離というのは何とも切なくて悲しいですね。 毛というのは弱い部分を守るために生える物なのですが、直撃を食らったらアウトな頭部の守りが薄くなるというのは色々と解せませんね。
 そう考えると、スキンヘッドがかっこいいひとは、得ですね!  私のイチオシはマルセル・ヤコブさん!
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