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メイクと服装を変えたら!?

中性ホストの脳内

Мから「俺の姫Kちゃんを俺の横にいるのに相応しくなれるように更生してくれ。」と頼まれた。

こんなにズボラな女の子がいるなんて驚いた!


僕は男に生まれても、化粧やヘアメイク、服装にこだわって、すごい苦労をして自分を磨いて生きてきたのに!


目の前にいるこの人は女性なのに、顔立ちもいい方なのに化粧も薄いし、服も地味だし、美人なのにイモみたいだ!

このままではダメだと僕が気づかせてやる!!


「Kさん!少しよろしいですか?大事なことなんですけど、

Kさんって化粧薄いじゃないですか?」


「えっ!?そうですか!?」

ガーンと衝撃が走りました!ホストの人にそんなことを言われてしまうなんて…。


「ちゃんとメイク習った方がいいと思いますよ!!」

なぎさ君は静かに笑っている。


「えっ!?」


「それからカラコンをしてからメイクするといいですよ!カラコンを付けただけで整形級に変われます!」


それから、なぎさ君から色々とアドバイスをもらった。私に合った洋服は原宿に行けば買えるとか、メイクの解説動画を見るとすごく参考になるとか、あとはこれを実行に移せば私は変われるかな?


2週間後。LINEやり取り

「Mさん!私、明日はいつもとは違って、しっかりメイクして服装も変えて行くから!気に入ってくれるかな?」


「お!?そっか~!Kがちゃんとメイクしたところ見てみたいな~!明日もいつもの時間からよろしくね!」


4日目の夜

今日はいつもと違ってカラコンをつけて、メイク濃いめで目には赤いアイシャドウを塗ってみた。これって赤すぎないかな…自分の顔じゃないみたい!

服は原宿で選んだ黒白ロリータ系を着てきた。


この格好で慣れないせいか、ドキドキする…。

「お待たせ~!今日も来てくれてありがとう!その服とメイクすごく可愛いよ~♪Kはそういう姫らしい格好の方が似合うよ!」


「ありがとう!」不安になった自分が馬鹿だった。このメイクと服装は歌舞伎町のホスト達に好かれる制服で堂々と歌舞伎町を歩ける格好だった。


「あっ!LINEで呼ばれたから、ヘルプ行かないと!ごめん、待ってて!」

あっ!またすぐにMさんは行ってしまう。。

もう~~っ。。


入れ替わりに中性ホストのなぎさ君が今日も卓に来てくれた。「こんにちは!今日もご一緒させていただきます!おっ!!メイクばっちりですね!それにその服装って僕好みじゃないですか!?」


「なぎさ君、褒めてくれてありがとう!」

今日のなぎさ君の目の奥を見ると私に敵対する心はもうないようだった!


それから、しばらく私となぎさ君は普通の友達感覚で仲良く話した。メイクと服装を変えただけでこんなにも人の態度って変わるものなんだ!


「だから、僕が言った通りにしてみて良かったじゃないですか!せっかくの美男美女がだよ!メイクもおしゃれも何もしないで、ただみすぼらしく薄汚れて朽ちていくなんて!そんなもったいないことありますか!?」


「はい…これからは外見も磨きます…」


「Kさんはいつも自炊で何を食べるんですか?」


「バーモントカレーの中辛を作ります。」


「僕もバーモントカレーの中辛美味しいから良く食べるんですよ♪カレーをさらに美味しくするにはタマネギを細かく刻んで、ハチミツを少し入れるといいですよ!」


「そうなの~!?今度やってみます~♪」


「Kさんはこれから挑戦してみたい服装はありますか?Kさんならチャイナドレスも似合うと思うんですよね!その赤いシャドウのメイクとも似合うし、いいと思いますよ!

チャイナドレスなら横浜の中華街にあるでしょう?」


なぎさ君は上機嫌で話し続けている。

「僕、Kさんと一緒に中華街に行きたいな~♡今度ナイショで行かない?お揃いのチャイナドレス着て♪食べ歩きは肉まんがいいかな?2人でプリクラも撮ろうよ!」


「えっ!?本気ですか!?」

すごく嬉しいけど、私にはMさんがいるし。。。

でも、なぎさ君ならチャイナドレス着ても違和感ないし、女性同士にしか周りには見えなくて、実は男と女とか!そんな組み合わせってなんか夢みたい。。。


「冗談だよ~!!でも、わかんないよ!歌舞伎町は何が起こるか分からないから、ホント!」

「か、考えておきます。。!」


そんな感じで、その日の夜は無事終わりを迎えました。


なぎさ君はテーブルから離れる時も満面の笑みで手を振っていた。「また、今度も僕この卓につきますよ~♪」


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